心霊2 「まちぼうけ」
劇場公開日:1997年7月26日
解説
霊界案内人・稲川淳二が見聞きした怪談話を映像化した、2話構成のオムニバス・ホラーの第2弾。監督は、前作で「旧日本軍の病院」と「サーファーの死」を担当した三宅雅之と、「首なし地蔵」を担当した稲川淳二のふたり。脚本は宇田川泰功と稲川自身がそれぞれ執筆。撮影に「FRIED DRAGON FISH」の金谷宏二があたっている。主演は「ピエタ」の諸江みなこと、「心霊」の稲川淳二。(計81分)
1997年製作/日本
配給:イメージファクトリー・アイエム
劇場公開日:1997年7月26日
ストーリー
「まちぼうけ」今を遡ること15年前、ある古びた温泉宿に取材でやってきた稲川淳二は、夕食の席でスタッフのひとりが持ちかけた肝試しの話に乗り、深夜、宿の開かずの間に3人の仲間と侵入した。その部屋は、かつて旅芸人の一家が心中した部屋であるという。体を煩っていたために親子共々一座から見放されることになった彼らは、生きる希望を失い、その部屋で自殺したのだ。ところが、話し終わったスタッフが押し入れの中から血だらけの人形を発見する。やがて親子の幽霊を目撃し、恐ろしくなって稲川たちは部屋から逃げ出した。翌朝、スタッフと帰路に着いた稲川は、幽霊が自分たちを迎えに来た一座と思って出てきたのだと悟る。
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