水の女
劇場公開日:2002年11月9日
解説
水、火、風、大地をモチーフに、雨女と放火犯の宿命の恋を描いたドラマ。監督・脚本は、本作が劇場用映画デビュー作となる杉森秀則。撮影を「風花」の町田博が担当している。主演は、「THE DETECTIVE IS BORN 代官山物語「探偵誕生」」のUAと「殺し屋1」の浅野忠信。第59回ヴェネツィア国際映画祭批評家週間招待、サンダンス/NHK国際映像作家賞2001受賞作品。
2002年製作/115分/日本
配給:アーティストフィルム=日活
劇場公開日:2002年11月9日
ストーリー
関西の小さな町。父親と許嫁の死によって天涯孤独の身となった、自他共に認める雨女の涼は、火を眺めていると心が安らぐと言う不思議な青年・優作と出会い、家業である銭湯”ひかり湯“の仕事を手伝ってもらうことになる。そして、次第に惹かれ合っていくふたり。だがある日、涼は指名手配のポスターに優作の名前を見つけてしまうのである。『宮澤優作 連続放火犯』。涼の母親だと思い込んでいるホームレス・翠に責められ、ふらりと外へ出て煙突を上り始めた優作。次の瞬間、彼は雷に打たれて燃え落下する。そんな彼を助ける為、涼は雨を呼ぶ。間もなく、激しい雨が優作の炎を消した……。