名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)のレビュー・感想・評価
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そこまでするか?というピンチの連続
奇術師と書いてマジシャン。マジシャンは魔術師では?まぁ3作目で出ているから、こちらにしたのだろうが。ちなみに奇術師はイリュージョニストらしい。
良かった点
・コナンとキッドの空中での追いかけっこ。
・小五郎ではなく英理でコナンが推理するという変化球。
悪かった点
・最初と最後にアクションシーンが多いせいで、中盤の殺人事件がおまけみたいな感じに。
・さすがに蘭と園子に操縦させるのは無茶過ぎ。着陸を埠頭にさせるなど、そこまでしなくても、と思うような展開の連続。あんな無茶をするくらいなら海に落ちた方が転覆しようが絶対にマシだと思う。
・キッドの変装しているキャラがバレバレ。
ハラハラドキドキはするのだが、結局そこまでピンチに陥らせなくても感が凄い。乗員乗客の命を女子高生に預けさせるのはさすがに酷くないか?
パニック・フライト
2004年公開作品
劇場版コナン8作目
監督は『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー』『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』の山本泰一郎
脚本は『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー』の古内一成
粗筋
私立探偵毛利小五郎は探偵事務所で著名な舞台女優牧樹里から相談を受ける
怪盗キッドから予告状が届き樹里がつけている「運命の宝石」と呼ばれるスターサファイアを盗むという
奇妙な暗号文を解読?しキッドはナポレオン役の成沢文二郎に化け「ジュゼフィーヌ」公演中に出演すると予想し警視庁捜査二課の中森刑事と共に端役の俳優に扮して逮捕に向け準備万端
しかしキッドは大胆にも素顔がそっくりの工藤新一として合流していた
逃亡するキッドに追跡するも逃げられたコナン
なんやかんやで宝石を守った形となり樹里はお礼として小五郎といつものメンバーを函館の別荘を招くことに
他に「ジョゼフィーヌ」の主な共演者やマネージャーとメイクも同行
いざスカイジャパン航空「865便」で函館に
しかし移動中に樹里が青酸系の中毒で亡くなってしまう
さらに彼女の影響で「865便」の機長と副機長が中度の中毒でとてもじゃないが飛行機の操縦はできない大ピンチに
樹里の恋人で舞台俳優の新庄功に化けたキッドは代役を買って出た
コナンはキッドと協力し操縦桿を握りこの難局を乗り越えようとするが函館空港着陸失敗で滑走路は火事で着陸不可能
燃料はわずかで室蘭の埠頭に着陸を試みるが辺りは真っ暗で滑走路の代わりにならない絶体絶命
劇場版第1作から7作まで監督を務めたこだま兼嗣氏が降板し今作から山本泰一郎
脚本は引き続き古内一成
ここ最近思うところがあって劇場版コナンを第1作から観返しているが前作までオープニングに違和感があった
その理由がわかった
カメラのフラッシュを焚かれる工藤新一のドヤ顔がそれまで口が開いていたからだ
今では閉じているが最初の頃はマヌケにも開いていたんだな
日本テレビが汐留に移転した年も影響してか実名の地名として汐留が登場
ゆりかもめも走っている
今回怪盗キッドが工藤新一として登場
書き分けが苦手なことを逆手に取った原作者のタフさ加減
偽名だが素顔だし声も一緒なんだからコナンやコナンの正体を知る者以外にバレるわけがない
キッド新一が阿笠博士の代わりにクイズを出すなどコナン以外とも交流を深める今回
さらに羽田発函館行きスカイジャパン航空「865便」では樹里の恋人で舞台で共演した俳優の新庄功夫に変装して潜り込む
被疑者が女性3人というのは劇場版過去最多
犯人が日本人女性というのも劇場版コナン初
犯人は牧樹里専用ヘアメイクの酒井なつき
青酸化合物入りファンデーションを牧樹里の鼻に塗っただけ
樹里が飛行機で耳抜きをするときに鼻を掴みその指でチョコレートを手掴みで食べるところまでの一連の流れを酒井なつきは計算に入っていた
しかし今までの作品の犯人と比べるとあまりにも小物
犯行動機もしょぼい
ハリウッドでの仕事の話をおじゃんにされ恨んでいたというなら週刊文春にチクれば良かろう
いやそれ以前に勝手に渡米して自分で売り込めば良かろうアホか
樹里も樹里で元CAだからって元の職場仲間に挨拶するために飛行中のコクピットに入るなんて御法度
機長も機長
副機長も副機長
舞台俳優になったつもりで樹里の手の甲にキスするとかありえん!
