「タイトルなし(ネタバレ)」血と砂(1965) 平一さんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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少年たちを生き延びさせようと思って女を抱かせてやるというのが根本にある。それを軍楽隊にしたのは映画オリジナルで、原作は普通の兵隊。ミュージカル志向でもあり、その時代の少年たちのジャズ生まれかジャズ育ちというバックグラウンドを考え、それに則った。
小杉が隊長を指して「職業軍人にしては出来が悪いっ」
葬儀屋「靖国神社へなんか行くなよっ、ほかの神様たちに虐められちゃうから」童貞を破ったクイーンを守る為の闘いはシロモンの軍楽隊をセミプロそして、プロの兵士に。
映像と音の使い方が素晴らしい。井戸に樽が落ちると同時に殴りを入れる。同じ似た動作を重ねてシーン展開など。リズムが良い。
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