ハチ公物語のレビュー・感想・評価
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知らないことが多かった
飼い主が亡くなった後も、習慣から駅に飼い主を迎えに来ていたという話しか知らなかったけれども、本作では、脚色もあるのかもしれないものの、飼うまでの経緯と飼い主が亡くなってから、ハチ自身が亡くなるまでの事情が描かれており、飼い主の家族が特に身勝手な感じを抱いた。皮肉なことに、現代の有名人と同姓同名だった。出演俳優は、錚々たる顔触れが多く、近年注目されている俳優もいた。当時の渋谷駅前の手狭さと現代のハチ公前広場との差も感じた。
忠犬ハチ公
2023年5月1日
映画 #ハチ公物語 (1987年)鑑賞
#リチャード・ギア 主演によるリメイク版『HACHI 約束の犬』を見たことを思い出した
また、#仲代達矢 主演の #吾輩は猫である も見たことあったな
仲代さんは動物と相性がいいのかな?
大物俳優は動物が主役の映画とか嫌いそうな気がするが
ハチがとにかく可哀想。
30数年ぶりに観た。当時も今も我が家には犬が一緒。しかし感想は大きく変わった。大学生だった頃は感動して泣いたが、今回はハチ公が可哀想で号泣。そもそもハチ公は上野家にもらわれて幸せだったのだろうか?ハチ公の周りの人間たちの無責任ぶりに愛犬家として腹が立った。犬は家族、それ以外の何者でもない。そう思えない人達は犬と暮らす資格がない。ハチ公を演じた犬達のクレジットがなかったのも今となっては不快。
超有名ハチ公。てっきり感動物語だと思ってました。いやいやこれ、最愛...
超有名ハチ公。てっきり感動物語だと思ってました。いやいやこれ、最愛の飼い主を失った犬の哀れな末路ではないですか。現代的に見れば、責任持てない人は安易に飼うんじゃないよ!という警告のよう。
まずは石野真子、世話するといっておきながら…そして一見、優しいふうの八千草薫、最後はいつも元気でね。極め付けは堂々と捨てる春川ますみだ。野良犬の大将になれ!って、おいおい。でもみんな悪気はないんです、時代なんです。
感動の涙は流せなかった。悲しみの涙までがあと一歩って感じ。哀れ、ハチ公、エンディング曲も全く合ってない(笑)
昭和の名優たち
いやあ30年以上前の名優たち。懐かしいけど亡くなった人ばっかりだねえ。自分も年取ったもんだ。
作品は、やっぱりハチ公と博士の信頼関係だね。山あり谷ありの彼の人生は、皮のベルトが誇らしげに輝くシーンが絶頂だったかな。ラストは痛々しく悲しいが、安らかでもあった。音楽のミスマッチ感はあるけど。
設定は全然違うが、雪の寒さが、フランダースの犬を思い出させた。
「ペットは正しく飼おう」
ハチー!と思わず言ってしまう
大正昭和の題材の映画は令和と違いすぎて笑ってしまう
動物題材の映画は泣ける
上野役仲代達矢の笑顔というかハチを溺愛するシーンも良い
昔は犬嫌いな人も多くて みんな自分勝手
犬を捨てていくことに特に何も思わない人が多く 今の時代のほうがまだ ペットは大切にされているんじゃないかなと感じた。
植木屋の菊さんと渋谷駅の焼き鳥屋夫妻だけが見方か。
こういう人たちがあの時代に少しでもいただけマシか。
見所は
子犬のハチのかわいさ
忠犬ハチ公の健気さ
大正昭和の街の雰囲気
子犬の時可愛かったハチも最後はみてられない姿に•••
渋谷駅という大ターミナル駅の最寄りに住んでただけハチは救われたか?
地方のローカル線だと朝日新聞の記者 そして約100年後の自分にも届いてないだろう
愛しや秋田犬の純情
1923年の秋田県大館で仲代達矢扮する犬好きの上野秀次郎博士から頼まれていた秋田犬が産まれたので東京へ送られハチ公と名付けられた。大きくなったハチは、毎日渋谷駅まで秀次郎を送って帰りも迎えに行った。可愛がるのも秀次郎は風呂までハチと一緒に入っていた。愛しや秋田犬の純情。犬の健気さがたまらないな。俳優仲代達矢によほど馴染んでいるのかハチの見事な演技は臨場感にあふれていたね。
悲しき忠犬
総合65点 ( ストーリー:75点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
ハチは教授の死を知らなかったから、いつか会えると信じて教授を駅で死ぬまで待ち続けたのではなかったのか。教授の死ぬ日にハチが落ち着かず吠えたりして異常な行動をとった。そして教授の葬式で教授の遺体をのせた霊柩車を追いかけてしまえば、ハチは彼の死を知っていたからそうしたように思える。それならばハチはもう毎日駅まで帰らぬ主人を待つ理由がない。盛り上げようとしたゆえの演出なのだろうが、これではハチが駅に教授を迎えに行く前提を崩してしまう。ハチは教授の死のことを何一つ気が付かなかったことにしなければならないのに、正反対のことをしてしまっていたのは残念。
また時々説明くさい科白があったりしてわざとらしさもある。演出が新しい分、再映画化された「HACHI 約束の犬」のほうが出来が良い。だが雨の日も雪の日もいつまでも主人を待つハチと、ハチに餌をやったりして面倒を見た屋台の人々の真実の話はやはりせつなく美しい。
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