キン肉マンなんてオープニングテーマで毎回それをやって若い女性にぶたれていた
コクピットであのやりとりは『うろつき童子』で超神である南雲の顔の傷から流れた血を舐めてのちに擬似超人になる尾崎を彷彿させた
妃英理が『瞳の中の暗殺者』以来の登場
娘の粋な計らいもお互い意地の張り合いに子のこころ親知らず水の泡
コナンがうっかり小五郎ではなく英理の方に注射針を刺してしまう凡ミス
今回は眠りの小五郎ではなく眠りの英理
声も英理ではなくその子の声で喋ってしまうし案外おっちょこちょいの天然工藤新一
メインは殺人ではなく飛行機パニック
推理ショーはお膳立てに過ぎない
それはそれまでの劇場版コナンとしては異色
警察といえば中森警部の中心で目暮白鳥高木は終盤に登場
なぜか出張で室蘭に来ていた
白鳥大橋の白鳥は「しらとり」ではなく「はくちょう」と読むのだが白鳥警部に間違いを指摘されても目暮警部はあくまで「しらとり」と言い続けた
今回は佐藤刑事と千葉刑事は登場せず
白鳥大橋を見ながら佐藤刑事に告白する計画を練る白鳥警部とデートコースとしては却下する高木刑事
中森警部は知能犯対策なのにそれほど知的ではない人選ミス
なぜか中森警部と毛利小五郎は不仲
10数台のパトカーのサイレンの光が滑走路のライトの代わりになるとはなかなかの発想力
埠頭に着陸する発想も初見ではなかった
エピローグにもキッド
劇場版のエピローグに彼が登場するのは神作が初めて
コナン(声は工藤新一)と蘭のやりとりで終わるのもなかなか珍しい
最後にフィクションだと強調するのも異例
推理モノとしてはイマイチだがパニック映画としては秀逸
余談だが苗字が違うので離婚したと早合点している者も少なからずいるようだが毛利夫妻は別居しているが離婚はしていない
結婚して戸籍上では姓は変わってもアナウンサーとしてネームバリューがある西山喜久恵と名乗り続けるのと一緒
こうしてみると選択制夫婦別姓なんて必要ないように思えるが
日本だけというがそれがなにがいけないのか
指名打者もそうだがなぜいちいち海外の主流に合わせようとするのか
欧米がそんなに正しいのか
終戦直後ならともかくいつまで憧れているの?
