劇場公開日 1975年7月5日

新幹線大爆破(1975)のレビュー・感想・評価

全78件中、21~40件目を表示

5.0イャーすごかった

2025年5月15日
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鑑賞方法:映画館

都電やら、池袋など馴染みの土地が出てきて
丸い顔の新幹線🚅も懐かしかったです。
令和版も楽しみです!

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Billy

4.0生きてる

2025年5月14日
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鑑賞方法:映画館

躍動感。みなぎっている。

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K3

4.5緊張感の連続

2025年5月12日
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鑑賞方法:映画館

ネトフリでリメークされたとのことですが、自分、加入していないので再上映のこの機会に鑑賞しました。
ざっくりとは、国鉄・警察vs爆弾犯の戦いです。爆弾班グループの仕掛けと国鉄・警察とのリアクションに緊張感が溢れる作品でいい具合の疲労感で終わりました。150分強の長尺ですがあっという間でした。まあ、特撮がプラレールか?みたいなところもありますし、そもそも掃除の仕事でどうして、どうやって?ですけれど。
にしてもだ。名優がこれでもか!これでもか!ここにもいる!あ!あそこにも!とガンガン出演してくるのでそこも楽しいポイントですね。丹波哲郎大先輩は、何やってもGメンですねえw
映画館で観られるうちにどうぞ。

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zem_movie_review

3.5人命より警察のメンツ?

2025年5月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

午前9時48分、乗客約1500人を乗せた東京発博多行き、ひかり109号、が東京駅を発車した。しばらくすると国鉄本社に、109号に爆弾を仕掛けた、という電話が入った。爆弾は新幹線が時速80キロ以下になると自動的に爆発する仕掛だとの事。犯人は北海道で同様の仕掛で貨物列車を爆破させ、新幹線も同様の仕掛だと信じ込ませた。倒産した工場の元経営者・沖田たちの犯行であり、500万米ドルを要求した。運転指令長の倉持は運転士の青木に事件発生を知らせ、警察庁の須永刑事部長や公安本部長の宮下らは緊急対策本部を設置した。駆け引きが繰り広げられるなか、恐怖で極限状態に陥った人々を乗せた109号は山口県に入り博多まで残り時間はわずかとなり・・・さてどうなる、という話。

50年前の作品をNetflixのリバイバル新作版の配信にあわせて劇場で再上映。
まず、最初に疑問に思ったのは、犯人から要求されたお金を払って爆弾の処理方法を聞き出し、1500人の命を救う事が最優先なのに、柔道選手に声かけて犯人逮捕を優先したような警察の間抜けな行動が凄い違和感だった。
そしていくら容疑者だといっても、相手が拳銃も持ってないのにいきなり発砲するか?当時は容疑者とは呼ばず、犯人、って言ってたなぁ、と思い出した。
全体を通して、人命より警察のメンツが優先するのか?という疑問が頭の中をグルグルと回りながらの鑑賞だった。
こんな捜査してるから当時は冤罪が多かったんだなぁ!とも思った。
それはさておき、刻々とリミットが迫り、手に汗握るストーリーで全体を通して面白かった。
下り列車を上り車線に切り替えて走らせるシーンをもっと見たかったが、実写じゃ無理だよね。
新幹線が爆破されるイメージシーンは明らかに、模型だなぁ、という感じで、ウルトラマンなどの特撮っぽくて笑って観てた。
最後、沖田が警察に騙されて爆弾の止め方を電話するシーン、その後空港で元妻と息子と目が合うシーン、心の葛藤が観れて良かった。
強いてあげれば、お金を奪う目的が薄かったように感じた。
当時は米ドルと円の為替レートが300円位だったのはわかったが、15億円奪って偽パスポートで外国へ高飛び・・・その後の展望が見えなかったかな。
犯人・沖田役の高倉健、運転士・青木役の千葉真一、運転指令長倉持役の宇津井健、そして、丹波哲郎、田中邦衛、竜雷太、などなど、名優が勢揃いで圧巻だった。
沖田の元妻役の宇都宮雅代が美しかった。

