劇場公開日 2004年5月29日

下妻物語のレビュー・感想・評価

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4.5「こう見えて感動大作」は嘘じゃない

2010年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

映画の宣伝コピーにあった、「こう見えて感動大作」って言葉に嘘はありませんでした。

深田恭子と土屋アンナの二人に爆笑爆笑の連続で、お腹が痛くなるくらい笑わせておいて、最後の深田の啖呵を切るシーンではちょっとホロリとさせる。
この二人の配役は、本当にはまっていて楽しめました。
特にこのロリータファッションを着こなし、不思議感タップリの役は深キョン以外には出来ないと思います。

全体的に監督のやりたい放題とも見えるけど、これだけ楽しませてくれたらもう好きなだけやって下さい、楽しませてもらいますって感じでした。

心に染みる映画も好きですが、こうやって単純に楽しめる事も大切ですよね。(^-^)
まだ観ていない方には、是非観て頂きたいです。

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くろすけ

4.0中島哲也、入魂の1本

2009年3月22日
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

中島監督の最新作「パコと魔法の絵本」は、“策士策に溺れる”という一言に尽きて、映像ならびに演出のトリックや技巧と、肝心の物語が乖離してしまっていて、映画の世界に素直に入っていくことができなかった。これは「嫌われ松子の一生」にも、その予兆は多少あったけれども。。

でも、久々の劇場長編作であり、実質的に映画デビューと言ってもいいであろう「下妻物語」は、素直に素晴らしかったと思う。何が素晴らしいって、石橋を叩いて、それでも渡らないような作品が並ぶ東宝のラインナップの中において、テレビの観客にも通じる大衆性を残しつつも、しっかりと自分の世界観や作家性を盛り込んだ作品を撮りあげ、しかもそれがヒットしたのだから素晴らしい。他の東宝作品の興行収入に比べたら、小さい、本当に小さいヒットではあるけども、こういう映画が作ら、ヒットしたという実績は見逃せない。

役者陣もそれまでのイメージを打ち破って、監督の胸に飛び込んだ深田恭子と、鮮烈な印象を残す土屋アンナが素晴らしい。2人の熱演もあって、終盤のシーンでは思わず涙腺が緩んでしまった。こういう作品がもっと増えて、もっとヒットしてくれたらいいなぁ、と切に思う。

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ダース平太

4.5可愛い!楽しい!笑える!

2008年10月31日

笑える

楽しい

萌える

テンポがよく、笑えて、時に切なくなり…120分があっという間に感じた映画です。
深田恭子演じるロリータと土屋アンナ演じるヤンキーという、
普通あまり関わらない2人をコミカルに描いたこの作品。
作中にアニメを用いたりなど、他ではあまり見ない手法が使われていて新鮮です^^

結末は約束通りの単純なものですが、純粋に楽しい!
頭からっぽにして楽しめる作品だと思います。

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ぷりん