劇場公開日 1995年12月23日

MEMORIESのレビュー・感想・評価

全32件中、1~20件目を表示

5.0大友克洋、森本晃司、岡村天斎、今敏、片渕須直らの仕事が堪能できるオムニバスアニメ

2021年9月28日
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鑑賞方法:映画館

映画好きで普段アニメを見ない人にまずお勧めするとしたら、この1本かなと思います。3本のオムニバス作品で、バラエティ豊かなで贅沢なSF&メカ描写が楽しめ、大友克洋、森本晃司、岡村天斎、今敏、片渕須直らアニメクリエイターの仕事を堪能することができます。
現実と虚構が交錯する「彼女の想いで」、本格ミリタリーで描かれる逃亡喜劇「最臭兵器」、途方もない手間をかけて全編1カット風に制作された「大砲の街」、どれも十二分の見ごたえがあり、非常に豪華な3本立てです。劇場で見たのは公開時のみですが、何かの機会でスクリーンでかかることがあるといいなと思っています。

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五所光太郎(アニメハック編集部)

5.0傑作

2025年12月1日
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鑑賞方法:映画館

約30年前に遅れて映画館に行った思い出を思い出してエモかった。2番めの最臭兵器が昔から好きではないながら、1番めと3番めに挟まれてて箸休め的に見れば問題ないか。4k版がリリースされますが、15000円て高すぎる。リマスター版も販売してほしい。

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ヨシオヘミング

3.5エピソード3をもっと観たかった

2025年12月1日
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鑑賞方法:映画館

30年前の作品で、存在は知ってたが、スクリーンで観るのは初めて。エピソード2が一番面白いが、絵的には3が圧倒的。

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吉田透

4.51作目の完成度の高さ

2025年12月1日
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鑑賞方法:映画館

30年前に新宿の映画館で観ました。
社会人になってそんなに年数が経ってない時でした。
その時も3作とも面白く鑑賞しましたが、今回1作目の『Magnetic Rose』のSFホラーとしての完成度の高さに改めて感動しました。
描写のグロテスクさに頼らない演出はホラーアニメの御手本だと思います。

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かわよし

4.51本目が至高

2025年12月1日
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今敏原作でもあり、幻想的な世界が広がっていた。
3作全てが高品質。

2作目もこち亀みたいでずっと面白かった
3作目も大友さんだけあってワンカットで作っていてすごかった 終わりがあっけなかったけど。

声優も豪華だし、
音楽は石野卓球でSFと電子音楽はいいですね

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ボイス

4.5面白すぎる

2025年12月1日
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まずオムニバスアニメ映画ってだけでも珍しいのにそれぞれの話がちゃんと面白い
全く作風の違う3作品で観客を楽しませようという心意気が伝わってくる
エグいくらいの描き込み方に見惚れます、アニメーターさん素晴らしい
ただ1話目が若干長すぎる気もしたので⭐︎4.5にしました

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承太郎

4.0映画館でみる意味

2025年12月1日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

AKIRAはリアルタイムで映画館で観ていたのに、なぜかこの作品は見ていなかった。
今回の4Kリマスター版で改めて見ると、やはりすごかった。
3本目の「大砲の街」は、ただ1日の日常と一発の砲弾を撃つまでを描いているだけなのに、描き方が1カット風だったり、一つの作業を丁寧に細かく表現していて、短編オムニバスという形式にはピッタリだった。

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だっちょ

5.02回目のレビュー

2025年12月1日
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鑑賞方法:映画館
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チネチッタ

4.095年公開なのに今も全く色褪せないクオリティに驚愕

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

95年にリアルタイムで鑑賞したが、「最臭兵器」以外はほぼ記憶になかった。
今の自分が観たらどんな感想を持つのだろうとの興味から30年ぶりに鑑賞した。

「彼女の想いで…」
もはやSFホラーと呼んでも過言ではないほど、SF×AI×ホラーテイストで、
あらためて実写で制作いただきたいくらい、実写観たい作品。
宇宙船の中のオペラ劇場のビジュアルの荘厳さには圧倒された。
95年当時でこの発想、おそるべし大友克洋。

「最臭兵器」
コミカルなのだが実は恐ろしくもある、そんな作品。
主人公田中信男の恐るべき鈍感力はおかしくもあり、相対する側に立つと
その無邪気さのなんと恐ろしいことか。ラストはそこが際立っていて面白かった。
このアイディアを思いついた時点で勝ちだと思う。