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りあの

1.5長い…

2025年5月11日
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鑑賞方法:映画館

単純

超豪華俳優の見せ場を等しく演出するだけの画一的な作品でした。

もちろんこの作品がキアヌ・リーブス主演の「スピード」に繋がったのは言うまでもないと思います。

また、韓国映画の「新感染 ファイナル・エクスプレス」も豪華俳優を主演させての大変に興奮した作品でした。

160分近い上映時間はキツいものがありました。

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クロレッツ

3.5期待しすぎた・・・・・・

2025年5月11日
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鑑賞方法:映画館

2025年劇場鑑賞144本目。
エンドロール後映像無し。
昔の映画らしくエンドロール自体一瞬ですが。パンフレットないけど入場者特典で号外新聞風のをもらえたので減点なし。

以前から傑作だと聞いて観たいなと思って録画したのも持っているのですが、リバイバル上映ということでやっと鑑賞。

豪華キャストがもったいないくらいチョイ役で出ているオールスター映画と聞いていた割に、知らない人はとことん知らず、犯人をよそ見して見逃すマヌケな刑事役で出すくらいなら他のいい役空いてただろ、というのはまだいいとして、ストーリーが思っていたより雑というか、間抜けが多すぎるというのが印象です。

結構序盤で犯人の意図していない理由で新幹線が停止して爆発する危機になり、たまたまうまく国鉄側が解決しただけであそこで爆発してた可能性が高く、そういう事があったことすら犯人は知らないし、犯人と警察、国鉄側との駆け引きの心理サスペンスを期待していたら一切なく、どちらかというと国鉄と警察で解決方法に関して揉めてる次第。主に警察がいらんことして解決を長引かせるし、やっと助かるかと思ったらこんな訳ないやろというトラブル。運転手はしょっちゅうパニックになって言っても仕方ないことわめくの映画としてリアルというより見てらんないという方が強かったです。犯人の動機も新幹線を狙う理由には関係なく、誰も死なせず死なないという目標を掲げるのは立派ですが、対する結果に対して悔いていたらああいう行動しないよな、というラストでした。

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ガゾーサ

5.0己の仕事を全うする誇り

2025年5月10日
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リバイバル上映にて鑑賞。
止まらない新幹線に付随するように淀みなくストーリーが流れ、最後まで緊迫感が持続している。
完璧に設計された新幹線に美しさと無慈悲さを感じる。
高倉健の冷静さとは対照的に、山本圭の眼力が鬼気迫る。

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ななな

4.0最も危険なゲーム

2025年5月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

「君が乗っているのはSLなんかじゃない、新幹線だ。今、新幹線の科学技術と管理方法が本物かどうか試されているんだ!」

国鉄本社公安本部に入った一本の脅迫電話。内容は「東京発博多行ひかり109号に爆弾を仕掛けた」というもの。爆弾には特殊発火装置が仕掛けられており、80km/h以下に減速すると爆発するという。ほどなく、同様の爆弾が仕掛けられた北海道・夕張線の貨物列車が爆発し、脅迫電話が単なるイタズラではないことが判明する。警察に突きつけられた要求は身代金500万米ドル。ひかりには乗員乗客1500人が乗っており、国鉄運転指令長・倉持(演:宇津井健)は対応に追われることになる...。
この時代特有の少々安っぽいアクション系の劇伴を除けば、アナログの面白さを存分に味わえる作品。主犯格・沖田に高倉健を、国鉄の運転指令長・倉持に宇津井健を、ひかり109号運転士に千葉真一を配し、志村喬、丹波哲郎、竜雷太、田中邦衛などが脇役から特別出演まで様々な形で登場する豪華さには驚く。本作は内容の過激さから国鉄には撮影協力を断られた。そのためミニチュアと隠し撮りによってひかり109号の映像をカバーしているが、アナログだからこその実感を持ちながら観られたのは良かった。特に序盤の浜松駅での上り新幹線との交差のシーンはCGでは絶対に出せない緊張感だったと思う。
そして各登場人物に物語があるのが本作を単なるパニック映画の枠から解き放っている。会社の命令と自分の信念との間で苦しむ倉持、社会に見放されながらも「誰も傷つけない」犯行を遂行しようとする主犯・沖田。特に沖田による「誰も傷つけない犯罪は成立し得るか」というテーマが本作を骨太にしている。今回、リバイバル上映を劇場で鑑賞したが、上映後には拍手が起こった。
しかし、犯罪である以上は「誰も傷つかない」ことはあり得ない。ドラマ「古畑任三郎」でも本作と同様、誰も傷つけない鉄道ジャックを目論んだ犯人がいた。しかしそれは「暴力を振るわない」というだけのものであり、事件によって会社の人間は処分されたり、中には責任を感じて自ら命を絶つ者もいるかもしれない。果たしてそれで「誰も傷つかない」と言えるのだろうか(因みに「古畑任三郎」では「私はね、自分の犯した罪を罪と思わない人間・・・・・・・最も憎みます」とまとめられている)。
個人的には、叶わない願いと知りながら観てみたい話がある。主犯・沖田の前日譚である。これだけの頭脳と胆力を待ち合わせながら、何故彼は社会から見放されて犯行に至ったのか?その過程を追ってみたい。

