世界の中心で、愛をさけぶのレビュー・感想・評価
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この映画が公開された当時はブームに乗ることに抵抗があったことと、い...
この映画が公開された当時はブームに乗ることに抵抗があったことと、いかにも涙を誘うようなプロモーションが嫌だったから、今まで観なかったのだか、ちょっとしたきっかけで観ることになり、見事にハマってしまった。
ハマり過ぎのストーリーは余韻が長い。「テラビシア」や「黄泉がえり」も消化し終えるのに時間がかかったので、仕事など実生活のことを考えれば、私はこの映画は観ない方が良かったかもしれない。
時代設定が1970年前後に生まれた同世代の青春ストーリーだし、挿入歌が佐野元春に渡辺美里とか泣かせすぎ。テレビ版も名作でよく作り込んであったが、高校時代に綾瀬はるかと長澤まさみの両方に出会えてたら、どちらに憧れたか?という基準により私は映画派。
ヒロインが白血病で死ぬというのは、今となってはベタな設定かもしれない。あと千本近く観てきた映画好きの視点から、柴咲コウの役回りの無理矢理感など構成で甘い部分も多分にあると思う。ただ、おっさんになり怖いものなどなくなってきた以上、良かったものは良かったと評価したい。自分の中では永遠に生き続けるストーリー。
長澤まさみの透明感
今更ちゃんと見たんですけど
まずキャスティングが最高すぎました。
私の好きな人脇役とかに多すぎ!!!!
まぁ十何年も前の作品だもんそんなもんか。笑
柴咲コウが足怪我してるの謎でしたが
ラストに全て繋がったので納得しました!
ここだけの話、私バカだから途中までちょっと理解出来なかったというね( ´⚰︎` )
もうね、長澤まさみの透明感がはんぱない。
可愛くて可愛くて。
あんな高嶺の花と付き合えてさく幸せかよ笑
あの有名な助けてくださいのシーン。
なんか昔の記憶と全然違くて
空港でだったんか!って1人でツッコミ入れてしまった( ˊ࿁ˋ ) ᐝ
あまり観たくなかった映画
感動もの、悲しむもの、いい映画だと言わせたい。そんな気がしてずーと観たくなかったんだけど、やっぱりなんだけど思春期のころ思い出してしまいました。幸福になりたいですよね誰しも。
やっぱり好きじゃない、キャスティングもカメラも、現在と過去の切り替...
やっぱり好きじゃない、キャスティングもカメラも、現在と過去の切り替えもダメだと思う、いろいろ設定は嘘ぽく見える、全然感動できなかった
愛と死
この時期の映画って愛には死が必要で
2000年後半の恋空でそれらを終焉されて
今は、ゾッとするくらい
愛に死の匂いがしなくなった気がする。
震災の影響もあるんだろうなあ。
なぜ、今更これを見たかと言うと
YouTubeで予告編を漁っていたら
出てきて、長澤まさみのか細い声に何事かと思い、気になったからです。
助けてくださいシーンが
ネタみたいに見えて泣けなかった・・・・・。
これは、世間が悪い(笑)
やっぱり映像が素敵ですね。
この時代の映画は。
フィルムな感じが今ではとても新鮮。
純愛のブームで、悲劇を謳う
言わずと知れた純愛ブームのきっかけとなった“セカチュー”。
劇場で観て以来の鑑賞となるから、11年振り!
時が経つのは早いもんだ。
ブームも遥か昔に遠退き、もはや忘却の彼方になりつつある今、改めて見てみても、平凡な出来。ブームの真っ只中から少々冷めた目で見ていたが。
興行85億円のメガヒットは本当にブームだったからなんだなぁ、と。
さほど原作を読む習慣は無いが、本作は友達から借りて珍しく原作を読んでいた。
原作では高校時代のエピソードがほとんどだった気がするが、映画では現在と高校時代のエピソードが交錯。
大沢たかおと柴咲コウの現在パートが非常に退屈で、映画全体の足を引っ張ってしまっている。
原作に登場しない柴咲コウの映画オリジナルキャラの存在理由がイマイチ不明で、原作を絶賛していた人気女優も出演させて更なる話題とヒットを狙った商業作戦が見え見え。
やはり高校時代のエピソードがいい。
原作と違ってちょっとバカっぽい朔太郎役の森山未來の好演もさることながら、何と言っても長澤まさみ!
キュートでスタイルも良くて、瑞々しく儚い魅力はダイナマイト級!