合わせた頃には海外ではそれが間違っていたと見直されることなんてザラにあるのにどんだけマヌケなんだ
声の配役
本来の姿は「東の高校生探偵」として名を馳せている工藤新一だが、黒ずくめの組織に飲まされた毒薬・APTX4869の副作用で小学生の姿になっている江戸川コナンに高山みなみ
新一の幼馴染かつガールフレンドで都大会で優勝するほどの空手の達人の毛利蘭に山崎和佳奈
蘭の父親で警視庁捜査一課の刑事だったが訳ありで探偵に転職したもののとんだ迷推理のポンコツだったがコナンのおかげで「眠りの小五郎」として名を馳せている毛利小五郎に神谷明
変装の名人で自由に飛び出すグライダーで飛行能力もある神出鬼没の大怪盗の怪盗キッド(黒羽快斗)に山口勝平
コナンの本来の姿で高校生探偵の工藤新一に山口勝平
元黒ずくめの組織の一員かつAPTX4869の開発者で組織によって姉が殺されたことにより組織に反発し自ら薬を飲みコナン同様小学生の体になり阿笠博士の元に身を寄せ少年探偵団の一員になった灰原哀(宮野志保)に林原めぐみ
警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部に目暮十三に茶風林
コナンのために便利なグッズを開発する発明家の阿笠博士に緒方賢一
コナンにほの字な少年探偵団の吉田歩美に岩居由希子
食いしん坊な少年探偵団の小嶋元太に高木渉
元太のツッコミ役な少年探偵団の円谷光彦に大谷育江
蘭の母親かつ小五郎の妻で「法曹界のクイーン」として名を馳せているビン湾弁護士の妃英理に高島雅羅
蘭の同級生かつ幼い頃からの親友で鈴木財閥の令嬢の鈴木園子に松井菜桜子
警視庁捜査二課知能犯捜査係警部の中森銀三に石塚運昇
警視庁捜査一課のキャリア組警部の白鳥任三郎に井上和彦
警視庁捜査一課の刑事で巡査部長に高木渉に高木渉
演劇「ジョゼフィーヌ」でフランス皇后・ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネを演じる舞台俳優で元CAの傲慢な性格な牧樹里に戸田恵子
演劇「ジョゼフィーヌ」で軍人・イポリット・シャルルを演じる舞台若手俳優で樹里の恋人の新庄功に三木眞一郎
演劇「ジョゼフィーヌ」で総裁・バラス・ド・ポールを演じる舞台俳優で演出家だが樹里に仕切られている伴亨に柴田秀勝
演劇「ジョゼフィーヌ」でフランス皇帝・ナポレオーニ・ボナパルトを演じる舞台俳優で樹里の元夫の成沢文二郎で森功至
演劇「ジョゼフィーヌ」で侯爵夫人・テレジア・タリアンを演じる舞台女優で樹里の友人かつ伴享の妻の田島天子に島津冴子
牧樹里のマネージャーだが全く気が利かないため樹里に叱られている矢口真佐代に久川綾
牧樹里の専属ヘアメイクで矢口マネージャーと違いよく気が利く酒井なつきに氷上恭子
樹里のCA時代をよく知るスカイジャパン航空「865便」の機長の大越に井原啓介
樹里のCA時代をよく知るスカイジャパン航空「865便」の副操縦士の中屋に中村大樹
スカイジャパン航空「865便」の客室乗務員で捜査協力をする進藤玲子に引田有美
スカイジャパン航空「865便」の客室乗務員で飲み物やお菓子のサービスをする三沢千秋に伊倉一恵
スカイジャパン航空「865便」の客室乗務員で着陸準備のため乗客に指示する由紀に百々麻子
偶然にも「865便」に乗り合わせていた医師の石田に藤城裕士
函館空港の管制コントロール室で新庄功(キッド)と連絡を取り合っていた機長の島岡に菅原正志
函館空港の管制部長の上杉に金尾哲夫
函館空港の管制官の村木に細井治
函館空港で天候の情報を伝えていた空港の職員に水内清光
函館空港で天候の情報を伝えていた空港の職員に仮屋昌伸
中森警部の部下の紺野に松本保典
警備関係者
汐留ビュータワーの警備員Aに巻島直樹
汐留ビュータワーの警備員B(正体はキッド)に神奈延年
バーロー
飽きさせない構成と終盤が良かった!!
