スウィートホーム

劇場公開日:

解説

洋館に棲みついた悪霊と人間との戦いを描く。脚本・監督は「ドレミファ娘の血は騒ぐ」の黒沢清、撮影は「悲しい色やねん」の前田米造がそれぞれ担当。

1989年製作/日本
配給:東宝
劇場公開日:1989年1月21日

ストーリー

ある日、故・間宮画伯の古びた屋敷をTVの取材チームが訪れた。スタッフはディレクターの早川秋子、プロデューサーの星野和夫、カメラマンの田口亮、レポーターのアスカ、それに夏休み中の和夫の娘・エミも同行した。間宮が死んで30年だが、そこには幻の壁画が残されているのだった。エミは母を亡くしてから秋子を慕っており、和夫と秋子の間にもほのかに恋愛感情があった。しかし、屋敷で取材を始めたとたんアスカが何者かに憑かれて、土葬された間宮夫人の子の墓を掘り出したり奇妙な行動を取った。やがてアスカと田口は無惨な死を遂げてしまう。秋子は近くに住む老自動車工の山村から間宮家の秘密を知った。間宮夫人はわが子を誤って焼却炉で焼き殺してしまい、それ以来近所の子供を誘拐しては同じように殺していたのだ。そして間宮家が崩壊した後も、死霊として棲みついていた。夫人の亡霊はエミを連れ去るが、秋子のエミに対する愛が強く無事に助け出すことができたのだった。

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映画レビュー

2.0なに召されてるの!?

2024年6月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

難しい

今夜(2024/06/08)観ました。

Youtubeにぶつ切りでアップされているもので、画質音質ともに良好とは言い難いクオリティでしたが、エンドロールまで観終えることができました。

日本のとある場所にある間宮邸に壁画があるとの事でテレビクルーが赴き酷い目に遭う、みたいな話です。

まず第一に気になるのはレベッカのNOKKO扮するエミの実年齢でしょう(笑)子供っぽい服装に子供っぽい話し方ですが、見た目はどう見ても二十代で困惑します😅

次に、ホラーを謳いながら非常にスロースターターで、オープニングから気分がダレます。わざとらしい音楽も耳障りで、恐怖映画を観ている気分が削がれます。

全編セット感は否めず、“引きのシーン”はほぼ皆無です。暗いシーン、アップのシーンが目白押しで誤魔化し感は拭いきれません。
古舘伊知郎、黒田福美、伊丹十三がこの映画の犠牲者ですが、古舘伊知郎は胴体を切断されて助けを求めているだけなのに黒田福美にスパナで殴り殺されてちょっぴり不憫でした😅…黒田福美もその後斧で頭を割られて死にますが💧
おいしいのは伊丹十三で、勇ましい歌を歌いながら間宮夫人に挑み、エミちゃんを救出したのち全身がちょっとずつとろけて白い汁を穴という穴から垂れ流して最期はガイコツになって崩れ去ります。
恐れ慄きつつも一部始終をしっかり見届けてから逃げる宮本信子、山城新伍、NOKKOの3人の姿に勇気を貰いました(笑)

その他、間宮夫人の悪趣味なデザインの服を着た宮本信子の姿に複雑な気分になり、最終的に間宮夫人(自分の子供と同年代の子を次々に生きたまま焼却炉に入れて焼き殺していた張本人)は、自身の子の亡骸と再会し、まるで清廉潔白だったかの様な女神の微笑みをたたえて天国へ召されていきました。…これは絶対に看過できません。理由はどうあれ無差別に無垢の子供を焼き殺していた殺人鬼が、浮かばれていい筈がありませんから。

80年代として最新鋭の特殊メイクを駆使して、恐ろしい映像を作り出した点は評価出来ますが、諸々踏まえて考えると星ふたつが限界です。

タイムカプセルとして観ると面白いですし、ホラーとして観るよりはおかしな点に注目して観る方が万倍楽しめると思います。
宜しければどうぞ。

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蜷川吝塀

3.0ついに見た~!

2024年4月7日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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プライア

4.0良質ホラー

2024年2月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
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ハモニカ犬

2.5宮本信子さんやNOKKOさんの迫真の演技が見どころ。 舞台が洋館で...

2024年1月24日
PCから投稿

宮本信子さんやNOKKOさんの迫真の演技が見どころ。
舞台が洋館で、体が半分になるなどのグロテスクな描写がある。

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Don-chan

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