秘密のレビュー・感想・評価
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ファンタジーはどうでもいい 夫婦愛に感動
2024年にこれを書いてます
公開当時にリアルタイムで観たのを思い出して・・・
大好きな映画だったんだけど、久々に見ようと思ったら、レンタル店で扱いがないんですよね。古すぎ?
契約しているサブスクにもない。残念。
ドラマ版はみていないのだけど、映画を観た時に号泣しました。
娘の身体を奪って生き延びてしまった母としての苦しさ
せっかく生き延びたのに夫と元の関係にはなれない、
妻としての苦しさ
そういうものを乗り越えて、これからの人生を娘の代わりに過ごしていこうと、周到に準備していくが…
最後の最後に、捨て去ったはずの「妻」がふと出てしまう。
そして、一瞬にして全てを悟った上で、それを支持することに決めた男の苦しさ。
全てが切ない。
また、四半世紀を経て、その年頃の娘を持った私にとって・・・
「あのバス事故で、やはり娘は亡くなっていたのか」と思うと、それ自体もとても苦しく感じます。
いろいろと賛否もあるようですが、私にとっては印象に残る良い映画でした。
原作を読んでますが、この物語の最大の見せ場が最後に真相がわかる過程...
原作を読んでますが、この物語の最大の見せ場が最後に真相がわかる過程だと思っています。
映画中で途中の感情の移り変わりを短い時間でそれなりに描いた点は良かったと思う。
でもラストシーンは原作がものすごく感動的なものなのに、それを全て省いて簡略化したのは非常に残念です。
3時間にしてもっと描写の細かいものにしてラストはやはり原作を踏襲して欲しかったなあ、と思います。
末広涼子の演技はとても良かった。
雰囲気で誰なのか自然になんとなくわかるのはすごい。
それだけにラストの作りこみの甘さがとても惜しいと感じました。
蛇足ですが、3時間超になる志田未来のドラマの方は途中の描写もラストシーンもより細かく作りこんでありました。
面白い話
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主人公の妻と娘がバスで事故に遭い、妻が死亡。
この時娘の体に妻が憑依し、娘の魂は死んでしまう。
この後、肉体関係は持てないながらも、
表向きは親子、内々には夫婦として暮らしていくが、
当然この無理な人間関係はうまくいかず、色々な問題が起きる。
ある日娘の魂が返って来て、それ以来は交互に妻と娘になる。
そして最後に別れを告げて妻は去り、以降は娘になる。
が、妻のこれらは演技だった。
このままでは人間関係がうまくいかないと悟った妻は、
娘として生きていくことを決断したのだった。
が、10年くらいして結婚式で昔の癖を出してしまい、バレる。
が、主人公はそれを口にせず、心にしまう。
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TVドラマ版を見た後で見た。
まず感じたのは志田未来の演技のうまさだった。
広末は妻の演技をしても若奥様にしか見えない。
でも志田は完全におばちゃんになってたもんなあ。
しかし種明かしを知ったうえでこの映画を見たが、
妻のしたたかな茶番劇にムカついて来た。
まあそうやって自分の中だけに秘密を抱えることで、
全てを落ち着かせることができるという、思いやりではあるが、
種を知ってる目線から見ると、猿芝居にしか見えず、
オイオイコラ!的な感じになってしまった。。
ファンタジックなラブ・ストーリーで、素晴らしい夫婦愛を見せてくる、...
