「斬新でマニアックなアニメ」迷宮物語 どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
斬新でマニアックなアニメ
テイストが違う三つの作品で、ひとつのアニメ映画になっています。
●『ラビリンス*ラビリントス』(監督、脚本:りんたろう)
芸術作品。内容重視の人には向いていないと思います。感情移入するとか一喜一憂するような作品ではありません。何度観ても、今観ても斬新な作画です。
●『走る男』(監督、脚本、キャラクターデザイン、作画監督:川尻善昭)
シリアスでマシンが沢山爆発します。メカニックがマニアックです。『AKIRA』(1988年アニメ映画)とは関係がありませんが、絵の雰囲氣が少し似ていると思いました。
●『工事中止命令』(監督、脚本、キャラクターデザイン:大友克洋)
『AKIRA』(原作漫画)の大友克洋さんによる作品ですから、クオリティは期待に応えてくれていると思います。
主人公の声優は、マイケル・J・フォックスの吹替え担当でもあり『六神合体ゴッドマーズ』、『ときめきトゥナイト』、『きまぐれオレンジ☆ロード』等のアニメで活躍した水島裕さん。
味わい深いオムニバスです。
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