ドラゴンブルー
劇場公開日:1996年3月30日
解説
竜宮神の血を引く女風水師の活躍を描いたSFホラー。監督はSFXクリエイターとして活躍するOV『獣神サンダー・ライガー/怒りの雷鳴』の和田卓也で、初の劇場用作品となる。CM、ドラマ、バラエティで活躍する田中広子の初主演作で、共演は新日本プロレスのレスラーで「光る女」以来の映画出演となる武藤敬司。ハリウッドのSFXアーティスト、スティーヴ・ワンがクリーチャー・デザインを担当した。R指定。
1996年製作/日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ配給(配給協力*ゼアリズ)
劇場公開日:1996年3月30日
ストーリー
連続変死事件の調査を依頼された風水師の真祐子は、事件現場の龍の宮島に赴いた。島の娘・里美と親しくなった真祐子は、かつて密教僧の天海が海魔を封じ込めたという伝説が島に伝えられることを知る。真祐子は天海から己の宿命を予言されていた。その彼女を、島のニセ霊能者・佐賀照光は災いのもとだと非難する。これに煽られた島民に調査を妨害される真裕子は、宝石盗難事件を追っていた私立探偵・竜崎に難を救われるのだった。島のリゾート開発工事が鬼脈を汚し海魔の封印を破壊したことを調べた真祐子は、里美が世話をする孤児の拓也から島の海底にある竜の巣の存在を聞かされ、悪いのは海魔ではなく人間だと訴えられる。真祐子は竜崎とともに竜の巣を調べ、再び現われた天海の幻より、自分が竜宮神の血を引き妖魔を退治する運命にあると告げられた。そんなおり、いまだ勃発する変死事件に続いて里美がさらわれ、真祐子と竜崎は海魔が住み着く洞窟へと進む。実は拓也に海魔が乗り移り、里美を己の仲間としようとしていたのだった。洞窟で海魔に操られた妖魔に襲われた真祐子は意を決し、秘められた真の姿へと変身して龍の戦士となって戦った。真祐子は海魔を倒して、再び海へと返してやるのだった。