懲役三兄弟

劇場公開日:

解説

「殺し屋をバラせ」の石松愛弘がシナリオを執筆し、「兵隊極道」の佐伯清が監督した任侠もの。撮影は「博徒列伝」の鈴木重平が担当した。

1969年製作/95分/日本
配給:東映
劇場公開日:1969年5月3日

ストーリー

戦後の混乱期。刑務所生活から解放された矢口辰夫は、服役中、ことあるごとに対立して来た団七と神戸の賭場で出会った。そこで賭場荒しをした二人は、大沢一家に包囲されたが、その急場を刑務所で一緒だった侠客の神崎政吉に助けられた。政吉は、東洋会との争いで死んだ先代組長への義理から、二人を別府の松井一家に送り込み、その再興をはかった。その頃、団七が探し求めていた妹のスミ子は東洋会の支配下で女郎をしていた。団七は、辰夫と共に東洋会に乗込んだが、松井がその復讐に会い、重傷を負ってしまった。これに怒った二人は、ふたたび東洋会に乗込み、副会長の仁政を人質にしたが、会長の揚は人質にしているスミ子を楯に釈放させた。その後、東洋会はますます狂暴化し、スミ子を射殺し、会に反抗する素人衆を人質にした。辰夫、政吉、団七は武器を持って、反撃の機会を伺ったが、卑怯な東洋会に、包囲され手がでなかった。素人衆を救ったのは政吉の義兄弟大和久だった。だが東洋会は政吉を襲い、救出に向った大和久をも殺してしまった。残された団七と辰夫はさっそく、東洋会に立向ったが、団七は力つき全身に銃弾を浴びて世を去った。政吉と団七の弔合戦に最後の力をふりしぼる辰夫は急を聞いてかけつけた勇次郎とともに東洋会を全滅させた。

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