いま、会いにゆきますのレビュー・感想・評価
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竹内結子さん、あなたを忘れない
死んだ人間が蘇ってくるわけだから、例によってファンタジー色の強い映画なのだろうとタカをくくっていた。しかも最近では、小学生のアンケートで「人間は死んでも生き返る」と信じている子が8割いるとか・・・これによって、生きることの尊さがTVや映画によって損なわれているのではないかと危惧させられる。したがって、この手の映画は子供への悪影響がないか?と、しっかり見極めないとダメだと思う今日この頃なのだ。映画館では、観終えた観客にハンカチを顔に当てている女性が多く、「面白かった!」「感動した!」という声に混じって「ラストわけわかんねー!」という声が聞こえてきたのだ。「これは普通の終わり方じゃないな」と期待して観た。
スーパーレイトショーということもあり、眠い目をこすりながらの鑑賞である。途中までは、あらすじ通りであるため眠くてしょうがない・・・「これは多分、長野の諏訪地方だな。祭はいつのことなんだ?」とか、「『恋の門』の松尾スズキだな。漫画でも描くんか?」とか、「4人の子供を放置するんじゃないよ、YOU!」とか、「今年何本の映画に出てんだよ!小日向文世!しかもガラものTシャツが受けるぞ!」とか、つまらないことばかり考えて集中力を高めていった。そして6週間という期間限定の幽霊(?)の滞在が過ぎて・・・「ママーーー!」という佑司の声で目が覚めるものの、「何だよ、泣けないじゃん!」と早くも2点評価の準備をしてしまっていた。そう、すっかり油断していたのだ。
し、しかし、「わーーー!面白い、これ!」と思わず声を出しそうになってしまう終盤20分。ある程度の展開は予想していたが、ウルウルきてしまいそう。そして、そして、そして!これだけでは終らない!タイムパラドクスと究極のSFラブ・ファンタジーへと誘ってくれるというラストの展開は憎いまでの演出です!!終わってみたら、竹内結子をキャスティングしたことが作戦だったわけで、単なるファンタジー映画だと思わせておいて・・・・という内容でした。全く期待していなかったため大満足でした。途中眠くならないようにもっと工夫があれば満点ですね。
天使のような竹内結子
見てないなんて人生の損失です
高校の同級生が両想いだが、想いを伝えないまま大学生に。再会する2人...
高校の同級生が両想いだが、想いを伝えないまま大学生に。再会する2人はやがて付き合うことになるが、澪は病気のため子供を残して死んでしまう。その一年後、絵本に書いてある通り雨の季節に澪がやってくる。記憶をなくした澪だがそれは8年前からやってきた澪だった。20歳の澪は病気で死ぬことを分かっていながら、たくやと人生を共に歩むことを決めたのだ。
ちょっと抜けているたくやとしっかり者の息子の掛け合いにほっこり✳︎
医者のおじさんのたくやのことを考えてるんだか、考えてないんだがの発言がなんかよかった。力抜けた。
ふつうに澪が消えて終わりかと思いきや、最後の最後で急展開を迎えてびっくり。
高校生のときからお互い両想いだったなんて〜
こういうすれ違いものってよくあるけど、最後に結末分かってからうわーそういうことだったんか!あそこで会いそうになってたんだ!って答え合わせみたいなことができるから好き。
曲聞くだけで泣いてたな
純愛
タイトルに込められた意味
久し振りに見たらセカチューより良かった
私事ながら、スマホに機種変して最初のレビュー。
慣れない故、誤字・脱字がありましたら見て見ぬ振りを。
さて、映画の方は…
妻を亡くしたばかりの男とその幼い息子。梅雨のある日、死んだ筈の妻が二人の前に現れ…。
2004年、セカチューと共に純愛ブームを盛り上げた一本。
興行は50億円超えなのだから、いかにこの時の純愛ブームが勢いあったか伺い知れる。
先日レビューしたセカチュー同様、約10年振りの鑑賞。
久し振りに見てみたら、セカチューより良かったかも。
セカチューと違って、ラブ・ファンタジー。
確かに内容は超甘々なのだが、ハートフルで、見た後優しい気持ちに浸れる。
いやもう、竹内結子が最高に魅力的。終始見惚れる。
本作以降戦争映画への出演続き、男臭いイメージが定着した中村獅童だが、こういう素朴な役柄も悪くない。
また、種田陽平による美術は言うまでもなく素晴らしい。
雨と共に現れて、また雨と共に去らねばならぬ妻。
限られた不思議な時間の中で、夫は、妻は、子供は、その思いを確かめ合う。
出会いや結ばれるまで、主に夫の視点から語られる。
終盤明かされる、死んだ筈の妻が現れた理由と、妻の想い。
二人は結ばれる運命にあった。
でも、実生活ではそうはならなかったけどね。
たった6週間の奇跡。霧の向こうの幻
竹内結子の色気が半端ないね。わずかに開いたの目からの笑顔とか、虚ろな顔とか巧いなぁって思った。仕事人だなぁ。キャストもバチっとハマってたからアレだけヒットしたんだろうなぁ。設定としては特に珍しくないかな(笑)
ありがとう 君の隣りは居心地がよかったです
映画「いま、会いにゆきます」(監督・土井裕泰)から。
妻・澪役の竹内結子さんと、夫・巧役の中村獅童さん、
この主人公2人が、まだ高校生の頃の思い出シーン。
席が隣同士だったくせに、お互い片思いだと勘違いし、
告白もせず迎えた卒業式当日、書いて・・とばかりに
彼女から彼へ一冊のよせがき帳を渡す。
その時、彼が書いた台詞が、今回の気になる一言。
これって、とてもわかる気がして、メモをした。
他にも「なんだか落ち着くなぁ」「ベストポジションだね」
という会話も出てくるが、同じことであろうと思う。
学校の席だけでなく、仕事でも、遊びでも、
人には、居心地の良い場所、ポジションがある気がする。
そしてまた、人生のパートナーとして、
居心地の良い相手と知り合えたら、それは幸せに違いない。
誰かと離れることになった時、素直にこう言えたらいいな。
「ありがとう 君の隣りは居心地がよかったです」
泣ける泣ける泣ける
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