「大砲の街」
ビジュアルを魅せる作品だと思うが、街そのものが兵器になっていて、
街同士が大砲を撃ち合うという発想がすごいし、現代に置き換えて考えると恐ろしい。

3作ともに共通するのは、”恐怖”。その発想や紡ぎ上げ方が30年前とは思えぬ新鮮さ。
アニメーションの技術にもあらためて感嘆した。

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ひでちゃぴん

3.580〜90年代の日本アニメーションがなぜ世界的に高い評価を受けているのかがよく理解できる作品の1本

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

フィルマークスのリバイバルプロジェクトにて本作の貴重な劇場鑑賞ができました
95年の初公開時に観ている気がするようなしないような、で鑑賞結果たぶん観てなかったかな

さすが日本アニメーション界を代表する大友克洋監督作品、画力とエネルギッシュな演出に圧倒されっぱなしの113分、現代のアニメーションとはひと味もふた味も違い、作品全体から作り手の鬼気迫る本気度がひしひしと伝わってきます(決して現代のアニメーションを見下げているわけではないので誤解なきよう)

本作は3話構成のオムニバス作品で大友監督は1,2話は脚本のみ、脚本&監督は3話のみ

特に1話目『彼女の想いで』が一番良かった、大好きな今敏監督の脚本作品、画がすごく好きでストーリーも神秘的でゴリゴリのSF感満載の作品、すごく惹き込まれました

2話目も普通に楽しめたけど、大友監督の3話目は退屈で寝そうになった、画のタッチが好きじゃないのと内容もイマイチでつまらなかった、というのが正直なところ

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Jett

5.0大友克洋のこだわりの詰まった作品

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

驚く

大友克洋ファンとしては20年前にビデオでしか観てないので映画館で観ておきたかった。改めて観ても、30年前の作品なのに驚きのクオリティ。大友先生のこだわりには脱帽。3部構成の1話は2001年宇宙の旅を彷彿とさせる内容で怖さもある。2話目は臭い版AKIRAで最後は笑える。3話目はワンカットで大友先生のこだわりを強く感じた。むかし観た記憶と答え合わせしながらの鑑賞になった。映画を観終わった後に20代くらいの二人組が「カット無しで凄かったなぁ、どうやって撮ったんかなあ」と3話目の事を驚きながら話してたのを聞いて大友先生は凄いだろと返したくなりました。出来たらIMAXにして欲しかったなぁ。

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ケンジ

5.0クールジャパン!!

2025年11月29日
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鑑賞方法:映画館
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める

4.530年前の息吹

2025年11月29日
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マスゾー

4.0実験映画・オムニバス

2025年7月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

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777

4.0人類は進歩しているのか?

2025年7月6日
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鑑賞方法:TV地上波

自分の記録が廃墟でゴミとして維持し続ける壮大なスペースオペラ。良い感じ。
後半は風刺的な側面も。パンデミックと軍国主義。開発した技術の平和利用とか、軍縮とか、100年経っても全然改善しない。うーーん、1985年から30年も人類は一歩も進んでいないと思い知る。
作品の出来の良さを感じつつ、だからこそリアルな現実は残念で仕方ない。小市民はなにかできるか?

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Bluetom2020

3.5かなり久しぶりの再鑑賞。大友克洋 製作総指揮で贈る3エピソードのア...

2025年3月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

かなり久しぶりの再鑑賞。大友克洋 製作総指揮で贈る3エピソードのアニメーション。

ep1「彼女の想いで」 監督:森本晃司
漂流する宇宙船を舞台にしたシリアスなSFサスペンス。大友克洋の漫画『彼女の想いで…』をベースとしているが、設定や登場人物は大幅にアレンジされている音楽も美しい短編。

ep2「最臭兵器」 監督:岡村天斎
極秘に開発された薬品サンプルを誤って飲んでしまった一人の青年をめぐるブラックなコメディタッチのパニックストーリー。大友克洋の原作漫画のない映画オリジナルで 自衛隊の車両、艦艇、航空機も見もの。

ep3「大砲の街」 監督:大友克洋
大砲を撃つためだけに作られた街の、少年とその家族のとある一日を描いたおよそ20分の短編で世界観が独特。

大友にとっては1988年の『AKIRA』以来、約7年ぶりとなるアニメ作品。

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ナイン・わんわん

4.0アニメーターの見本市のような、三つの異世界。

2024年11月11日
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鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

