ボクの、おじさん<THE CROSSING>
劇場公開日:2000年5月13日
解説
大人の入り口に立った14歳の少年と、都会の生活に苛立つ29歳の叔父との心の交流を描いた青春ドラマ。監督・脚本は「絵の中のぼくの村」の東陽一。撮影を「大阪物語」の蔦井孝洋が担当している。主演は、「洗濯機は俺にまかせろ」の筒井道隆と「学校の怪談2」の細山田隆人。第50回ベルリン国際映画祭正式招待作品。1999年12月11日熊本県・熊本Denkikanにて先行上映。
2000年製作/116分/日本
配給:シグロ
劇場公開日:2000年5月13日
あらすじ
東京のデザイン会社に勤める浩二は、29歳で独身。ある日、彼の元に熊本の実家にいる兄・修一からふたつの知らせが届いた。ひとつは父の死、もひとつは兄の一人息子で中学生の拓也が、郵便局に強盗に入って警察に捕まったことだった。仕事上のトラブルや恋人・凛との関係など、ただでさえ様々な問題を抱えていた浩二は、そのひとつひとつにどう対処すればよいのか分からなくなり、自分を持て余すようになる。一方、保護観察処分となって帰宅した拓也は、父を初め、家を出ていった母にさえも心を開こうとせず、強盗に入った理由もはっきりしなかった。そんな甥に、戸惑いながらもあれこれと話しかけていく浩二。そうしているうちに、彼は自分の少年時代のことを想い出すようになっていた。それは、初めて球磨川を泳いで渡った時の記憶。彼が大人になったと自覚した瞬間であった。そして、次第に浩二に心開くようになった拓也は、叔父の想い出に触発されひとりで川を渡ることに挑戦し、見事成功する。こうして、拓也は大人への階段を昇り始め、そんな甥との交流を通して自分を見つめ直した浩二も、ひとつずつではあるが問題を解決し、やがて東京の生活へ戻っていくのであった。
スタッフ・キャスト
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川口浩二筒井道隆
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川口拓也細山田隆人
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牧原凛つみきみほ
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川口修一青井洋一郎
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川口照子大森暁美
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矢部悦子安部聡子
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都筑知子中嶋朋子
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伊沢部長鈴木ヒロミツ
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ホームレスの男宇崎竜童
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仮面の男宇崎竜童
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江口直子椎名ルミ
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福井直樹近藤誠人
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日吉明ボブスズキ
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檜山幸雄丹野由之
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木戸敏夫山本尚美
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少年時代の浩二細山田隆人
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園村京子川元由香
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谷口出水晃
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検察官伊藤紘
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郵便局長堀田清
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バスの女佐久間雅子
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チンピラ大塚よしたか
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篠塚鮎浅生えみ
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池上先生内田よしひろ
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ノボル小澤零
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シゲ村岡正喜
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タケシ田中幸太
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修一の上司前山光則
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叔父秋田憲行
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親類の女宮嶋和代
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親類の女安達祐実
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茶髪の女三角志帆
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風呂の女秋元志乃
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検察事務官秋元志乃
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取引先の男下舘忠幸
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川口秀宏渡邊恭士
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伊沢部長の愛人香取恵美子
海辺の映画館―キネマの玉手箱
洗骨
だれかの木琴
ジョーカー
ラ・ラ・ランド
天気の子
万引き家族
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
この世界の片隅に
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