NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE

劇場公開日:2004年8月28日

解説

藤子不二雄Aの人気コミックを実写映画化、現代の東京を舞台に伊賀の里から修行にやって来た忍者の活躍を描いたコメディ。監督は「世にも奇妙な物語 映画の特別編/携帯忠臣蔵」の鈴木雅之。脚本は「ショコキ!」のマギー。撮影を「昭和歌謡大全集」の高瀬比呂志が担当している。主演は「THE HOTEL VENUS」の香取慎吾。

2004年製作/101分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2004年8月28日

あらすじ

山深い伊賀の里から現代の江戸へ、最後の修行にやって来た服部カンゾウこと“忍者ハットリくん”。初めに出会った小学3年生の三葉ケンイチを主に選んだ彼は、「主以外の者には決して姿を見せてはならぬ」と言う掟に従いながら、ちょっとおかしな都会生活をスタートさせる。ある日、ケンイチのクラスに産休教師として新担任のサトーが赴任して来た。だが、実は彼は忍びの道を捨てたハットリくんの宿命のライヴァル、甲賀忍者のケムマキであったのだ。時を同じくして、ケムマキと同じように現代社会に溶け込んで暮らしていた甲賀忍者たちが、毒物で意識不明にされると言う事件が発生した。犯人は、かつての仲間たちの選択を快く思わない甲賀忍者・黒影。ハットリくんは、そんな彼の悪事を食い止めようとするが、逆にケンイチを誘拐されてしまう。そして、主を助けるべく、掟を破って黒影の潜む廃寺に向かったハットリくんは、壮絶な忍法バトルを展開。助太刀に駆けつけたケムマキと協力して黒影を倒し、みごと、ケンイチ救出に成功するのだった。しかし掟を破った以上、破門を覚悟で伊賀の里に帰らねばならない。ところが、父・シンゾウはケンイチと別れ故郷へ戻って来たハットリくんの取った行動を褒め、修行は無事終了となるのだった。ニン!

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映画レビュー

3.0 「ズコー」がほしかった

2025年7月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

2004年公開作品

監督は『吹く風は秋』『マスカレード・ホテル』『マスカレード・ナイト』『劇場版ラジエーションハウス』『湯道』の鈴木雅之
脚本は『ショコキ!』のマギー

原作は言わずと知れた藤子不二雄の安孫子さんの方
『忍者ハットリくん』の実写化は今回が初めてではない
アニメ化される前に66年にテレビ朝日系で放送されたTVドラマが初
それに比べると随分とスタイリッシュ
当時の日本のVFXフル活用
修行の仕上げに東京に訪れた時代錯誤の忍者が小学生男児を主として仕えるアクションコメディーは娯楽映画として充分及第点
アニメや漫画の実写版はそっくりそのままやる必要はなくオタクが大事にしていると言われる「イメージ」なんかどうでも良い
ネット民は頭が硬い人が多くそういう人はクリエティブな発想がない

今回の作品ではヒロシこそ小学生だがハットリくんとケムマキは成人という設定
ケムマキにいたってはヒロシノクラスの担任
思い切ったアレンジだがそれも良し
なぜ漫画のハットリくんは少年忍者なのかといえば読者の対象が小学生だからだ
この映画は小学生にターゲットを絞っているわけではない

缶蹴りで覚えたての空蝉の術を使い野原を白ブリーフ一丁で駆け回る当時子役だった知念侑李
ジャニー喜多川氏ヨダレダラダラ

ボスキャラは升毅
前世紀に活躍したベテランAV男優っぽい

正名僕蔵の髪がフサフサだった

配役
伊賀の忍者の服部カンゾウに香取慎吾
ケンイチ氏が憧れる盲目の美女のミドリに田中麗奈
代理教師の佐藤ことケムマキケムゾウにゴリ
カンゾウの主となることになってしまった小学生の三葉ケンイチに知念侑李
カンゾウの父の服部ジンゾウに伊東四朗
甲賀の反乱分子の黒影に升毅
ケンイチの母の三葉妙子に戸田恵子
ケンイチの父の三葉健太郎に浅野和之
警部の田原に宇梶剛士
刑事の柏田に東幹久
クラスメイトのトオルに佐藤和也
クラスメイトのアキラに長谷川成義
クラスメイトのタケシに安達直人
ガードマンの吉田に阿南健治
アナウンサーに田中要次
刑事の藤村に正名僕蔵
刑事に筒井巧
産休の担任教師の川島順子に畠山明子
校長先生に武川修造
甲賀忍者のラーメン屋に朱源実
クラスメイトに根岸紗里
老婆に戸川暁子
そば屋出前に森下能幸
無表情の女性アナウンサーに塩谷恵子
甲賀忍者のガードマンに佐藤佐吉
甲賀忍者のサラリーマンに草彅剛
甲賀忍者の新聞配達員にの川田広樹
甲賀忍者のビルの清掃員に酒井敏也
甲賀忍者の大道芸人に村上ショージ
甲賀忍者の主婦に乙葉
空き地のポスターのCMタレントに瀬戸朝香
甲賀忍者の俳優に大杉漣
捜査本部長に西村雅彦
獅子丸にペキ
コロスケにペキ

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野川新栄

4.5 ビデオで見ました

2024年8月25日
スマートフォンから投稿

笑える

興奮

幸せ

面白かった

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GT-R

2.5 所謂アイドル映画

2023年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

原作とは幾つかの基本設定が同じだけで内容は別物です。
誰得?と問えば、香取慎吾ファンと返ってくるような作品です。
主人公が香取慎吾が演じるハットリくん、ではなくハットリくんのコスプレをした香取慎吾にしか見えません。
ある程度名の知られた芸能人が多数出演していて豪華あるいは無駄遣い感が強いですが、忍者から小学校教諭に転職したケムマキ役のガレッジセール・ゴリのお笑い要素ゼロのシリアス演技は特に印象に残りました。
忍者アクションにもっとケレン味や凄味を付けて日常と非日常に格差とか緩急があればアクション映画として香取慎吾ファン以外にもアピールできたような気がしないでもないです。

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ジョン・ドゥ

2.5 下まで脱がなくても・・・

2021年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ストーリーやVFXアクションを楽しむよりは、キャスティングの妙を楽しんだほうがいい。まず、ハットリくんの父は「ニン!」のギャグ繋がりで伊東四郎なのだ。このやりとりで場内のお子様たちは大喜び。逆に大人たちは引いてしまうところだ(笑)。そして、『ホテルビーナス』からのカメオ返しで草彅剛。どうしよもない脇役刑事に東幹久なのだが、かなり笑わせてくれます。そして、日本映画には欠かせない大杉漣なのだ!

 しかし、VFXは低予算なためかイマイチ。二重撮影がすぐにわかるフィルムの編集には子供たちしか喜ばないでしょう。しかし、空を飛ぶシーンだけは気持ちよかったな。ストーリーは後半にホロリとさせられGoodJob!

【2004年8月映画館にて】

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kossy

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