モスラ2 海底の大決戦
劇場公開日:1997年12月13日
解説
地球を滅亡へと導く最強の敵を相手に、子供たちとモスラが活躍する姿を描いたモンスター・パニック映画のシリーズ第2弾。監督は本作品がデビューとなる三好邦夫。脚本は「モスラ(1996)」の末谷真澄。撮影は「モスラ(1996)」の関口芳則。特技監督に、やはり「モスラ(1996)」の川北紘一があたっている。主演は「モスラ(1996)」の小林恵と「ときめきメモリアル」の山口紗弥加。
1997年製作/100分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1997年12月13日
ストーリー
石垣島で、ヒトデに似た生物・ベレームが大量発生し、人間が襲われるという事件が起こった。この異様な生物がこれ以上増えたら、世界中の海は死滅してしまう。インファント島で異変を察知したエリアスのモルとロラは、一路石垣島へと向かった。一方、石垣島では汐里という少女が毛玉のような生物・ゴーゴと友達になっていた。エリアスと出会い、それが失われたニライ・カナイ文明の秘宝のありかを知っている伝説の生き物であると聞いた汐里は、さらにゴーゴからニライ・カナイを滅ぼした怪獣ダガーラの復活を聞かされる。ダガーラを倒すにはニライ・カナイの秘宝の力が必要だった。クラスメイトの悪ガキ・洋二と航平の協力を得て、汐里とエリアスはニライ・カナイへと向かう。一方、秘宝を手に入れて地球を支配しようと企むモルとロラの姉・ベルベラは、ゴーゴを捕まえようとしていた地元の若者・小谷と長瀬を脅して味方に引き入れ、彼らに汐里たちの後を追わせた。石垣島沖にやってきた汐里たちは、海底に潜ったゴーゴに導かれ、目の前に出現した巨大なピラミッドに入っていく。ところがその時、ダガーラが姿を現した。ピラミッドのバリアーで汐里たちは難を逃れるが、ダガーラは石垣島を襲い始める。エリアスはインファント島からモスラを呼び、ダガーラの攻撃を阻止しようとしたが、水に潜れないモスラは苦戦を強いられた。ピラミッドの奥へ秘宝を探しに行った汐里たちは、ベルベラや小谷たちの防害に遭いながらも、ようやく秘宝の間へとたどり着く。そこでニライ・カナイの王女ユナに会った汐里たちは、ゴーゴこそがニライ・カナイの秘宝であることを知った。「ゴーゴをモスラのもとへ」という王女の言葉に、汐里たちは再びピラミッドの外へ向かって走り出す。ダガーラの攻撃により崩れ落ちそうになるピラミッドから、改心した小谷たちの協力もあって無事に脱出した汐里たちは、モスラのもとへと飛んでいくゴーゴに別れを告げた。ゴーゴのパワーにより、弱っていたモスラは復活、レインボー・モスラとなって水中での行動も可能になり、見事ダガーラを倒すことに成功する。こうして地球の危機は回避され、汐里たちは王女ユナから地球の未来を託された。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 三好邦夫
- 特技監督
- 川北紘一
- 脚本
- 末谷真澄
- 原案
- 田中友幸
- 企画
- 田中友幸
- 製作
- 富山省吾
- プロデューサー
- 北山裕章
- 撮影
- 関口芳則
- 美術
- 清水剛
- 音楽
- 渡辺俊幸
- 音楽プロデューサー
- 北原京子
- 主題歌
- Folder
- 小林恵
- 山口紗弥加
- 録音
- 池田登
- 音響効果
- 柴崎憲治
- 三谷直樹
- 照明
- 大澤暉男
- 編集
- 米田美保
- 衣裳
- 松山さと子
- アソシエイト・プロデューサー
- 鈴木律子
- 製作担当者
- 前田光治
- 助監督
- 手塚昌明
- スクリプター
- 梶山弘子
- スチール
- 工藤勝彦
- 特技撮影
- 江口憲一
- 大根田俊光
- 特技照明
- 蝶谷幸士
- 特技編集
- 佐藤康雄
- 利光英樹
- 特技美術
- 大澤哲三
- 特技スクリプター
- 牧野千恵子
- 特技スチール
- 中尾孝
- 特殊効果
- 渡辺忠昭
- 操演
- 上松盛明
- 特技製作担当者
- 小島太朗
- 特技助監督
- 鈴木健二
- 造型
- 小林知己
- 若狭新一