序盤(キッド接近)、中盤(機内での殺人事件)、終盤(パニック映画)と、コナンの映画としては珍しい練られた構成に感じました。序盤と中盤はまあ普通ですが、終盤は結構無茶苦茶な事をしていて、アニメなのに実写のアクション映画のようで楽しめました。近年のアクション部分は大雑把に感じて全く楽しめませんが、本作はとても良かったです。古内さん脚本で軽薄で有能なキッドも良かったです。目暮と白鳥はこれくらいの登場の仕方で丁度良いと思います。映画.comのキャスト欄の記載がいつもは不十分ですが、本作では本気を出していました。
いや、面白かったけどツッコミ所満載でんがな!!!
面白かったよ?面白かったけどね!?まず、素人に飛行機操縦さすなー!!!ていうかオバハン死ぬんかーーーい!!!蘭の母ちゃんホンマに眠ってるだけか!?死んでるやろー!!どう考えてもコナンと哀の言動小1ちゃうやろー!!バレバレやんけーー!!!蘭姉ちゃん何ちゅうタイミングで告白しとんねーーん!!!死んでまうやろーーー!!!
これが感想です。おいでやす小田の声をイメージしながらお読みください。
飛行機は怖い トラウマにならなければ良いけれど
物語は前半と後半ガラッと変わる感じで前半はミステリー、後半はパニックストーリー。
飛行機で離陸する時の管制塔のやりとりはついこの間、あった羽田空港事故と重なった。
それで終わりかと思ったら機長と副機長同時トラブルであわや墜落の危機。
そのときの管制塔とのやりとりも羽田事故を連想させられた。
余りにも事がうまく運んでいくけれど今回もキッドには一本取られた。
自分だけが逃げると見せかけて先を読んだ行動、やるなあ。
蘭ちゃんが操縦するシーンにうるっときたけれど後半がすごかっただけに前半のミステリーは印象が薄くなった。
たまたまではあるが羽田事故のあった直後に観たのでメチャクチャ緊張感が伝わっってきた。
もともと飛行機は大の苦手なので今度、乗る機会があったらかなりびびると思う。
それはそうと劇場でのシーンで観客の服装がみな上下同じ色だったけれど、あれは手抜き?
正確で細かい描写が売りなのに見間違いかも知れません・・・
あと、戸田恵子さんがこんな所にも出ていた。
『名探偵コナン』劇場版 第8作
キッドとの馴れ合い感が薄い
設定に無理があるも蘭ファンにはたまらない
2004年4月17日に公開された劇場版『名探偵コナン』シリーズの第8作目にあたる劇場版アニメである。上映時間は108分。興行収入は28億円。キャッチコピーは「運命だったのさ、俺たちの出逢いはな…」「これが、運命なのか…」(Wikipedia)
この作品から監督が山本泰一郎さんに変わりました。(個人的にはこだま監督の方が好み。人によります。)
怪盗キッドの登場は第3作の世紀末の魔術師以来ですね。魔術師が奇術師になっています。
さてさてストーリーはというと。
少し無茶がありすぎるかなぁと。女子高生が操縦桿を握る。まぁアニメだから映画だからと自分に言い聞かせはしましたが、、それでも無理があるかなぁと言った感じ。
逆に良かったのは蘭の告白・・。素敵ですね。しかし、蘭の中ではは無かったことに(笑)あとは、妃英理の探偵役でしょうか。これはレアなシーンですね。
50点
映画評価:50点
中々面白かったです!
事件が起き、犯人を見つけるまでの推理パートは
視聴者も推理出来るタイプだったのが良かったですし、ギミックも面白かったです。
ただ推理部分だけなら
怪盗キッドの登場不要になり、
普通のアニメ版で前編、後編とかでやれそうなんですよね。
そこにダイハードの様な
パニックアクションを加える事で
怪盗キッド登場からのスペシャル仕様になる訳なんですが。
確かにアクションシーンは
ハラハラして楽しかったですし、
全体的に満足できる作品なんですけど、
感動もなく、単調で、浅いです。
内容だけで十分楽しめるので、
気軽にコナン映画観たい方にはオススメ出来ます。
ps.そういえば小五郎は空(高い所)を克服したのでしょうか?