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ストレンジラヴ

3.5Netflixのリブート版を視聴後、続けてオリジナル版を翌日に視聴。 なかなか面白かった!

2025年5月9日
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リブート版でオリジナル版のシーンが数多く採用されており、記憶が鮮明なうちに視聴したのが良かったのかも。

本作の身代金は500万ドル。
調べたら当時の日本円で約15億円なので、かなり高額な金額だったけどリブート版の1,000億円には及ばず(笑)

リブート版では車掌が主役だったけどオリジナル版は犯人が主人公のように描かれているのが印象的。

Netflix版のようなスピーディーな展開はなく、じっくりと見せる作風って感じだった。
スピード感という点では、新幹線が走行するシーンにあまり迫力がなかったのは少し残念(笑)

一方、新幹線の指令室がNetflix版とほぼ同じような作りだったのには驚く。
50年前にすでに、あの様な完成された指令室が存在していた事に感動する(笑)

当時の観客は、この映画にきっと圧倒的な迫力を感じただろうと思った。

それにしても、出演者の皆さんが若々しい!(笑)
若すぎて誰だか分からないキャストの方もいて、時の流れを感じました( ´∀`)

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イゲ

4.5日本のパニック映画の金字塔

2025年5月7日
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リブート版の配信に併せてNetflixで鑑賞。随分昔に観たことはあるのだが、改めてじっくり観るとエンタメ要素バッチリでハラハラドキドキ感は半端なく、かつ昭和の大スターの皆さんが紡ぐ人間ドラマも秀逸で50年前の日本映画も凄かった!と感心させられました。
東映の岡田会長の一声で「タワーリング・インフェルノ」のようなパニック映画を作れ!の号令で製作がスタート。高度経済成長の象徴である新幹線を爆破させるなどあってはならないと国鉄は協力せず、爆弾シーンはミニチュアで車内はセットだったのこと。上映は当時のずうとるびの映画と2本立てでヒットせず、しかしキネ旬の読者評価は1位。海外からの支持も受け後にこの映画にインスパイアされた作品も生まれた。
時速80kmを下回ると爆発とか並走する新幹線同士の機材の受け渡し等発想力が豊かだし二転三転する犯人との攻防も面白い。俳優陣は実直なリーダーを演じる宇津井健の苦悩の表情。共感はできない役柄だが目的達成の為淡々と計画を進める犯人を演じる高倉健。千葉真一も山本圭もいいし特別出演の丹波哲郎も居るだけで存在感がある。監督を指名された佐藤純彌にとってもヤクザ映画から脱却しこの映画で開眼し、その後の「人間の証明」「野生の証明」などの角川映画に繋がったのだと思う。
伝説的な映画を現代に甦らせ続編を作ったのがNetflixだったのが現代を象徴する。Netflix版はそちらでレビューするが、どっちが凄いか?で言うと。私はこのオリジナル版の「新幹線大爆破」を推します。映画館で観たかったです。何処かでやるかなぁ、。

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アベちゃん

3.525年版の後で見た

2025年5月6日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

高倉健は大好きな俳優だけど、高倉健イコール正義のイメージが強く、犯人としては人間味が強すぎた気がする。ストーリー的には情の部分を描き過ぎた感がある。その意味で25年版の方が凄く面白かった。25年版の乗客の救出劇は75年版に出てくる刑事が救出案として語っていた内容。宇津井健が「出来ない」と言っていたが、今回やっていたので、樋口監督はやったほうが面白いと思ったのではないかと推測しました。75年版は後で見たほうが良かったなと思いました。

