コンセント
劇場公開日:2002年2月2日
解説
兄の死をきっかけに、本当の自分に目覚めていく女性の姿を描いたスピリチュアル・ドラマ。監督は「カラフル」の中原俊。田口ランディの原作を基に、「学校の怪談4」の奥寺佐渡子が脚色。撮影を「0+/閉じ込めたいの」の上野彰吾が担当している。主演は「リリイ・シュシュのすべて」の市川実和子。HD24Pからのキネコ。R-15。
2001年製作/113分/R15+/日本
原題または英題:Concent
配給:オフィス・シロウズ=メディアボックス
劇場公開日:2002年2月2日
ストーリー
引きこもりだった兄が餓死したことを知らされた、フリーライターの朝倉ユキ。兄のアパートを訪れた彼女は、そこでコンセントが差し込まれたままの掃除機を発見し、暗示めいたものを感じる。以来、彼女は死の臭いを嗅ぎ分ける能力を持つようになり、同僚のカメラマン・木村が癌に侵されていることを言い当てるのだった。その後、かつての恋人で指導教授でもあった心理学教授の国貞やゼミの同窓生でシャーマニズムを研究している律子、彼女の夫で精神科医の山岸らの助けを借りて、本当の自分へと覚醒していくユキ。実は、彼女は社会の中でシャーマン的役割、つまり人々の心を解放へ向かわすコンセントのような役割を担っていたのだ。そして、自分の力を使って人々の心を癒していくようになった彼女は、もっと早く覚醒していれば助けられたであろうことを詫びる為、兄の霊と会うのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 中原俊
- サイコドラマ演出
- 田村孝裕
- 脚色
- 奥寺佐渡子
- 原作
- 田口ランディ
- 企画
- 佐々木史朗
- 見城徹
- 製作
- 鈴木孝之
- 宮下昌幸
- 升水惟雄
- 佐藤美由紀
- プロデューサー
- 渡辺敦
- 東康彦
- 久保田傑
- 制作補
- 鹿島由樹子
- 撮影
- 上野彰吾
- メインビジュアル撮影
- 岡田初彦
- 美術
- 稲垣尚夫
- 音楽
- 大友良英
- 音楽プロデューサー
- 佐々木次彦
- 主題歌
- アディエマス
- 録音
- 林大輔
- 効果
- 渡部健一
- 林彦佑
- 照明
- 小野晃
- 編集
- 深野俊英
- 衣裳
- 小川久美子
- ビデオエンジニア
- 宇津野裕行
- 制作担当
- 福士茂
- スクリプター
- 川野恵美
- スチール
- 中原一彦
- ビジュアルエフェクト
- 松本肇
- 杉木信章
- デジタルエフェクト
- 柳原嘉宣
- 尾上麻沙子
- 藤本昌子
- 豊直康
- 操演
- 鳴海聡
- 船橋誠
- 特殊造形
- 松井祐一