劇場公開日 2005年6月18日

砂の器のレビュー・感想・評価

全167件中、101~120件目を表示

4.5ハンセン病を描いた作品

2019年11月17日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

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カツカレーライス

5.0芥川也寸志の本気

2019年10月31日
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名作。出てくる俳優みんな凄い。特に丹波哲郎ファンにはたまらん。千葉県知事(森田健作)が青くて若い。加藤嘉の「オラ、こんな人、知らねぇっ!」丹波哲郎の「繰り返し、繰り返し…」はたまにモノマネしたくなる。
ドラマ版もあるが、ハンセン氏病に真っ向から挑んでいるのはこれだけだ。
密かに国鉄ファンにも人気がある作品。

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さすまー

4.5映画史に残っているのだから、、、

2019年10月21日
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今更言うことでもないが、

物語の佳境、宿命の旋律とともに、

父子の流れ流れる旅路が、

残酷なまでに美しい景色の中で紡がれる。

感動した。

まだ、日本の中でも、
都会と地方が精神的にも、
物理的にも大きく距離があった頃。

そんな空気を経験したことのない私が、

感じることが出来た。

なんだか琴線に触れた。

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十ロ九

世界共通の重さ

2019年10月19日
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鑑賞方法:VOD

不朽の名作で いつか見ようと思っててもなかなか食指が伸びずに見ないでいる作品てあるもので、自分にとってはこれと「ゴッドファーザー」だったんですが 思いきって見た甲斐はやはりありました

ネタバレは避けてフワッとコメントしますと、これは国や文明の境をこえた全世界で大昔から繰り返されてきた重い題材でした

西洋?中東?では聖書にも登場している話で、現代の日本では身近に感じられなくなっているものの やはり今でもニュースに出てきます、ジブリ映画にもでてきますよね

個人的にはショックでしたが やはり見てよかった

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えんぞ

3.5良いけど

2019年9月30日
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30代の嘆き

4.0この親子がどのような旅をしたのか、私にはただ想像するしかありません

2019年9月27日
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鑑賞方法:映画館

幸せを捨てた和賀の生き様に、代えがたいほどのエンパシーを感じた。そこまでするのか、そこまでしなければいけないのか。そう、それほどのことなのだ、と。
秀夫という過去を抹殺した和賀は、もう父に会うこともできない。加藤剛のその哀しみの表現が秀逸だった。今までは、和賀が父との過去をも切り捨てたのだと思っていたが、久し振りにこの映画を観て、名前を変えても父を忘れることがない和賀の気持ちがひしひしと伝わってきた。それは、父千代吉の態度からもわかる。二人は現在のお互いの立場を慮るがゆえに、他人の前ではお互いの存在を否定するのだ。お互いがお互いに、心の中ではかけがえのない存在であるからこそに。それを今西刑事が「彼はもう、音楽の中でしか父親に会えないんだ」と台詞で補う。今西は2人をよく理解していた。けして入れ込みすぎることなく、それでいて二人の心情に寄り添うように。

映画の作りとしては、今見返すと無駄も感じる。やはり冒頭は操車場での現場検証からのほうがすっと入れる気がする。秋田の出張は回想でもいい。全国を歩き回った印象を付けたいためか。緒形拳が登場してからさらに画面が引き締まった空気になったのは、さすが名作。

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栗太郎

5.0心が乾いてしまったら見る映画

2019年9月26日
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鑑賞方法:映画館

もっとも最近見たのはいつだったか。2・3年前のなんばだったか、それとも高槻だったか。
今の若い人にはこの親子のたどった苦難の道は解らないだろうなあ。昔の日本の四季が今よりもっと美しく、そして人々の差別意識が如何にすさまじいものであったか(今も変わらないか。いや、今のほうがSNSなどを駆使して、自分の姿を見せずに安全なところから差別するからもっと陰湿か)。
重箱の隅をつついてこの映画をつまらないと語る人は、ラストで自分の子を知らないという父の心も解らないだろうなあ。

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そねです

5.0現代ミステリーの原点

2019年9月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

午前10時の映画祭で鑑賞

いやーとにかく泣ける。
父と子の過去のシーンや加藤嘉の演技はどんなけ泣かせてくれんだよ!と言いたくなるくらい泣かされた。
父と子の過去のシーンは宿命にのせて8割が無声映画みたいな感じだったがチャップリンのKIDと同じで無声だからこその良さがあった。

絶対松本清張の原作読んでやる!

それとこの映画は映画館だからこそ泣けます。
2回目観に行きたいです。

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Pegasus

4.0よかったと思います。

2019年9月23日
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小説と多少違うが、懐かしい昭和がいっぱい見れて満足です。キャストも凄いこと😁

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kenyan

4.5名作に時代は関係なし。

2019年9月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

まごうことなき日本映画の傑作。現代にも作られてほしいクオリティである。

ただ、何回も観ているので、気になるところが目立ってきた。

冒頭の東北出張がなんの伏線にもなっていない。あやしい人物がいたことになっているが、関係があったのかなかったのかも示されない。

映画館に掲示されていた写真のために、2日連続で映画館に行くか? 写真ならその場でいくらでも確認できる。他の作品では(ひょっとして原作?)、ニュースフィルムだったから次の日も観に行った、というのがあったが、そちらのほうが合理的。

内藤武敏はたぶん捜査一課長、または刑事部長クラスだったと思うが、捜査の進捗状況を知らなすぎ。

今西は、本浦秀夫が和賀英良だとなぜわかったか?

ピアニストが撲殺を選ぶか?

