スレイヤーズ ぐれえと
劇場公開日:1997年8月2日
解説
おなじみリナとナーガの迷惑コンビが巻き起こす騒動をコミカルに描いた長編アニメーションの第3弾。総監督は「新きまぐれオレンジ★ロード そして、あの夏のはじまり」の湯山邦彦。監督は「スレイヤーズRETURN」のわたなべひろし。原作者の神坂一が、前作に引き続き脚本を担当した。声の出演は「THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」の林原めぐみと「スレイヤーズRETURN」の川村万梨阿。
1997年製作/60分/日本
配給:東映
劇場公開日:1997年8月2日
ストーリー
ストーナーという町にやってきたリナとナーガは、ひょんなことから、岩や土を原料にした人型モンスター・ゴーレム作りの屈指の職人ガリアの家に招待された。ガリアには親譲りの腕を持つ息子のヒューイがいたが、ふたりは折り合いが悪く喧嘩ばかりである。そのために、ガリアはゴーレムを作るどころではなく、苦しい生活を強いられていた。ストーナーの町はハイゼンとグラニオンというふたりの権力者が町の所有権をめぐってって対立関係にあり、そんな争いを終わらせるために、国王は双方に巨大なゴーレムを1体ずつ作らせ、それを戦わせて勝利した方が町の所有権を得るという提案をする。早速、ハイゼンはガリアを、グラニオンはヒューイを味方につけて、それぞれ巨大なゴーレムを作ることになった。しかし、戦いまでにゴーレムを動かすためのゴーレム・コアに魔力を貯める時間が足りない。そこでガリアとヒューイは、そのパワーをリナとナーガに求めることにした。いよいよ決戦の日、特設スタジアムでリナとナーガをモデルに作られたゴーレム、二頭身のリナとグラン・ゴッデスの戦いが開始される。ゴーレムの内部にいるリナとナーガは、日頃の鬱憤を晴らすべくゴーレム・コアのパワーの原動力となって暴れ出すが、力は互角で、なかなか勝負がつかなかった。だが、リナが魔法ドラグ・スレイブを放ったお陰で、ゴーレムはおろか特設スタジアムまでもが崩壊し、イベントはめちゃくちゃになってしまう。しかし、ガリア親子はこの勝負を通して絆を取り戻し、ストーナーの町もハイゼンとグラニオンの占領から守られた。