劇場公開日 2005年6月18日

「後半の展開に心の準備が…。」砂の器 まこべえさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5後半の展開に心の準備が…。

2019年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

序盤は淡々と進む。ただ、役者陣の演技がいいことと、この時代の捜査、町並み、列車などのノスタルジックさに、心躍る。でも後半の展開に心の準備ができていなかった。人生の過酷さを描き、過去のタブーを打ち破るストーリーに、もはや震えながら観るしかなかった。そして、昭和のうちの40年間の社会や生き様が凝縮されているこの映画は、やはり不朽の名作と言われるだけの価値があるのだ。

まこべえ