いま、会いにゆきますのレビュー・感想・評価
全57件中、1~20件目を表示
お互いを想い合う家族の物語!
限られた時間の中で、改めてお互いの存在の大事さ、お互いの想いを感じあう。
当時、とても評判がよく、人気だった映画作品。
主演の方々の演技に感情移入したのを覚えています。
大切な人を亡くし、残された側が後悔する気持ちを持ちながら過ごしていく日々に訪れた、
本当ではありえない奇跡の瞬間。そして限られた時間。
起きてしまった出来事のせいではなく、自分のせいで母が亡くなったと思い込む幼い子供の気持ち、大事な人を幸せにしてあげられなかったと自分の病気に悩まされる父。
そんな悲しみに暮れる場面で現れる二人にとって何よりも大切な人。
奇跡としか思えない出来事だと知りながら、梅雨の季節だけだとわかっていても一緒に過ごしたくなる3人の喜びや幸せな様子が画面越しにも伝わってきました。
私にも家族がいます。起業家であり、大切な仕事仲間もいます。
毎日後悔しないように日々仕事に没頭していますが、家族や仲間との時間も大切でかけがえのないものです。
大切な人のために自分が何ができるのだろうかと考える作品でした。
人はだれしも死ぬ時が来る。それまでに、どれだけ後悔のない人生を歩めるかだと思います。
これからも私は大切な人たちのために仕事していこうと思います。
愛に溢れた素敵な作品でした
終盤で明かされる真実、そして最後は家族愛が伝わり泣けます
あれを知って最初からもう一度観たいです
最初の方の戻ってきて段々仲良くなって幸せな生活を送っている姿は観ていてほっこりします。
だけどいつかは別れが来るのだと思うと胸が痛みました。
この作品は愛に溢れた感動できる作品でした。
特に終盤の過去のシーンや、ラストの展開には涙無しには観られません。
そしてこの魅力を最大限に引き出す、キャストの方達がとても素晴らしかったです。
妻と過ごす一日一日がとても大切な時間となった
亡くなった妻が梅雨の間だけ家族の下に戻って来るという非現実的な内容だが、そんなことは関係無しに引き込まれる。梅雨の間だけしか一緒にいることができないから、特に夫の巧にとっては、一日一日がとても大切で幸せな時間で、それを噛み締めながら過ごしたはずだ。同時に、いつか訪れる別れの日のことなど考えたくもなかっただろう。視聴者はそんな巧の気持ちになって観ることができる。 高校のときから巧の片思いかと思いきや、終盤で両思いだったと明かされる展開もよかった。お互い両思いなのに、それを態度に出せない不器用さや距離感がとてもよかった。 今作はロケ地が山梨や長野らしい。豊かな自然の映像美が切ないストーリーにとてもマッチしていたのも素晴らしかった。
後半につれて
後半につれて面白くなります。
途中で巧が澪との馴れ初めを淡々とはなしてそれを静かに澪は聞いていて、雨の季節が終わって澪が残した日記を巧が読んでいます。
すると、ずっと巧の片想いだと思っていた馴れ初めが澪目線のストーリーに切り替わります。
なんと澪も巧にずっと恋してた。
そしてやっぱり片思いと思って学生時代を過してた。お互いに想いあってるのに不器用な2人にとてもキュンとしました。
バースデーケーキを12年間(ゆうじが18歳を迎える日まで)予約するのも感動的。
そして18歳を迎えたゆうじは好青年に成長していた。この先ゆうじも幸せな恋愛をして幸せな家庭を築いて欲しいです。
不思議な恋愛物語
終盤で種明かしをするまで、わからなすぎて思考停止してしまうが、事情を知ると急に面白くなる。 エンディングにかかる主題歌の『花』(ORANGE RANGE)が感動に追い打ちをかける。 竹内結子さんが、演技とは思えないくらい相手役(中村獅童)を好きという氣持ちが伝わってくる。 彼女の立場になって考えてみると、自分の命がいつまでなのか知っていたから、一瞬一瞬を大事に生きたんだろうなあ等と想像してしまう。 余韻が残る素敵なラブストーリー。
父親目線
鑑賞後の気持ち
登場人物の誰の目線で映画を見るかによって、この映画の感想が変わるらしい。
父親目線で観た。多分、男ならその目線以外で観ることは不可能な気がする。
「自分と一緒になったせいで澪は幸せになれなかった。」父親のこの考えに共感します。「あなたといて幸せだった」って愛する人に思われる。これが彼女、妻がいてくれる男にとって最上の幸せだと思います。そのために頑張れるし、頑張りたいです。でも、その思いと現実のギャップに苦しんでしまう。その人を愛していれば愛しているほど、現実とのギャップは大きくなる。いくらその人が幸せ、幸せだったと言ってくれても、そのまま飲み込めない。多分死ぬまで幸せにできたって思えない。だから頑張り続ける。その人が生きていればの話ですが。