難しい

独特の空気感ながら、かなり楽しめた。

まず私は、『AKIRA』を観たことがないし読んだこともない。音楽はなんとなく知っているし、バイクやオマージュは観たことがあるがそれぐらいである。
なので、大友克洋という人物の凄さも知らないまま、この感想を書いている。

その上で、「面白かったな」と感じた。三つの短編なので、壮大なストーリーがあるわけではない。が、それでも一つ一つにしっかりとしたボリュームがあってかなり満足した。

まずは『彼女の想いで』。
世界観は、現在観ても"未来"であることに変わりがない。ここは重要ポイント。1995年の作品なのだから、色あせていたり古い未来観があっても良いはずだが、それが無い。新鮮ではないが古いとも感じなかった。
その上で、(正確に言えば違うが)AIによる恐怖を描いているが、これが現代と非常にマッチしている。「うわ怖ぇ」となるし、オペラ寄りの音楽も素晴らしい。恐怖を後押しする材料になっている。
あと、かなり吹替洋画チックであった。喋り方といい、キャラクターの人種といい、この辺りは意図したものだと思う。大友さん原作から来ているイメージかもしれない。現実離れしたことができるアニメとはいえ、違和感なく成立させているのは巧い部分だ。
ストーリーとしては三作の中では最も凝っていたのではないだろうか。伏線の貼り方も良い。観直すと意外な発見も多い。
小粋なセリフがちょこちょこ挟まるが、これはあんまり活きていない印象。吹替テイストにした影響もあるか。

次は『最臭兵器』。
タイトルからすでにネタバレ状態ではあるが、ギャグに振り切っている分問題はない。
最初は、陽気で日本に似つかわしくないテーマと、ザ・日本田舎の風景から始まる。そして不穏な様相から日本全土を巻き込んだ大事件に発展していくのだが、様子が全体的にシュールで面白い。主人公である信男のどこまでも能天気な様子が、大慌てな防衛庁との対比となっている。さらに、一般人が臭いに悶え倒れていく様子や(なんか汚い)黄色だったりと、笑えてくる要素がたんまり入っている。
客観的に観ると、怪獣もしくは災害パニック映画であり、ホラーに分類されかねない内容だ。それをあの手この手で、SFコメディ作品として成立させているのには「巧い」と感じざるを得なかった。
オチまで完璧。個人的にはアメリカから来たお偉いさんの顛末が好き。
構成は比較的シンプルかもしれないが、演出は最も凝っているように感じた。バランスを間違えるとホラーだからね。振り切ることと、振り切りすぎないバランスが巧い。
三作の中では一番好き。

そして『大砲の街』。
大したストーリーはない。あくまで何も起こらない日常である。が、全てが非日常の世界観なので観ていて飽きない。
大砲を撃つためだけに造られた街、という設定。なのに全体がスチームパンク。さらに無駄に多用される人材。形骸化した勲章と階級制度。戦時中の日本を思わせる一般市民の生活。どれだけ文明が発展しようとも変わらない貧富差。子供の持つ夢・憧れと想像力、対比するように描かれる大人の諦めと疲労。
絵本のような描かれ方をしているが、その中に様々なこだわりと皮肉と変態性が詰め込まれている。時間としては一番短いが、一枚一枚の情報量が濃く、充分満足できる作品だった。

このように、三作とも飽きることなく楽しむことができた。なかなか趣深くて楽しい2時間だ。
ただ、音響が全体的に悪いように感じた。テレビで観たからかもしれないが、セリフに聞き取りづらい部分があり、状況を把握できない瞬間があった。特に『彼女の想いで』で多くみられる。
あと、絵柄が大友克洋に寄りがちである(『大砲の街』は別。)。ちょっとクセがあるので苦手な人は苦手かも。

と、まぁ正直今の時代では流行らなそうな雰囲気ではあるが、技を感じられたり、色々と考えさせられたり、特異な世界観ながら惹きこまれる内容だった。
大友克洋好きや、日本アニメ好きはぜひ。(面白いので)ツウになった気分にもなれる。そんな作品。

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NandS

3.0BS松竹東急で放送して!!

