日本一の色男

劇場公開日:

解説

「続社長外遊記」の笠原良三が脚本を執筆、「青島要塞爆撃命令」の古沢憲吾が監督した“無責任”シリーズの第三作。撮影はコンビの小泉福造。

1963年製作/93分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1963年7月13日

ストーリー

厳粛なる女学校の卒業式でツイストを踊り出した音楽教師の光等、即刻クビの宣言となったのはもちろんだ。学校を飛び出た光はローズ化粧品のセールスマンにもぐりこみ、セールスNO1の丸子に喰い下ってお得意を紹介しろと頼む。光の図々しさに呆れた丸子は自分が手古ずった女政治家のコチを紹介するが、光は見事三万円のセットで五万円頂戴し、その晩には女史が夫の権田原に薦めた二号の芸者雪桜をも難なく攻略。翌日は雪桜の張り合っているバーのマダム春子の店に行き、彼女の本当のパトロン、大東生命の高取社長を聞き出しホステス達の化粧品代を支払わせた。高取がナオミというチャームスクールの生徒を可愛がっていると聞いた光は講師に化けて彼女に近づくが、ライバルのチェリー堂と契約を結んでいる校長の道江に見破られてしまった。だが、大東生命ビルの新築を知るや高取を訪ね、ビルの一部をチャームスクールにして道江を校長に、ナオミを副校長にと口説いた。高取は早速その気になり、ローズ化粧品との契約にも道江に文句のあろうはずがない。光が今までに稼いだ金は売上げの35%の収入八十五万円、今度の契約で三百十五万円、ご機嫌の道江からお礼にと百万円、しめて五百万円なり。ある日、道江の部屋に雪桜、春子、ナオミら、光に参っている連中を集め、彼は丸子を連れて乗り込んだ。大混乱の一同、中に割って入った光はポケットから写真を取り出し“これは僕の婚約者、奇病にかかった彼女をアメリカへやって手術をうけさせ、お陰で病気は治り今日帰って来ます。皆さんに儲けさせて貰った五百万円で借金も返せました。では皆さんご機嫌よう”と部屋を飛び出していった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

4.0『貧乏人は麦を食え』と平然と吐いた内閣総理大臣もいた。

2023年6月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
When I am 75♥️

3.0無責任シリーズ第三作

2019年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

植木等は音楽教師をクビになり、調子の良さで化粧品訪問販売のトップセールスマンとなる。 この色男に群がるのはライバルの団令子、芸妓の草笛光子、クラブのママは白川由美、ホステスの浜美枝、女性実業家は淡路恵子。 ラストはお楽しみ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
いやよセブン

3.5仕事ができて女性にモテモテ。 羨ましい… なるほど、モーレツとはこ...

2015年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

仕事ができて女性にモテモテ。 羨ましい… なるほど、モーレツとはこういうことなんだ!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
伝馬町