「宿業」砂の器 Yamawaki Takeshiさんの映画レビュー(感想・評価)
宿業
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人間が人間をどう見るか?それを見事に説いている。
人を生き物として情感で接することが出来る人、真逆に人を物として見る差別・偏見だけで避けてしまう人。どちらも実際にいる人々である。
この映画では、宿業ではないのに穢れた物として扱われる本浦千代吉が映画のバックボーンになっている。
そのことが起点となって、出演者全ての役割につながっていく脚本も素晴らしい。
原作も読んではいるが、むしろ読まずに見た人のほうがインパクトがあったと思う。
時々DVDを見るのだが、映像を見なくても台詞だけで、そのシーンが頭に再生されてしまう。苦笑
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