2024年9月21日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

『AKIRA』(1988)で世界に名を轟かせた大友克洋が製作総指揮と、一部監督も兼ねた三部構成のアニメ作品。

 EPISODE.1 「彼女の想いで」

 宇宙空間の廃墟からの救難信号で駆け付けた4人乗りの小型宇宙船。彼らがそこで遭遇したのは─。
 人格を持ったコンピューターが人を襲うというプロットは『2001年宇宙の旅』(1968)も含めSFの定番だが、ホログラフィーを使う点が画期的だし、この作品の真骨頂。
 劇場版アニメ作品は普段は見ないが、圧倒的映像表現に、このエピソードだけで充足させてくれる。アニメ映画恐るべし。
 音楽も本格的で素晴らしい。これぞまさしくスペースオペラ?!
 個人的にはこのエピソードがいちばん最後の方がよかった気も。
 ミゲルが「想いで」に取り込まれるラストは何かに似てるなと感じながら見ていたけど、思い出した。
『シャイニング』(1980)ですね。

 EPISODE.2 「最臭兵器」

 山梨県の新薬開発現場に勤める若手社員の田中。風邪をこじらせ、風邪薬のサンプルと思って開発途中の新薬をかってに飲んだばかりに、とんだ大騒動に─。
 些細なことが大袈裟な話に発展し、オチを付けて終わるのは、伝統的な落語の手法(サゲ)だが、大袈裟具合が半端じゃない。アニメならではの見せ場満載。
 エピソードのタイトルで、ほぼネタバレしているとはいえ、田中がどのような変異を遂げるのか、もう少し引っ張って欲しかった。

 EPISODE.3 「大砲の街」

 製作総指揮の大友克洋みずから監督も兼ねた寓意的短編。
 アニメファンの方から怒られるかも知れないが、前の二作品は今の技術なら実写化も可能。ただし、本エピソードだけは別。

 砲弾を製造し、大砲を撃つことだけにすべてが浪費される不毛な街。
 一体誰と、何のために戦っているのか知らされないまま、日々の教育や報道で砲撃手に憧れる少年は、朝晩、砲撃手の肖像画への敬礼を欠かさない。実際の砲撃手が太った醜い中年とは知らずに─。

 精緻で流麗な線画でそれまでの「汚い」「荒い」といった劇画のイメージを一新させた大友が、悪趣味な風刺画のように敢えて醜くデフォルメした人物像を通して人間の愚かしさや単純さを具現化。人間の深層を大胆かつシンプルに戯画化した表現力は、下手なメイクや安直なCGでは到底及ばないだろう。
 長回し映像のようなワンカットの手法も秀逸。

 この作品の公開当時、「大砲の街」に込めた反戦メッセージを見誤る人はいなかっただろう。しかし、過激なゲームが当たり前になり、SNS上では攻撃性剥き出しの情報が飛び交う現在の若者は、「大砲の街」をどのように受け止めるのだろうか。作品のメッセージが今後も正しく伝わることを願いたい。

 松竹配給作品。
 だったら、BS松竹東急でも放送して!!

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TRINITY:The Righthanded Devil

4.0アニメ制作スタジオ

2024年9月14日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

勢揃いで製作された
大友作品のオムニバス作品

ストーリーの軸にある展開やポイントは
アキラだなぁ。ではあるが

それぞれがしっかりエッジを持って展開されているなぁ。

と観ていて思った。

とは言え、ストーリーの展開の軸がわかり
トッピングされている要素を理解すればする程

吉祥寺界隈で呑んでおられると伺う御大の
ジョーク節が見えてくるから不思議な気分になった。

geeks rulesTはあくまでも洒落の一つだろうから
近いうちのアニメスタジオぶん回し新作を
期待したいものである◎

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tomokuni0714

4.5忘れられない

2024年5月19日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

感想

『彼女の想いで』
マダムバタフライ、マリアカラス、AIの叛乱をオマージュアンドマリアージュ。永遠不滅の愛がテーマ。人の思い出に支配され離れられなくなる男の怖ろしくも美しい忘れられない話。

『最臭兵器』
ある実験薬により、自分自身が奇妙な殺人的兵器に成り変わってしまった男。臭いに特化した笑える忘れられない話。

『大砲の町』
軍国に生きる純粋な軍国少年の、観る方にとってはブラックユーモア溢れる寓話。大砲に特化したある意味忘れられない話。

3作品全て面白い。忘れられないー。
MEMORIES

初鑑賞 1995年12月
丸の内ピカデリー

⭐️4.5

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Moi
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