平凡な男子とクラスのマドンナの恋という構図は、今流行りの少女漫画実写化と逆。
長澤まさみを大ブレイクさせた事が、本作最大の功労。
本作以降氾濫した号泣を誘う純愛映画。
死に別れ、成就出来ない愛こそ美しいとばかりに次から次へと作られ続けたが、あくまでそれはフィクションだから。現実だったらただの悲劇でしかない。
夢物語かもしれないが、今の少女漫画実写化の方がハッピーエンドだ。
ある意味一番”安心”して見れる作品
評判通りの名作。ある意味一番”安心”して見れる作品。過去に縛られた人間が、もう一度歩み始めるには、何かきっかけが必要で、それを一緒に乗り越えていくような気持ちになる。
悲しい純愛でしたが、それを共有して癒しと再生もありました
総合85点 ( ストーリー:85点|キャスト:85点|演出:85点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
まだまだ大人ではないからこそ、純粋な恋愛に集中してしまえる。じっくりと時間をかけて幼い二人の行方を描いてくれたからこそ、彼らのまじりっけの無い瑞々しく清らかな愛が伝わってきた。そして死んでしまったからこそ、その思いが美しいままにいつまでも残ってしまった。高校時代のそのような純愛の描き方の演出がかなり上手かったし作品中でも一番出来が良かったので、高校時代だけに集中した作品でも良かったのではないかという気もした。
でもいつまでも過去のことばかりにこだわらず、新しい彼女と新しい人生を切り開くために心のけじめをつけるための過去への旅を取り入れるというのもいいかとも同時に思った。これがあるから、二人で悲しい過去を共有しながらも再生と癒しがあるなと感じたから。それに映画としても、このような試みは単純な話に捻りを加えていて面白い。彼女が死にそう・死ぬという場面を中心に据えなかったのは正解かもしれない。
自分はテレビドラマを見ないので知らなかったが、映画の前にテレビドラマがあったらしい。それを知らないから、テレビ版と比較することなく先入観無しで素直に見ることができたのは良かった。テレビで流れていた、空港で「助けてください」と叫ぶ映画の宣伝を見て自分は「この映画はくさそう」と思って逆にひいていた。でも実際に見てみると、彼女の死を作品の結びにしなかったことでそのくささは感じなかった。それには登場人物たちの演技の良さにもよる。特に長澤まさみの、悲しく美しい思い出という以上の少女役は良かった。彼女の存在があったからこそこの物語は生きたと思う。
好きな映画、小さな恋のメロディ・ローマの休日・ベンハー
映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」(行定勲監督)から。
映画の中に、映画作品名が出てくると、無性に気になる。
特に「交換日記」ならぬ「交換テープ」を始めた
主人公2人の自己紹介で、このフレーズは出てきた。
気になる一言は、長澤まさみさん演ずる「亜紀」の映画選。
(男性は、ごめん、メモしなかった。(汗))
「好きな映画は・・」と呟いた後、
「小さな恋のメロディ・ローマの休日・ベンハー」と続けた。
(この年齢で、この作品?という違和感はあったが・・)
人物を特徴付ける役割として、どんな映画が好みかは、
大きなウェイトをしめていると思う。
そしてまた、好奇心旺盛の私は、その作品を思い出したり、
観直したくなってしまう。
あの映画のあのシーンが好きで・・なんて台詞があると、
もう我慢できなくなり、レンタルショップに走っている。
PS.
作品中の台詞は「キスしようとした?」「ダメなの?」
「あのね、朔。」・・と、亜紀が諭すように呟いた。
「キスっていうのは、夢を語ったりしながらするものなのよ」
う~ん、なるほどなぁ。
アラフォー世代なら感傷に浸りつつ泣けます
2001年に出版された後、話題が話題を呼んで、ついに2004年には発行部数200万部を突破した片山恭一原作の純愛小説を映画化した作品です。
小説の設定を生かしながら新しい解釈を加えて、さらには佐野元春の「SOMEDAY」や渡辺美里の「きみに会えて」などの80年代の楽曲を挿入歌に起用して、小説とは一味違った映画ならではの世界を作り上げていると思います。
監督は「Go」「きょうのできごと」の行定勲監督です。
結婚を目前にした松本朔太郎と藤村律子。
ある日、律子は引越しの荷物の中から古いカセットテープを見つけ、衝動的に四国のとある町に向かいます。律子の後を追って、朔太郎がたどり着いたその町は、朔太郎の故郷。そして、初恋の人「アキ」との決して忘れる事の出来ない思い出の場所でした・・・。
高校生の朔太郎とアキの二人の生き生きとした姿は、その後に訪れる悲劇を思いもしない。でも、永遠に続くと思われる時間も、決して永遠には続かない。現在の描写と過去(1986年)の描写との対比が絶妙で素晴らしかったです。
1986年。僕は14歳でした。映画の中の朔太郎やアキよりも少し年下ですけど、彼らと同じ音楽を聴き、同じテレビを見て、同じような事を考えていたと思います。
物語だけではなくて、そういう時代背景に何だかノスタルジックな感情が湧き上がってきました。
過去と現在が偶然が重なる事で結びつき、新しい未来へ繋がっていく。
悲恋を描いた映画ではありますけど、観た後には、前に進む気持ちになれるそんな作品です。
DJ役で出演した渡辺美里さんにも注目です。前半のシーンでチラッと出演しているのをはじめ、劇中の朔とアキが聴いている「MIDNIGHT WAVE」という番組のDJは当時ラジオにかじりついていた僕のような人間にとっては、本当に懐かしかったです(笑)
今世紀最高の映画
今世紀邦画実写映画オリジナルでは興行収入1位。この映画から、主人公が死ぬ作品が増えて未だにその傾向がある。それ以外に「セカチュー」のお陰で純愛が流行、韓流がはやったし、この映画は時代まで変えた物凄い映画です。
無理に複雑なストーリーにしてない?
2004年大ヒットした映画。今年の正月にテレビで放送したものを録画&鑑賞。大ヒットの映画でしたが、実は、いままで見たことが無かったんです。なるほど、そう言う話でしたか。興行収入85億円、観客動員数620万人を記録した、2004年の邦画No.1の映画。
既に言われていることだが、劇中の亜紀と同じ17歳である長澤まさみの演技は凄い。迫真の演技である。陳腐ではあるが、女性の命とも言われることもある髪を剃っての演技は真に迫る。
過去と現在を、行き来するストーリーとなってしまっているため、話が判り難い。導入部で現在を描くのは良いが、過去に行ったら過去のままと言うほうが、ストーリーが単純で、感情移入も容易であったであろう。しかし、前述のように、過去と現在を行き来しているため、意識が散漫になってしまった。高校の頃の話に絞って描いたほうが、話は悲しいんだけどなぁ。
これもよく言われていることだが、柴咲コウは、テレビ版の「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌を歌っている。
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