修羅の群れ(2002)

劇場公開日:

解説

博徒の世界に飛び込んだひとりの若者が、やがて日本の極道社会を牛耳る存在にまでなっていく姿を、オールスターキャストで描いた実録任侠ドラマ。監督は「日本極道史 野望の軍団」の辻裕之。大下英治の原作を基に、「弱虫 チンピラ」の石川雅也が脚色。撮影を「赤い橋の下のぬるい水」の小松原茂が担当している。主演は「獅子の血脈」の松方弘樹。スーパー16ミリからのブローアップ。

2002年製作/130分/日本
配給:ミュージアム
劇場公開日:2002年2月16日

ストーリー

昭和7年。川崎に縄張りを持つ加東伝三郎親分に見込まれ博徒の世界に入った稲原龍二は、兄貴分の横山新二郎から博徒としての生き方を叩き込まれ、関山組との抗争、東海道一の親分・鶴岡政二郎との出会いなどを経て、めきめきとその頭角を表わしていった。そして敗戦後には、モロッコの辰、井沢輝一を初めとする愚連隊たちをも傘下に収め、昭和24年、熱海の山崎屋一家の跡目を継ぎ、晴れて縄張り持ちの身になるのであった。当時の熱海では、戦勝国民となった外国人グループが暴れ回っていたが、稲原とその子分たちの命を張った活躍によってその問題も解決。これによって稲原は、一般市民の信頼をも得ることとなる。

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スタッフ・キャスト

監督
脚色
石川雅也
原作
大下英治
企画
俊藤浩滋
伊藤秀裕
企画協力
岡嶋正明
山田浩貴
大野俊和
松島正則
福原秀起
磯田一也
製作
北側雅司
中島仁
プロデューサー
小野誠一
内藤三郎
プロデューサー補
岩清水昌弘
撮影
小松原茂
美術
吉田直哉
音楽
奥野敦士
録音
星一郎
整音
関谷行雄
効果
柴崎憲治
照明
石丸隆一
編集
金子尚樹
衣裳
江橋綾子
山田夏子
スタイリスト
冨田伸明
ラインプロデューサー
角田昇
制作担当
東克治
助監督
横井健司
スクリプター
石川恵与
スチール
小鮒利也
ナレーター
田辺博之
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映画レビュー

3.0豪華俳優勢揃い

2024年9月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

1984年版の方が凝縮されていて内容は良かったと思う。
松方弘樹さんは年齢的に無理があった。
当初、兄貴役の横山を演じる予定だったそうだが稲川会長が松方弘樹さんを推したとか。
当時60歳で20代後半の稲原龍二を演じるのは流石に無理があったと思う。
また長男の弘之が刑務所から出所した時、渡哲也さんが演じていたのも年齢的ギャップが…。
親子と言うか兄弟。
何はともあれ警察官を目指していた主人公がヤクザの大親分になってしまった。
人生なんて分からんもんです。
一度、小説を読んでみたいと思ったです。

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いなばのしろうさぎ

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