映画の価値は揺るがないので、どうということはないのだが、少し気になる。

あらためて、加藤嘉の芝居はすごかった。

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mg599

4.0涙無くして…

2019年9月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

午前十時の映画祭で劇場初鑑賞。日本映画史上、一番有名なシーンを見ました。涙無くして見れんよなぁ。やっぱり。

この父親のもとに生まれたことが宿命。親子の縁は切っても切れぬ。何を注ごうが満たす事は出来ず、風に吹かれて姿を消すのが砂の器。和賀の心は家出したあの日、砂の器になってしまい、今はその形も残っていない。

原作の方が好きかなぁ。映画は東北に現れた男の説明無いし。

昔見た時ほどの感動が無かったのが不思議でした。丹波哲郎も森田健作も、色々有り過ぎたからかなぁ、なんて事を思っとります。

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bloodtrail

4.0綺麗な映像の映画

2019年9月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

後半の巡礼の映像と音楽が素晴らしい それをスクリーンで観られたのはラッキーでした

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daikokumai

5.0観ずに死なないでよかった

2019年9月15日
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鑑賞方法:映画館

人生で一番泣いたかもしれん
マジで砂の器観てないくせに今までの私何を一丁前のツラして往来歩いてたんだろ?!?!と思うくらい砂の器よかった 砂の器観る前と観た後で人生が変わってしまった 砂の器を観ないで死ぬ人生正直考えられません
義務教育で見せたほうがいい!!!!!!!!!まじでカリキュラムに入れて これを観ないで死ぬ人生はありえません 私は中島健人と土屋太鳳のクソドラマを本当に偶然目にしなければ多分観ずに死んでしまっていました本当におそろしいことです

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の

4.0粗探しをするとキリがないけど、終盤の演奏会と過去の映像、捜査会議の...

2019年9月12日
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粗探しをするとキリがないけど、終盤の演奏会と過去の映像、捜査会議の編集はやはり見事。
切腹や真田太平記など、丹波哲郎も好きな役者さんです。

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やまぼうし

5.0盛り沢山の贅沢な映画

2019年9月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

午前十時の映画祭にて鑑賞。
実は以前にも午前十時の映画祭で鑑賞したことがあり、今回は二度目となる。前回はよくわからなかった部分も多くてそれほど感動しなかったが、今回はネタがわかっていてもミステリーとして面白く、過酷な差別を背景とするヒューマンドラマとしても秀逸、俳優陣も往年の松竹オールスターで大変豪華、笑えるところもお色気もあり、とまぁなんとも贅沢なエンターテイメント大作で、長丁場なのにずっと引き込まれて見てしまった。
午前十時の映画祭の上映作に何度も選ばれるだけのことはある傑作。

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uttiee56

3.0親子の宿命

2019年9月7日
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鑑賞方法:映画館

親子の宿命を描いた奥深い作品で名作ならではの凄みを感じた。
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2019-183

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隣組

5.0タイトルなし

2019年9月7日
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鑑賞方法:映画館

いつ観ても最後の親子のシーンは圧巻

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たれぞう

5.0映画でしか表現のしようのないものを表現した小説を超越した価値と意義がある本当の名作

2019年8月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

4Kリマスター版で観ました
鮮明な映像はレンズの味だけでなく、不思議にもスクリーンに投影される空気感までを感じました
そして昭和の映画館の匂いまでも
なにより5.1chサラウンドでの音響が明瞭で宿命の音楽の破壊力が遺憾なく発揮されています

圧倒的な感動で号泣しました
日本人の琴線に触れる映画なのだと思います
国際的にこの感動を共有できるのかというと疑問です
海外の人々には何割も割引いてにしか分かってもらえないだろうと思えます

それでも良いのです
日本に生まれたということ、日本に育って生きているということ
その者だけが理解できる、まさに宿命の映画なのです

神がかっているとしか言えない見事な構成です
冒頭の音楽から、ピアノ協奏曲「宿命」の完成に向けて旋律が徐々に完成に向かい、終盤での初演奏で完結する物語です
その音楽の中に英良の回想、捜査の進展が全て内包されているのです
主題はあくまで放浪の旅の回想シーンにあります
そのシーンの日本の四季の中にある父子の困窮の姿こそ日本人の魂を震わせるのです
劇中に様々に編曲された宿命の旋律が、クライマックスに劇的に盛り上がっていくさまは正に交響曲です
問答無用の破壊力なのです

砂の器
それは何も入れられない
直ぐに脆く崩れさる形だけのもの
冒頭と劇中の映像表現もあまりにも美しく見事でした

日本人にとって永遠の名作でしょう
映画でしか表現のしようのないものを表現した小説を超越した価値と意義がある本当の名作です

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あき240

4.0なぜ殺したのか?

2019年6月5日
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鑑賞方法:VOD

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megurimegu

4.5映画音楽

2019年5月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

日本映画において、ここまで映画音楽を効果的に使った演出は見たことがない。
過去回想シーンで流れるあの宿命。ただのメロディでもない、音楽の中で大きい波がゆっくりと、しかし激しく動く。彼の過去や感情と完全にリンクした宿命は、セリフが全くないシーンでも役者の代わりに語るようだ。
その演出は観客の心を動かし、どんどん映画の中へ引き込んでいく。演奏シーン、回想シーン、捜査シーンをうまくカットバックで演出している。
また映画そのものについて考えるとすれば、ハンセン病という難しいテーマと真っ向から向き合う映画でもある。
ただの犯人探し映画ではないのだ。
戦後の日本の問題が映画のそこら中に散りばめてあり、現代の映画には見ることができない映画である。
見終わったあと観客に問いかけるような演出も良かった。
日本映画最高峰の映画と言えるだろう。

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のりたま
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