ファンタジックなラブ・ストーリーで、素晴らしい夫婦愛を見せてくる、笑って泣ける素晴らしい映画でした。
コロナ禍の前までは年間60本以上コンスタントに映画を観てましたが、好きなラブコメで東野圭吾のミステリー要素も加わって、未だに邦画トップ3の1本です。
東野圭吾らしい作品。
仲良しな親子がまさかのバス事故に巻き込まれてしまうという悲しい場面から始まるのだが、
事故後、家族の「悲しみ」っていうのはあまり感じられなかった。母親の意識と娘の体は
「生きている」からだろうな。
物語が進むにつれ、愛情たっぷりな夫婦であることがわかる。美味しいご飯つくったり、
旦那さんの背中を流してあげたり…
愛し合ってる夫婦だからこそ、最後の妻の「選択」は最高の愛の形なんだろうね。
それを、旦那さんが知ってるっていうのも
また切なくて泣けてくる。。
これが、だんだん娘の意識に戻っていって、
意識も体も娘に戻るっていうストーリーだと
東野圭吾っぽくないよなー。
秘密が台無し!設定は◎
ドラマ版がとてもおもしろかったので、映画版はどの点を取ってもドラマ版よりいいと思う所はありませんでした。
この物語の良さはラストにあるのに、映画ではそれが台無しになってしまってました。秘密は単に憑依したことだけを指してる訳ではなかったことが分かり、妻の深い愛情が感じらる所なのにそう感じられない結末になってしまって残念です。
ずっと直子だったのだろうけど、はっきりとは描かれなかったドラマ版はとてもよかったと思います。
また、時間が足りなかったのも分かりますが、直子が消えてからぱっと飛びすぎている印象です。
でも、ストーリーとして憑依したまま普通に暮らすことの困難がよく表現されていて、とてもおもしろかったと思います。
夫と娘(妻)の奇妙な生活から娘の結婚までの長い時間
最初のバス転落事故で奇跡的生き返った娘だったがまさかの妻の魂に乗り移りで夫は戸惑ったと思います。それから娘(妻)と過ごした約2年間、奇妙な生活に気まずかったと思います。
そして妻とのほんとの別れ~娘の結婚で、いつまでも幸せに成ってほしいと思いましたけど
※あと、若き日の伊藤英明さんも、カッコいいと思いました。
夫婦愛に満ちた作品です
あるきっかけがあって、この作品をこのタイミングで手にして鑑賞。
若かりし広末涼子さんがなかなか複雑な役どころを見事に演じたなと言う印象。
若さゆえ、まだまだというところもあるが、そこはまだ19歳。多めに見てもいいのかな。
いつまでも仲良し夫婦が不慮の事故で妻を失う。
しかし娘にその魂が宿りドラマが始まる。
入れ替わりなので、複雑な状況が次から次へと出てくるところがおもしろい。
中身は妻でも外見は娘。
仲良し夫婦なら40代でもこんな葛藤で苦しむだろう。
後々、理性が優ってよかったと安堵するのがこれまたおもしろい。
最後のオチは「くぅ〜😖」と思う反面、相思相愛でも女は決断力あるなぁ、男はいつまでも女々しいなぁと改めて痛感しましたね〜
しかし、この頃の広末涼子さんのキラキラ感は
ハンパない!!✨✨✨
石田ゆり子先生も反則です😅
こんな先生いたら皆勤賞で学校行くけど、授業は頭に入りませんわ!😤
東野圭吾のカメオ出演
日本って入れ替わりムービーが多いなぁ。その中でも、最初から悲しくなるような入れ替わり。学校生活で篠原ともえや内山くんがいるので暗くはならないところが救いだ。石田ゆり子が先生をやっているけど、『四日間の奇蹟』では彼女が入れ替わりだ。
直子のつもりでセックスすれば、近親相姦になってしまうというジレンマ。妻になりきらなくてはならない役者広末。映画を観る者としたら、広末の顔を見ながら岸本の顔を思い浮かべなければならないのだ。
2年後、医大に入ってしまって、先輩と付き合うどうのこうのですったもんだがあり、突如藻奈美の意識が戻る。交互に現れる二人の心。母と娘が一つの体を共有することになったのだ。事故を起こしたバスの運転手(大杉漣)の息子の存在がドラマを面白くする。もちろん交互に現れる母娘が面白いのであるが、中盤の中だるみと終盤のスピーディ過ぎる展開が残念でしょうがない。実は・・・という最高の場面でのインパクトが弱いということも。そして、エンディングの曲が竹内まりあだということで、火曜サスペンスを思い出したら、テレビでいいじゃないか!と刷り込みさせられる。
東野圭吾のカメオ出演!どこに出てるかさっぱりわかりません。本人の顔もしらないし・・・
娘の魂が戻ってくることもないし、このままの状態でこの生活を続ける訳...
娘の魂が戻ってくることもないし、このままの状態でこの生活を続ける訳にもいられない、直子の選択。
2発殴らせろは娘と嫁と両方だから。
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