妻が死んでしまったら、どうやって自分は彼女を幸せにできたって思えるのでしょう。この映画では実際に妻の口から聞くことができたため、時間が経って自分が死ぬ時にくらいなら幸せにできたって思えるかもしれませんが、実際にこういう状況になった時に、どうやって生きていけばいいかわからなくなってしまいました。
この映画を観て思ったことは、「絶対に大切な人より先に死にたい。」です。
大切な人を幸せにするために妥協を許さず頑張り続けて、死ぬ直前に俺と一緒にいて幸せだったって言ってもらいたい。って思いました。
鑑賞後の心の変化
なるべく長生きしたいって思ってたけど、大切な人よりは絶対に早く死にたいって思った。
彼女が隣にいてくれるのは当たり前じゃない。全力で幸せにする努力をする。
鑑賞後の行動の変化
俺が死ぬまでは、俺と一緒にいることが彼女にとって1番幸せだと思ってもらえるようにする。
好きなシーン
お風呂で息子に「お母さんと一緒にいられる時間を大切にしよう」って言うシーン
嫌いなシーン
陸上の大会で不正に気づかない無能な運営
愛
自分は母がおらず、祖母が私が小さい頃に見せてくれた映画でした。
小さい頃は、お母さん帰ってくるんだ、とか帰ってこないのかな、という感情ばかり覚えてます。
大人になって見たら、ラブストーリーだったと初めて知りました。
自分が早くに死ぬ事を分かっていながら、違う道に進めば死なないかもしれない可能性もあるのに迷わずあの2人の所に行くのが本当に感動しました。
結婚した今、私も絶対にその選択をする。
同じ映画だけど2つ見たような感覚になれた映画でした。
隣は、いごこちがいい
エンドクレジットで流れるORANGE RANGEの「花」が、とても印象深いファンタジーラブストーリーです。 妻(竹内結子)を亡くして1年、また雨の季節がやってきた。 不器用な夫(中村獅童)は、一人息子(武井証)と暮らしていた。 ある日、妻が戻ってきた・・・。 主演の二人はもちろん、子役の武井くんもとてもいい。 何回見ても泣かされる。
竹内結子さんが美しい
改めて美しい人が逝ってしまった・・・と、悲しい気持ちになりました。 でも、この映画の中では、24歳の若さの竹内結子さんが、永遠に輝き続ける ・・・親族の方には残酷なことかも知れません。 最後まで映画を観ると、澪(竹内結子)は巧(中村獅童)の事を、高校一年の はじめて見た時から好きだったのですね。 初恋でした。 巧よりむしろ恋の成就を望んでいたのは澪で、澪の願いを叶えてくれたのが、巧だった ・・・そう思えて来ます。 澪は巧と結婚して佑司を授かり、27歳の若さで病死してしまいます。 「一年たったら、雨の季節に又戻ってくるから」 と、言い残して。 澪が帰ってくる6週間の日々が愛おしいさ。 宝物のような邂逅の日々。 この6週間の再会があったからこそ、巧も佑司も残りの日々を生きられたのですね。 澪が現れる廃工場が、ファンタジーのようにレトロで美しい。 悲しいストーリーなのに、なぜか癒される映画でした。
大切な人がいる幸せ
自ら進んでこのような作品は観ないが勧められたので鑑賞。 まず、平岡祐太の演技大丈夫か?と心配になり、よくキャストに選ばれたなと思ってしまった。 しかし全体を通すと出てくるシーンは少なくこれでいいのかと納得できた。 逆に子役の武井証の演技が素晴らしく本当に可愛い子だった。この子の演技が涙を誘う。 美山加恋も出ていて懐かしい気持ちになった。 所々笑えるシーンもあり観ている側の感情が操られてしまった。 過去の結婚するまでの会話や回想シーンは個人的には好きである。 竹内結子がケーキを12年分買うのも心が締め付けられる。今は本当にいないのだと全体を通して不思議な気持ちで観てしまった。 一人で鑑賞したが好きな人、大切な人と一緒に観ることを勧めたい。
梅雨の時期になると見たくなる映画
不器用な巧を演じる中村獅童と、しっかりものの澪を演じる竹内結子が、 切なくも温かいドラマを演じています。 途中からファンタジー要素が入ってくるので、少し違和感がありましたが、最後のシーンは松谷さんの音楽とあいまって、涙腺崩壊ものです。
純愛って感じでした。 ラストまで全てが繋がるとさらに大きな愛に恋に...
