レディ・ジョーカーのレビュー・感想・評価
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今はなき、川崎競馬場3号スタンド
ほぼリアルタイムから20年振りに再見しました。原作は読んでないです。
こうして少し前の日本映画を観ることは、内容以外でもたくさん楽しめますから大好きです。
思い出した過去の記憶。タバコの吸い方、携帯の古さ、公衆電話の多さ、同和問題の扱い、総会屋、パチ屋と北朝鮮の関係、車の種類などなど。女性のファッションはもうバブルチックは終わってましたね(当たり前か)。
俳優さんも皆さん若い。鬼籍に入られた方も多数。長塚京三さん、まだまだ活躍をお願いします。徳重さん、今はどうしてるのですか。石原プロ無くなりましたっけ。
チームレディジョーカーの集合場所、川崎競馬場の3号スタンドは本当によく行きました。あそこの3階にいつも陣取りました。しばらくして、3階が閉鎖され、その後全館閉鎖され、やがてブッ壊して今はスーパーです。汚くていい雰囲気(川崎競輪のホーム側スタンドみたい)あったんですよね。タンメン屋さん(吉川と吹越が食べるシーン)は2号館に移りましたね。
何気に、渡さんの薬局、あの辺りに当時は上客がいましてよく営業に行きました。
映画はとても面白く観ました。長い原作なんでしょう、無理やり終わらせている感もありました。
その高村薫の原作はまだ読んでないが、青森の同和部落出身者が大手企業...
その高村薫の原作はまだ読んでないが、青森の同和部落出身者が大手企業に就職差別されたのを理由にその大手企業に復讐する内容と思うが、在日も大卒でも就職が厳しいそうで、また右翼が大手企業に同和部落地名総覧だったか、それが書かれたその冊子を高額で売っていたそうで、当映画内で渡哲也の親類の不自然な突然の死や地味な薬局勤めやビール瓶に色が違う液体を注入し蓋をする場面や競馬場の客席に仲間なのに仲間じゃない風に集う場面もありましたが、最期がトラックドライバーの大杉蓮がその競馬場の客席に身体障害者で車椅子の自分の娘を置いて行き、代わりにその渡哲也がその身体障害者のその娘を乗せたその車椅子を押して行きますが、また当映画の製作が日活ですが、その日活という映画会社というのがピンク映画に移行し、その後に実際に本番をするアダルトビデオが誕生しましたが、当映画の主演の渡哲也もその日活所属の俳優だったと思いますが、
謎が多くて。原作への導きか?
ちゃんと知りたければ原作を読もう。原作へのイントロダクションと理解した。だから謎は深く追求しないと言いたいが、犯人グループの結成プロセスと、行方不明になったメンバーぐらいはもちっと描写してほしかったな。
僕らの世代は、グリコ森永事件に行きついてしまう。あの現実の事件も謎だらけだったので、ある意味わかる気もする。
この時代、渡哲也の枯れた老人役、やっぱりいいね。菅野美穂は抑えた演出だったのか、さえない役作りだったと思う。物故された名優たちに拍手。
そうそう、黒澤の名作「天国と地獄」を思い出した。最下層で虐げられていると解釈する犯人像、東北の雪山と西陽のあたる暑い部屋。店に前から仰ぎ見る会社ビル、部屋から山の手の邸宅が見える。舞台は違えどもデジャブ感。
グリコ・森永事件
2024年5月4日
映画 #レディ・ジョーカー (2004年)鑑賞
ビール会社社長が誘拐された。犯人は競馬場で知り合った社会の片隅に生きる<レディ・ジョーカー>と名乗る5人の犯人
#徳重聡 と #吉川晃司 はお互いの役を交替した方がよかったのではないかと思いました。何となくあってなかった気がした。
要らないシーンが多かったのではないか?