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ケンジ

3.5虚無感漂う1975年の時代背景を感じます

2025年5月6日
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悲しい

難しい

Netflix版『新幹線大爆破』(2025)を見たら、そのもととなったこちらのオリジナル版『新幹線大爆破』(1975)も見たくなりますよね。

時代的には、高度経済成長が終わり少し停滞を感じ始め、且つ、全共闘も下火になって少し時代遅れとなった頃。そう言う、虚無感を感じる世相が作品にも反映されています。犯人一派には、その虚無感が常に漂います。動機につながるシーンも、悲しいですね。

Netflix版がJR東日本の特別協力を得て撮影したのに対して、こちらのオリジナル版は“模倣犯を引き起こしかねない”という理由で当時新幹線を運用していた国鉄から協力を拒否された話は有名です。確かに、模型のシーンなどは、50年の撮影技術の差もあって、「あぁ、模型だな」とは感じますが、それでもよく撮影したとは思います。

興味深かったのは、テレビドラマで刑事役をよく見た俳優たちがやっぱり刑事役で出ていた事。この作品と、テレビドラマのどちらが先かという時系列はわかりませんが、やっぱり見た目というか、雰囲気があっての刑事役なんだなと、妙に納得しました。

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勝手に評論家

3.5犯人に

2025年5月1日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

netflixの新幹線大爆破を鑑賞後に今作を鑑賞しました。

netflixの新幹線大爆破は爆破を止めようとする現場の人に
感情移入しましたが今作は犯人側に移入していました。

最後はなんとか逃げ切ってくれとか思っていたなぁ。

しかし、今作の警察はねぇ。

躊躇なく拳銃撃つし、今じゃ考えられないよ。
犯人が逆上したらどうすんだよ。

突っ込みどころ満載でしたが

高倉健さん、宇津井健さんの演技に感服です。

次は続きであるnetflixの新幹線大爆破をまた見ます。

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hikaru

3.5高倉健さんの魅力が引き出されていました

2025年4月29日
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鑑賞方法:VOD

今から50年前の1975年は
ベビーブームでしたから、
新幹線109号の乗客に
妊婦がいて
産気づいていました。

劇中で「50歳以上の老人」と
アナウンスされている場面が
ありました。

新幹線の映像よりも
高倉健さんが
バイクに乗ったり
クルマに乗っている
シーンが多いです。

終盤、犯人逮捕のために
仕掛けられた罠が
印象に残りました。

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Don-chan

4.0ラストカットがカッコ良すぎる

2025年4月28日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

 リブート作に感嘆した勢いで、1975年の前作を鑑賞。50年前だけあって随所に古さは香るが、俳優陣が体現する緊迫感や迫力に古めかしさは微塵もなく、骨太で見応えたっぷりの映画でした。
 一方で、丹念に描かれたと「評判」の犯人の心情はピンとこなかった。寧ろ、何故新幹線を狙ったのか、どうやって忍び込み、気付かれずに爆弾を設置したのか、速度で起爆する爆弾を作れる技術があったのか、潰れた零細工場は何を創っていたのか、描かれてないのが未消化だった。加えて、新幹線が止まれないから保たれていた緊迫感が最終盤で途切れて、主犯を追い詰める過程が若干もっちゃりしていて残念。
 とは言え、空港での元妻の葛藤や息子の台詞は切な過ぎる。そして、最期のラストカット。どんな背景があっても動機はやはり身勝手だし、胎児や関係者2人の死も本事件が無ければ避けられた筈。主犯の沖田(高倉健)に同情する余地は全く無い......が、なんて美しく印象的なラストカット。まさに、観て良かったと思わせる映画の終わり方でした。

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ちっちゃなきょゥじん

4.5えぇ!?めっちゃオモロイやん!!

