ハチ公物語のレビュー・感想・評価
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感動的だが評価が難しい作品でもある。
本作では、上野教授の死後、ハチが人間達に翻弄され、野良犬として孤独死する。史実と大きく異なる点に加え、これをフィクションだとしても、人間のエゴや傲慢さを感じる人もいるのでは無いかと。
ハチ公の晩年は野良犬ではなく、実在した上野教授宅出入りの植木職人・小林菊三郎(劇中の菊さん)が存命で、ハチをずっと可愛がったのだが、小林宅から渋谷駅や旧上野邸に、毎日通っていた。
当初は渋谷駅で虐待に遭遇したが、新聞報道を契機に善意の輪が広がり、生前にハチ像の除幕式にも参加している。ただし、犬を飼う知識が少なかった時代に、様々な餌を与えられたせいか、フィラリアで亡くなった。
とはいえ、ご主人を記憶し続ける犬の悲劇を、しみじみとしたタッチで感動的に描いていて、最後まで退屈することは無い。評価が難しい作品だし、今の若い世代が本作を見てどう思うか、凄く気になった。
○んではいけない❗️
大正時代に東京帝国大学の教授❗️とは❗️
仲代達矢演じる上野教授はハチの事を大事に大事にされていましたね。奥さんに睨まれるほど。
あのままなら、ハチも幸せな犬生を送れた筈。
人の方が長いので。
夕方、誰に言われることもないのに、きっちりと駅にお迎えに行く❗️
忠犬だけでなく賢犬だとも思いました。
しかし‥‥。
ハチにとって辛いのは、奥さんも娘さんも犬好きではなかったこと。
そして、不幸がまた続き‥。
絶対に降りて来る筈のない改札口に
毎日毎日行く姿、
観ているの辛かったです。
ハチと言葉が通じて教授のことを
教えてあげても、
多分、ハチは行くのだろうな。
飼った以上は、○んではいけない❗️
と思うのは、駄目でしょうか。
ただ辛い
ハチは無駄なことがしたいんだよって言った屋台のおばさんの言葉を聞いて胸が痛んだ。無駄なことをしないともうハチの気持ちが折れてしまうんだろうな。
犬を飼っている人からするとかなり辛い映画。死んで報われるっていうのも悲しい。たらい回しにする人々にもガッカリ。先生の娘が1番最低。
確かに泣ける映画ではあるけど、出てくる人間が最低すぎて、もう二度と見たくはない。
ハチが待つ澁谷驛
東京帝国大学教授の上野秀次郎(仲代達矢さん)と妻(八千草薫さん)の佇まいが美しい。仲代達矢さんの男らしい魅力と、八千草薫さんの柔らかな女性らしい魅力に魅せられた。
主人(あるじ)を求め座敷に上がり、ひと声吠えたハチの姿にジンときた。
仲代達矢さんの愛情に満ちた眼差しと、ハチの健気な姿が印象に残る。
エンドロールの楽曲と映像がアンバランス。
NHK-BSを鑑賞
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