TAIZO
劇場公開日:2003年11月29日
解説
製作・奥山和由自身が監督した映画「クラッシュ」に引き続き、チームオクヤマが製作したドキュメンタリー映画。カンボジアのアンコールワットに魅せられ、1973年に26歳の若さでこの世を去った戦場カメラマン、一ノ瀬泰造の姿に迫る。
2003年製作/90分/日本
配給:チームオクヤマ
劇場公開日:2003年11月29日
ストーリー
一枚のモノクロ写真。戦場でヘリコプターから飛び降りる瞬間の一人の青年、その彼の何かを射るような鋭い目。映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」制作発表を伝える新聞記事に掲載されたその一枚の写真が、監督と「一ノ瀬泰造」との最初の出逢いだった。70年代、激動のインドシナ半島へ単身飛び込んでいった若き戦場カメラマン、一ノ瀬泰造。泰造はその向こう見ずな並はずれた行動力で、戦場の最前線でカメラを構え、シャッターを押し続けた。世界中から集まったジャーナリストや地元の人々からは、親しみを持って「TAIZO」と呼ばれていた。そんな彼の心を捉えたのは、当時、反政府軍ククメール・ルージュの聖域であった遺跡“アンコールワット”。そこは、西側のジャーナリストは誰一人として近づくことが不可能な、いわば“難攻不落”の地だった。
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スタッフ・キャスト
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