ブギーポップは笑わない
劇場公開日:2000年3月11日
解説
不可解な女子高生連続失踪事件を巡って、口笛を吹く死に神=ブギーポップと高校生たちが繰り広げる青春ミステリー。監督は「電影少女 VIDEO GIRL AI」の金田龍。第4回電撃ゲーム小説大賞を受賞した上遠野浩平による同名小説を基に、「なぞの転校生」の村井さだゆきが脚色。撮影を前田智が担当している。出演は、「ワンダフルライフ」の吉野紗香、『ベストフレンド』の黒須麻耶、「ゴト師株式会社 ルーキーズ」の川岡大次郎、「新宿少年探偵団」の酒井彩名、「うずまき」の三輪明日美 、「ジューンブライド 6月19日の花嫁」の寺脇康文、「流星」の清水真実、『神様もう少しだけ』の広橋佳以、「オーディション」の沢木哲、「守ってあげたい!」の高野八誠、「GTO」の笠原秀幸ら。
2000年製作/109分/日本
原題または英題:Boogiepop and Others
配給:東映ビデオ
劇場公開日:2000年3月11日
ストーリー
とある地方都市で、不可解な女子高生失踪事件が相次いでいた。そんなある陽、深陽学園3年の啓司は、恋人で2年の藤花の奇妙な行動を目撃する。黒いマントを羽織り、別人のような顔で街を歩く彼女は、自分のことをブギーポップと呼び、学園に巣食う魔物を倒すために現れたのだと語った。そして数日後、その使命を果たしたブギーポップは啓司の前から姿を消し、後にはいつもと変わらぬ藤花が戻っていた……。それから2年後、浪人生の藤花は街で高校時代同学年だった明雄に再会した。彼は、2年前に失踪した直子のことを今もひきずっていた。当時、明雄は3年の直子を巡って1年の志郎と奇妙な三角関係にあった。ある日、直子は学校の倉庫にエコーズという男を匿っていることを明雄に告白した。宇宙から来たエコーズは、人間社会に潜んでいるマンティコアという怪物を探しているという。話を聞いて、狐につままれたような気分の明雄。そんな彼の前から直子が姿を消したのは、その直後のことだった……。同じ頃、街ではスレイブというドラッグが流行していた。それは嫌なことを忘れさせてくれる効力を持ち、一連の失踪事件に絡んでいた。そのことにいち早く気づいた2年の凪は、ドラッグを流している犯人を突き止めようと調査を開始。やがて、1年の早乙女と2年の美奈子がその犯人であることを突き止める。実は、美奈子はマンティコアに体を乗っ取られ、スレイブで女子高生たちを廃人同然にしては、彼女たちの体液を吸っていたのだ。そして、直子も彼女の犠牲になっていた。エコーズと凪は、マンティコアを倒すべく戦いを挑む。しかし、美奈子に魅せられた早乙女の助太刀によって、2人は瀕死の重傷を負わされてしまう。とそこへブギーポップが現れた。見事な技でマンティコアを倒すブギーポップ。その後、マンティコアと早乙女はエコーズによって宇宙に連れていかれ、ブギーポップは元の藤花にかえり、学園にも平和が戻るのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 金田龍
- 脚色
- 村井さだゆき
- 原作
- 上遠野浩平
- 企画
- 佐藤辰男
- 大塚康高
- 黒澤満
- プロデューサー
- 宮野洋美
- 曾根康正
- 加藤和夫
- 服部紹男
- 撮影
- 前田智
- 美術
- 和田洋
- 装飾
- 山本信毅
- 音楽
- 梶浦由記
- 音楽プロデューサー
- 矢部敦史
- 主題歌
- スガシカオ
- 整音
- 渡辺典夫
- 音響効果
- 真道正樹
- 錦織真里
- 照明
- 中元文孝
- 編集
- 阿部嘉之
- 衣裳
- 高杉真実
- スタイリスト
- 堀口健一
- 選曲
- 薄井洋明
- アシスタントプロデューサー
- 山本和宏
- 山崎庸史
- 製作担当
- 鈴木剛
- 助監督
- 隈田靖
- スクリプター
- 山下千鶴
- スチール
- 安保隆
- ビジュアル・エフェクト
- 日本エフェクトセンサー
- デジタルエフェクト
- 内田剛史
- 川端学
- アニメーションエフェクト
- 山本英文
- ビジュアルエフェクトスーパーバイザー
- 佐藤高典
- CG
- 金井圭一
- 小柴浩
- 特殊メイク
- 江川悦子
- 神田文裕