劇場公開日 2004年10月30日

「久し振りに見たらセカチューより良かった」いま、会いにゆきます 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5久し振りに見たらセカチューより良かった

2015年2月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

萌える

私事ながら、スマホに機種変して最初のレビュー。
慣れない故、誤字・脱字がありましたら見て見ぬ振りを。
さて、映画の方は…

妻を亡くしたばかりの男とその幼い息子。梅雨のある日、死んだ筈の妻が二人の前に現れ…。

2004年、セカチューと共に純愛ブームを盛り上げた一本。
興行は50億円超えなのだから、いかにこの時の純愛ブームが勢いあったか伺い知れる。

先日レビューしたセカチュー同様、約10年振りの鑑賞。
久し振りに見てみたら、セカチューより良かったかも。
セカチューと違って、ラブ・ファンタジー。
確かに内容は超甘々なのだが、ハートフルで、見た後優しい気持ちに浸れる。

いやもう、竹内結子が最高に魅力的。終始見惚れる。
本作以降戦争映画への出演続き、男臭いイメージが定着した中村獅童だが、こういう素朴な役柄も悪くない。
また、種田陽平による美術は言うまでもなく素晴らしい。

雨と共に現れて、また雨と共に去らねばならぬ妻。
限られた不思議な時間の中で、夫は、妻は、子供は、その思いを確かめ合う。
出会いや結ばれるまで、主に夫の視点から語られる。
終盤明かされる、死んだ筈の妻が現れた理由と、妻の想い。
二人は結ばれる運命にあった。

でも、実生活ではそうはならなかったけどね。

近大