四畳半襖の裏張り しのび肌

劇場公開日:

解説

大正中期から昭和にかけて収集したセックスに関する資料「高資料」の“小さな悪魔”を原作に、当時の色街育ちの早熟な少年と、芸者たちのセックスを通して当時の世相風俗を描く。脚本は「津軽じょんがら節」の中島丈博、監督は「四畳半襖の裏張り」の神代辰巳、撮影も同作の姫田真佐久がそれぞれ担当。

1974年製作/81分/日本
配給:日活
劇場公開日:1974年2月16日

ストーリー

昭和初期、大森あたりの花街。芸者置屋の息子・正太郎は、家が狭いために、旦那が来た夜などは芸者たちと同じ部屋に寝かされた。正太郎は子供のくせにひどく早熟で、隣りに寝ている小ふく、小八重たちとたわむれる仕末。すっかり頭を痛めたおかみの花清は、旦那である映画館主・小宮山に相談して、子供のいない映写技師夫婦・俊介と美也子に正太郎を預けた。ところが、正太郎はその夫婦の性生活にまで立ち入り、大人のセックスを子供がリードするようになってしまった。そんなある日、小ふくが妊娠してしまったので大騒ぎとなった。正太郎はまだ子供で精子が出るはずがないと一同思っていたのだが、一人前の男のように精子が出ていたのだ。小ふくは正太郎の子供を生む決心をして、小宮山の世話になることになった。翌年の春、突然、正太郎の生みの親だという芸者・染八が訪ねて来た。実は、関東大震災直前のころ--。一人の旦那、横井をめぐって染八と花清が張り合っていたが、染八に子供ができたので、本妻に納まることになった。捨てられた花清は、その腹いせに子供を盗んでしまった。その子供が正太郎で、その時、突然大震災が勃発し、以来生みの親と正太郎は離れ離れになってしまったのだった。一方、美也子も身ごもってしまった。どうやら父親は正太郎らしい。数日後、正太郎がたいこもちにされると知った染八は、花清の元へ押しかけた。だが正太郎は染八の目の前で、花清へ甘えかかり、彼女の胸をひろげて押し倒した。染八はすっかり正太郎のことを諦めてしまった。やがて、正太郎は満州へ旅立って行った。たいこもちになるために……。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

3.0男と女にゃ

2021年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

二人の芸者が一人の旦那を巡って争うが、一人に子供が出来、もうひとりがその子を奪って逃げる。 時は過ぎ、その子も大きくなり・・・。 そりゃそうだけど・・・。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

2.0大正時代

2021年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

もはや時世資料だった

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tuna

2.0気持ち悪かった。

2016年5月30日
PCから投稿

寝られる

エッチなものを見ようとしてレンタルしたら、逆なものを見させられてしまった。とても気持ち悪かった。その後も首尾一貫して気持ちの悪い内容だった。監督や映画会社に大いに文句を言いたい。 ・・・こう言う意味でファンの期待を裏切るな。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
タンバラライ