昔本で読んだが改めて映画で観てみた。あの長い原作を120分に纏めるのは難しいに決まっている。しかしその割には要らないシーンが多かった。高村薫の作品は暗いものが多いがこれも同じ。原作を読んでいない家内に色々質問されたが正直内容を覚えておらずほとんど答えられなかった。少なくとも哲也は適役か。彼を含めて亡くなってしまった懐かしい顔が見られるのは嬉しいが、面白い映画とは言えない。
犯罪をベースにした「人間ドラマ」です。
ビール会社を脅迫する主人公と、その仲間の人間模様を描く物語。
「マークスの山」に似ているな~と思っていたら、原作者は同じ方のようですね。
サスペンスというよりは、犯罪者達の人間ドラマを中心に描かれていて、スパイスとして歪な警察組織が描かれています。
高く評価されている原作のようですが、この映画はサスペンスとしては面白みに欠けるのが残念なところ。
合わせて、人間ドラマとしても、主人公以外の描かれ方が不十分に感じてしまうのも残念です。
ただ、一番残念なのは、本来の主人公である合田に徳重が配役されていること。どう考えても力不足で重みを感じません。渡哲也とセットでの起用だったと思いますが、情実が見えてしまい、興が削がれてしまいました。
しっかりと作られた映画だったので残念ですが、少々低めの評価です。
渡哲也さんを偲んで
原作未読
読んでみようと思う気がしなかった
あまり好きな作家ではない
映画館では鑑賞せず
2004年の作品
16年前だ
古いようでそれほど古くないがやはり古い
ガラケーだが携帯電話が普及しているので最近にも感じるがそれもだいぶ前の話だ
珍しく映画出演している菅野美穂も若い
レンタルで準新作になってから借りて以来2度目の鑑賞
『マークスの山』もいまいちだった
この作家は本当に面白いのかと疑う
『長崎ぶらぶら節』を借りようと思ったが貸出中なのでこっちを借りた
出演陣は割と豪華な顔ぶれ
名脇役の宝石箱
好きな役者の芝居を楽しむことを一番の目的にしている大衆的な僕のような映画ファンならそこそこ楽しめるかもしれない
そうじゃない人には時間の無駄で地獄になるだろう
おすすめできない
内容は重く暗い
映像自体暗い印象もあった
一切の明るさを排除してしまった作品
重厚のようだが噛んでも噛んでも味が薄い
薄っぺらい左翼臭プンプンの陰鬱映画
左翼だからダメというわけではないがなにかが違う
いまどき部落差別絡めてもピンとこない
塞がりかけた傷をかきむしる行為に意味がない
公開当時としてもずれていた
どうせやるならもっと掘り下げてピンポイントで深い愛がないといけない
週刊朝日のような行為が一番最悪だ
朝鮮人もねじ込んできたのは欲張りさんで完全な蛇足
監督や脚本家が悪かったのかも知れないがそれよりも企画段階で問題があったのでは
映画化に向いていない作品だったのかもしれない
ミステリーがすごいで映画化になったものは失敗作が多いような印象があるが気のせいか
ドラマ版は好評のようだ
2時間では収まりきれなかったようだ
日活さんとして気合が入った大作だったのかもしれないが空回りな残念賞
ミステリーとかサスペンスはもっと軽い気持ちで肩の力を抜いてサクッと制作するべきだろう
やっぱり渡さんの代表作は西部警察と生ダラのドッキリだと僕は思う
徳重くんは渡さんのバーターかな
あと加藤晴彦って最近見ないなあ
どうしちゃったのかな
日活撮影所創業50周年記念映画らしいが、所縁の人が少ないのはこれいかに
高村薫の原作は未読だか、結構な長編の様子なので、どうしても省略された部分が、なんとなくわかってしまうダイジェスト感があり、サスペンスは弱めだと思うが、役者のアンサンブル的演技で、あまり気にならない位に、見事な群像劇になっている。
渡哲也兄貴の円熟した演技と存在感がホントにいい。加藤晴彦(好演!)との擬似的な親子関係などもドラマに厚みを与えていると思う。
日活撮影所創業50周年記念映画で渡哲也の映画主演作なので、個人的にはもっと当時存命の日活出身の俳優さんが出てくると期待したが、色々問題があるのか姿が見えずに、そこの面で寂しさを感じた。
そういえば、日活創立80周年記念映画で「落陽」てのも有ったが、あれも混迷した作品で馴染みのない人が多く関わっている印象だった。
うーん☹️
原作が上中下、3冊の長編、それを121分にするのはやはり無理がある。5人の犯人が犯行に至った経緯や感情があまり描かれていないし、合田の描写も少なすぎ。渡哲也はとてもいい俳優だけれど、物井清三はもう少し疲れた感のあるオヤジくさい方が良かったかも。
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