【2022.6.28観賞】
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《過去作オススメランキング》
※主観です。
①瞳の中の暗殺者
②天国へのカウントダウン
③時計じかけの摩天楼
④14番目の標的
⑤銀翼の奇術師(New!)
⑥ベイカー街の亡霊
⑦世紀末の魔術師
⑧迷宮の十字路
劇場版第8作。 肝心の推理は軽すぎて残念だけど、キッドファンには良...
かなり濃い映画だったと思います
まあ飛行機のシーンはいろいろとかなり無理があると思いますが、かなり濃い映画だったと思います。演劇、飛行機や怪盗キットの三つを一つの映画にまとめているので…
パニック映画に向かうコナンシリーズ
コナンの宿命のライバルである怪盗キッド。予告状の26の文字とか謎を解いていくストーリーは今だ健在で、「ジョゼフィーヌ」の舞台での出来事も面白い。そしてハングライダー対パラグライダー対決も緊迫感があっていい。
後半は、ハリウッド作品によくある航空パニックもののプロットをそのままいただき、ド素人である蘭が操縦かんを握るという展開になるのです。この大雑把さはいただけないし、既視感ありあり。それでもかなり精査しているようで、自動操縦などのハイテク感が描かれていた。結局は手動操縦に持ち込むためのストーリーにはなりますが・・・
そうしてほぼ怪盗キッドの友情を描いた作品になっていますが、『世紀末の魔術師』でも最後に新一に変装して蘭に会いにくるシーンがありました。秘密を知られたら困るというコナンの心理を巧み利用するが、悪意はないというキッドの心は変わらない。この映画でさらにキッドファン女子が増えたのだろうなぁ・・・
映画がぶつ切りになっている印象ですが、後半の展開は迫力でした。
コナンとキッドが、旅客機内で発生した女優殺人事件の解決と、その後に発生したトラブル解決に奔走する物語。
随分前に鑑賞済みですが、録画していたものを再鑑賞。
コナンの映画で一番気になっているのは、その犯人の動機です。アクションは多少無茶があっても、そこはアニメですから許容出来ます。
でも、犯人の動機だけは「犯行結果に相応しいもの」を用意して欲しい、と考えています。
この作品では、殺人とその後のトラブルが明確に分けられていて、上記の問題がクリアになっているように思えます。
ただ逆にそれが弱点にも思えます。前半のキッドの怪盗シーン、中盤の殺人、後半の旅客機トラブルが明確に分かれているため、映画全体が分断されている印象を持ってしまいました。致し方ない部分ではありますが、もう一つ高い評点は難しく感じました。
それにしても、旅客機のトラブルを解決するコナンとキッド。格好良いですね。「007並みの能力を発揮する高校生」って突っ込みどころはありますが、そこはアニメなので素直に楽しめます。
そしてこの作品から、映像のクオリティも格段に向上した印象で、迫力と緊迫感を高めてくれました。
素直に楽しめた作品だったと思います。
怪盗キッドふたたび!航空パニック炸裂!
名探偵コナン(映画)シリーズ第8作。
レンタルDVDで鑑賞。
原作は未読、テレビシリーズは最近ご無沙汰です。
ミステリー要素はめちゃくちゃ薄めで、代わりに航空パニック・アクションあるあるはどっさり詰め込まれていました。
飛行機内の殺人事件、やっつけ感がすごかったです。後のパニックへの布石として無理矢理ねじこまれた感じでした。
トリックは面白かったですが、犯人がすぐ分かってしまうのが難点。これならスペクタクルに特化すべきだったのでは?
怪盗キッドを絡めるなら、頭脳ゲーム重視の作風にして欲しかったなぁ、と…。丁々発止の攻防が観てみたかった…
それにしても、キッドの計画性はすごい…
逃げてるとみせかけて…
マジでニクい野郎だぜ(笑)。
※修正(2022/04/15)
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