純愛って感じでした。 ラストまで全てが繋がるとさらに大きな愛に恋に切ないけれど素敵だなって思った。 一生のうちでこんな人と出会える確率はどのくらいなんだろうと思うと、それってやっぱり奇跡ですごいことなんだろうなって。 単純なストーリー展開ではないところが、おもしろさを増している。 ひまわり畑のシーン、素敵だったなぁ。 切ないけれど、大きな愛情に温かさを感じる素敵な映画でした。
生まれて初めて泣いた映画
学生時代に友人と観に行き、生まれて初めて映画を観て泣いた作品です!! 主演は竹内結子さんと中村獅童さん。 これからの梅雨入りに合わせて、映画も梅雨の時期のお話で心温まる作品です!!
脚本と演技が酷い お涙頂戴 悪改編ばっか
酷い部分
・お涙頂戴にしたいのか、原作から乖離した無駄な描写が多い
その癖、原作にあるような、現実に生きながら不器用に生きている描写が全くない
・医者 お前さー原作に存在しないくせに原作壊しまくってるよな 消えろ 演技も微妙
・常に流れ続けるよくわからんBGM
・俳優の演技の下手さ
・主人公の性格が変わりすぎている
主にてんかん的な症状の部分が全く描かれていない ただの人間になっている
・やすっぽい長編ドラマみたいになってる
・日本離れしたファンタジーな田舎の描写
原作は普通の市街地だったら…なんだこれ
とにかくひどい 原作レイパー作品
あと無駄な緊迫感持たせたいのか無駄な人混み迷子イベント クソすぎる こんな描写ねーよ
そもそもてんかんのせいで、人混みは避けてるタイプだったろ原作
ほんとに本読んだのか?
今、この映画を思い出すと辛い
オレンジレンジの主題歌とPVが好きだったので観た映画であったが、ストーリーは想定外の展開だった。一種のタイムスリップもののオチはやや強引な感じがする。
竹内結子が魅力的な映画でもあったが、今思い出してこのレビューを書くのが辛い。
14位/443 2021.05.17現在
邦画の実写では1番好きです。 自分は邦画を映画館に観に行くことは とても少ないんですが 当時、お付き合いしてた人が 観たいということで 仕方なく行きましたが 仕方なく行った自分の方が 大号泣しました。 しかも、当時、独身だったから 今、子供いる状況で観たら もっと泣くと思います。 正直、ファンタジーは そんなに好きではないんだけど この映画は許せる。 まぁ基準は、自分でも分かりません。 中村獅童さんも苦手だけど この映画では素晴らしい! 竹内結子さんも美しい。 1つ1つの言葉も胸に沁みる。 もう20年近く前の話ですが 当時、感動しすぎて色々調べて 撮影されたケーキ屋さんとか 湖とかにロケ地巡りしました。 そんなことしたのはこの映画だけ。 ただ、良い映画なんだけど 観るのはしんどい。辛いもん。 幸せな雰囲気で終わるけど ハッピーエンドでは無いよね? ORANGE RANGEも好きじゃないけど この歌は映画とマッチしてて 聞くだけで泣けてきます。 子供が成長したら一緒に観たいな。 以下、 超個人的主観による駄文のため 盛大にスルーしてください (RG風) いまあいのあるある言いたい♫ いまあいのあるある早く言いたい♬ いまあいのあるある今から言うよ♪ 子供が出来てケーキ屋さん行くと 何年か先まで予約しようか迷いがち♩ 備考 点数は自分が 生まれてから現在まで 観た映画をランキングにして 相対評価で点数付けてます 上位と下位から順番に 感想書いてます 初回鑑賞年齢→23歳 (2021年時点40歳) 初回鑑賞場所→映画館 鑑賞回数→がっつり2回 所々3〜4回 記憶度→90% マイ映画ランキング 2021年時点 全映画中→14位 邦画部門→1位 ロケ地行った映画部門→1位
16年経っても最高の映画
アマプラにて。 当時高校生で当時の彼氏と映画館へ見に行った思い出。 なんとなくのあらすじは覚えていて、でも細部までは覚えてなくて、泣いたかどうかも覚えてない。 なんとなく感動系の話が観たいと思い鑑賞。 結果、自分史上最も泣ける映画に認定。 なぜか最初から既に泣いていた。最初から最後までずっと泣いていた。 母になって、いろいろなことを考える。 ちょうど子供は2歳。子供と夫を残して死ぬなんて、できない。したくない。そりゃ一年後に戻ってきちゃうわ。 何を伝えよう。何を残そう。何を教えよう。 いつ死んでも後悔しないように、毎日を大切に過ごしたいと改めて思った。 全てが素敵な話で、素敵な出演者で、素敵な音楽と風景に癒された。 もうすぐ梅雨の季節ですね。竹内さん。。。
