仮面ライダー龍騎 MASKED RIDER RYUKI EPISODE FINALのレビュー・感想・評価
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試作品として面白い
前提として
・「仮面ライダー龍騎」本編は28話まで視聴済
・TVSPは視聴済
ちょっとごっちゃりしてる感はある。
ごちゃつくというかバタバタしてるというか……
本来なら6話ぐらいかけて流すやつだろうし。
あと全体的に盛り上がりに欠ける。なんか暗い。そりゃそうだけど。そういうストーリーだけども。
最終回感はあるけど、試しに作ってみた感じも強め。
ただ、「仮面ライダー龍騎」の核心をしっかり突いてくるところとか、人間味の濃い面白さはそのまま残ってると思う。
1話から漂っていた怪奇ホラー風味もかなり強い。
本編がのんびり戦ってる感はあったので、
(でも濃い人間模様が観れるから楽しい)
士郎の台詞は妙に納得がいく。
お金かけてるのもよくわかった。特にCG。
かっこいいシーンや名言が多く、
個人的には最終決戦時の龍騎サバイブ&ドラグランザー×ナイトサバイブ&ダークレイダーがビルの中から構えるシーンがクソかっこいい。
ファム・リュウガのデザインも素晴らしい。
荒いけど面白い部分も色々とあり、本編のつづきが気になるような作品。
観れてよかった。
愛と哀しみのライダーバトル!
DVDで鑑賞。
テレビシリーズはリアルタイムで視聴済みです。
13人の仮面ライダーたちが自らの願いを叶えるために、最後の1人になるまで殺し合う、と云う衝撃的な内容で子供心にもかなり衝撃的だった「仮面ライダー龍騎」の劇場版。
本編最終回に先駆けて結末を先行公開すると云う試みで話題になりました。最終的には、テレビシリーズとは異なる結末を描いた「もうひとつのラスト」的扱いになっています。
劇場版ならではの激しいアクションシーンも見物でしたが、単純な正義だけでは語れないハードな世界観がテレビシリーズよりパワーアップしている気がしました。
それぞれの叶えたい願いや果てしない欲望が交錯し、心揺さぶられました。一筋縄ではいかない人間ドラマが展開し、命がけで戦う彼らの姿から目が離せませんでした。
劇場版で明かされた真実はそのままテレビシリーズにも受け継がれているので、映画を見る前と後ではテレビシリーズの見方が変わってしまうのが面白い仕掛けだと思いました。
※以降の鑑賞記録
2022/12/11:Amazon Prime Video(東映オンデマンド・DC版)
※修正(2022/12/11)
龍騎の王道幕引き版!
冒頭は設定や詳細説明ほぼなしでスタート。まあ本編ファンしか劇場来ないだろーけど。まあ潔い!!
内容は本編より王道にライダーバトルしていた!浅倉さん・・・!
そして加藤夏希(霧島美穂)が私がこれまで見てきた平成ライダー史上かつてないくらい王道ヒロインしていた。ちゃんと綺麗で可愛いし。
去り際も切なくてヒロインとして完璧。
ストーリーに関しては本編最終回先に観たからどうしても比較しちゃうんだけど、劇場版の方が正統派(王道)のストーリーだと感じた。ライダーバトルは(文字通りのバトルとして)機能し、主人公は自分の暗部(のようなもの)を克服し(倒し)、ライバルと友情を築き、闘う。
本編は「仮面ライダー」のストーリーとしてより、「人間として」という側面が全面に出ていた気がする。
そして登場人物全員を「人間として全うさせる」ことに成功した凄まじい幕引きだった。ハッピーエンドなのに哀しみが混じり合った、複雑で、複雑ゆえに観る者にくっきり爪痕を残すラスト。
私はあの圧巻の本編最終回がやっぱり塗り替えられなかったなあ。
優衣さんの直接的な自決はなかなか辛いものがあるな。正ヒロイン自決て。。
あ、ところどころにアギトメンバーいたのが「おおお」となった。
あと、蓮くんの友だち宣言と突如始まったお兄ちゃんのオルガンには思わず突っ込み入れたよね。笑
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