「くりかえし くりかえし、くりかえし くりかえし・・・」砂の器 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
くりかえし くりかえし、くりかえし くりかえし・・・
あまりにも有名な放浪のシーンなみならず、ロードムービーの如く日本各地に舞台が移りドラマチックが最高潮です。
大清張の小説は社会派至上主義でユーモアゼロ、ハッピーエンドは皆無ですが、この作品だけは小説では感じられない「圧倒的な感動」が身を包み、加藤嘉先輩入魂の超絶演技に震えます。
なお、小説も名作と勘違いしている人も多いですが、この作品は小説としては失敗作で映画のおかげで小説の方も有名になった作品です。清張自身が「私の作品を超えた映画」と称賛しています。
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