満島ひかり、「川の底から」石井裕也監督と結婚

［映画.com ニュース］　女優の満島ひかりが10月25日、主演映画「川の底からこんにちは」でメガホンをとった石井裕也監督と入籍したことがわかった。

沖縄出身の満島は、7人組の少年少女ユニット「Folder」のメンバーとして歌手デビュー。同時期に「モスラ2 海底の大決戦」に出演し、女優を志すきっかけとなった。その後、237分に及ぶ長編大作「愛のむきだし」（園子温監督）の演技で圧倒的な存在感を発揮。今年に入ってからは、「食堂かたつむり」「カケラ」「川の底からこんにちは」「悪人」といった話題作に出演している。

一方の石井監督は、熊切和嘉監督や山下敦弘監督ら気鋭の若手監督を輩出する大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。「川の底からこんにちは」が長編デビュー作だが、第37回ロッテルダム国際映画祭では、新人ながら自主製作映画「剥き出しにっぽん」「反逆次郎の恋」など4作品が特集上映され、大きな反響を呼んだ。

なお、満島は妊娠しておらず、今後も女優として活動を続けていく。