TVO

劇場公開日:

解説

不思議な超能力を持つ少女と彼女の姉を殺してしまった複雑な生い立ちのクラブ歌手との逃亡を描く。御茶漬海苔原作の同名コミックの映画化で、脚本は「てなもんやコネクション」の宇野オサムこと爆裂トシオが執筆。監督は本作が商業映画デビューとなる「REM」(8ミリ)の太田達也。撮影は「モンゴリアンB・B・Q」の笠松則通がそれぞれ担当。

1991年製作/105分/日本
劇場公開日:1991年8月3日

ストーリー

田舎に住む高校生・五月は、教師である姉・聖美の死の真実を知る為に上京した。五月には、他人の胸に耳をあて、鼓動を聞くとその人間の考えていることがわかるという超能力を持っていた。そんなある日、聖美は恋人であったクラブ歌手の孝に殺されたのではないかという情報が入り、五月は孝の歌っているクラブに行き、自分は聖美の友人だと嘘をついて孝に接近する。孝はクラブの経営者・辰巳の庇護のもと、頽廃的な生活を送っていた。そして、うまく孝に接近し、彼の胸に耳をつける五月。だがそこから見えてきたものは、五月が見たことのないような悪女の聖美が孝を傷つけていく姿だった。五月は孝の複雑な生い立ちと現在を目撃していくにつれ、どうしようもなく孝に魅かれていく。だが、五月はついに聖美殺しを目撃する。それと同時に事件を追う刑事・高塚も孝の聖美殺しの証拠を見つけ、孝を追い詰めていく。そして孝は高塚までをも殺してしまう。もはや離れることが出来なくなってしまった五月と孝は逃避行の旅に出るのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く