若い季節(1962)

劇場公開日:

解説

小野田勇原作NHK連続テレビドラマより、「ニッポン無責任時代」の田波靖男と小野田勇自身が共同で映画用に執筆、「ニッポン無責任時代」の古沢憲吾が監督した喜劇。撮影は「日本一の若大将」の飯村正。

1962年製作/87分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1962年10月20日

ストーリー

「ホワイト・ロマン」飲むクリーム完成!本日一斉発売!トレビアン化粧品KK。こんな新聞広告を見たプランタン化粧品の女社長ケイ子は驚きました。プランタンでも飲むクリームを極秘に研究し、来月から売り出そうとしていたからです。トレビアンが三年三ヵ月にいたる研究結果と宣伝すれば、植木は負けずに七年七ヵ月と主張しついに令子、久美、美枝、弓子達までイカサマ宣伝をする始末。この興奮した令子のイーッとした顔をスナップし、プランタンの懸賞ポスターに当選したのがきっかけで藤尾カメラマンも入社しました。一方、ケイ子はトレビアンで同じ製品が同時に出来上ったのを怪訝に思い、産業スパイが社内に潜在するのではないか、と給仕坂本九馬にスパイ調査を依頼しました。ある日、ケイ子は料亭のおかみ、姉さわ子から香水や口紅研究家で有名なケン加賀見がパリから帰るという情報を聞き、羽田へ駈けつけましたがトレビアンに先手を取られた様子。落胆してるとき加賀見から「あなたの会社へ入る」という電話があり、ケイ子は無条件で承諾しました。今日は楽しい月給日。四人娘は藤尾君のポスター賞金を狙い、彼のオゴリでナイトクラブへ行くことに決めました。植木も無責任な理屈をつけ九馬と共について来ました。そこで九馬は加賀見と南川常務がトレビアンの木下専務と談笑しながら帰るのを見て、有馬課長に報告しましたが受けつけてくれません。そこで四人娘と藤尾君に相談し、毎日毎日南川を尾行しました。そして、ついに証拠写真を撮ったり、密談聴取に成功しました。みな愛する会社のため活躍したのです。そのうえ加賀見はまっかな偽者と分り、若い連中はやっとトレビアンの悪企みが判りかけて来ました。どうやら液体口紅もインチキなようです。

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