竹内結子を偲んで
2004年公開の作品 映画館で観ることはできなかったが05年にレンタルDVDで初鑑賞 それ以来15年ぶりの鑑賞 日本でその後テレビドラマにもなり韓国でリメイクされ映画にもなった 竹内結子の代表作といえばこれ 面白い 泣けます ぜひ観ましょう 一部の人が中村獅童の芝居に酷評していたが僕は共感できなかった むしろうまい 秋穂と書いてなぜか「あいお」 息子が父親をたっくんと呼ぶことに違和感を感じた クレヨンしんちゃんのみさえとは違う まっいっか 澪と巧の高校時代を演じた大塚千弘と浅利陽介が2人にかなり寄せていたのが当時嬉しかった こういうのはだいたいが全然違うじゃんと思いながらも渋々受け入れてきたけど本当はこのくらいやってほしいんだ 医者役の小日向文世がいい感じ 獅童のおじさんも登場 もっといい役をやらせてほしかった 萬屋錦之介の弟だぞ 澪の一言に「何言ってんだあんた」とちょっとキレるケーキ屋さんを演じる松尾スズキが面白かった 担任役のYOUが「わかった。行きなさい」と言った時の表情が印象的 ひまわり畑のキスシーンが良い 答え合わせというか日記という形での澪の告白が涙を誘う 傑作です 全国のレンタルビデオ屋さんに必ず置いてほしい作品です
原作超えの代表的作品!
竹内結子さん追悼の意味で再鑑賞。 正直なところ、原作は本旨から逸脱した 余分な要素の多過ぎる稚拙な小説 だと個人的には思っているが、 それを上手く改変し高尚なレベルに高めた 映画スタッフに感服している。 (改変の経緯については 原作文庫本の巻末に記載されています) そもそもタイムスリップ物は リアリティの欠如した話だから、 それを重視する私には 本来浸りにくい世界だが、 例えば、映画では 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」等や 小説では宮部みゆきの「蒲生邸事件」等は、 理屈を超えて 抵抗なく没入させてくれた作品だ。 この作品の評価として、 敬愛するキネマ旬報では邦画43位と 決して高くないが、私は大好きな作品で、 『そんな顔しないの』『大丈夫よ、私達は』と、 自分の短い人生を知った上で 恋人を諭すひまわり畑での 竹内結子がたまらなく素敵で、 返すがえすも彼女の死が悼まれる。 再鑑賞に当たっては、 タイムスリップとして描かれている事象は “啓示”と解釈出来ないか、 自分が亡くなるまでの運命の把握は全て タイムスリップに依るものなのか、 また、 全ての記憶を失ってのタイムスリップ の本旨への是非は、 などを確認しながら観た。 結果、 運命を知るのは“啓示”だった訳では無く、 タイムスリップで会った彼と息子からの 情報と自分のDIARYから全てを知った ことの理解で良さそうで、 短いながらも愛する人達との人生を まっとうするために ひまわり畑に向かったものと確認。 そして、感動を新たにした。 ただ、 彼女がタイムスリップする際に 自分の全ての過去を忘れているという原作 を映画でも踏襲したが、 事故前の記憶は持ったまま、 つまり20歳までの彼との記憶は持ったまま タイムスリップして二人に会う設定の方が 良かったのではないかと思っている。 そうでないと、三人一緒の写真を見せられ、 『貴女は私達の妻で母だ』と告げられても、 すぐに一緒に生活を始めるのは? とか、 彼女がタイムスリップから戻った時の 『あなたにもう一度、恋をしたわ』という、 語りとの符号の意味でも 事故前の記憶があったとした方が自然だった のでは、と個人的には思っている。 もう一点は、これも 原作に引きずられたのか、 彼女が彼の事務員に会う蛇足的なシーンだ。 全体的に優れた脚本化だったと思うが、 どうせ原作を大きく改変しているのだから 原作者に遠慮なくこれらの手直しもあったら よりリアリティ感が増し 更に感動的だったのではと思うと共に、 それが専門家に高い評価を得られない 原因のひとつでもあったのかなと 想像もするのだが どうだろうか。 しかしながら、 タイムスリップ物の中では、 この映画は何とも心地よい余韻の感動作で、 原作を超えた映画の中でも 代表的な作品ではないかと思う。
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