2025年4月27日
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興奮

ドキドキ

草彅くんのやつを観てから拝見しました。

※当方新旧どちらが良いとか言うつもりはございません。

まず、こちらの映画は悪役の主人公と国鉄側の主人公が設定されていて、双方の心情が描かれている。
故に、双方の心情に入り込みやすく、自身の心情も双方に揺れ動いた。
また、展開もスピーディーで2時間30分を感じさせない展開となっている。

演技も迫真で緊迫感が伝わり、まるで自分が新幹線の乗客、犯人側の一味、国鉄側からの一員になって観れストーリーに引き込まれた。

良作は何年経っても良作。そんな言葉があるが、まさに、この作品には当てはまると思う。
確かに映像や建物は古いが、心情や信念、そして伝えたい事は変わらないなと感じた。
だからスピードの監督もオマージュしたのだろう。納得。

皆さんも是非このスリリングで切ない体験をこのGWで是非~~~。

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HEBE1010

4.0意外とSFマインド満載

2025年4月26日
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興奮

知的

ドキドキ

🎦新幹線大爆破(1975版)と🎦新幹線大爆破(Netflix版)、立て続けに鑑賞。
まずは
①🎦新幹線大爆破(1975版)
出だしはかなりSFチックで今も昔も鉄オタの専門性は変わらぬトキメキがある。中盤になると社会派ドラマの色合いが強くなり高倉健のお出ましとなる。ドラマの仕立ては極めて緻密で国鉄、政府、警視庁と今でも変わぬもっとも日本的な縦割りの弊害の中、犯人と乗客が翻弄される様はまさに手に汗握る上質なスペクタルドラマとなっている。ここまで見てふと思ったのは黒澤の🎦天国と地獄、それに庵野の🎦シン・ゴジラである。ともに前者からの強い影響を感じ、さらなる後者への強い影響を感じるのである。この作品の特殊効果に成田了を見つけた時は歓喜ものである。

②🎦新幹線大爆破(Netflix版)
そしてこの作品。これはもう完全な🎦シン・ゴジラである。前半は間違いなくその見立ててでほぼ間違いのない出足。ただこの作品の光は完全に鉄道マンに当たっている。その配役のウエイト見てもそれは明らかである。しかし🎦新幹線大爆破(1975版)を🎦ゴジラに、🎦新幹線大爆破(Netflix版)を🎦シン・ゴジラにして見せる見立ては中盤からもろくも崩れだす。🎦新幹線大爆破(1975版)と🎦シン・ゴジラに極めて明確なオマージュを見せつつも、中盤からは明らかにオリジナルな展開を示し驚きの伏線回収へと物語は暴走を始める。その伏線回収のスケールの大きさは見事であり、オマージュに対するリスペクトフルネス、物語のオリジナリティへの敬意は清々しさすら覚えるのである。特に斎藤工、草彅剛、のんの三人の演技には感動すら覚え、大団円の末にはどこからとも湧き上がる涙に視界が曇るのである。

🎦天国と地獄⇒🎦新幹線大爆破(1975版)⇒🎦シン・ゴジラ⇒幹線大爆破(Netflix版)⇒🎦新幹線大爆破(1975版)への流れは日本映画史の社会性、芸術性、文学性の連続性を強く感じずにはいれない。

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mark108hello

3.0五十年前の作品

2025年4月25日
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なかなか良かったです。

ラストがちょっと残念です。

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完

5.0止まると死ぬんじゃ①

2025年4月24日
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昔の映画やドラマは、セリフが聞き取りにくかったりするもんで、なんか今見るとだるいなぁと思ったりするんですが、これは凄い。めちゃくちゃおもしろい。

ホンダのCBを駆る高倉健。渋いですねぇ。

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よしお

5.0何回観てもメチャクチャ面白い! 50年前にこのクオリティの作品が作れた日本の映画ってやっぱり凄い!!

2025年4月24日
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NETFLIXのリブート版を観る前に久々に復習

全編に渡ってダレる事なく飽きさせない迫真のストーリー展開にグイグイ引き込まれ、あっという間の2時間半で見応え充分
緊張感みなぎる力強い映像とキャスト陣の熱量の高さがものすごく、終始圧倒されます

キャスティングは中でもメインとなる高倉健さん、宇津井健さん、千葉真一さんの超豪華なキャストの熱演が素晴らしく、特に宇津井健さんが最高にカッコよかった

止まれない新幹線が障害物を回避し反対レーンに入ったことで上り車両と正面衝突スレスレでレーンチェンジし危機一髪をかわす手に汗握るシーンや物資供給のためにもう1台の列車が並走するなど、1,500人を乗せた新幹線がノンストップで疾走する圧巻のスペクタクルシーンも見せ場の1つです

高倉健さんの“ラストの姿”がメチャクチャかっこいい、アメリカン・ニューシネマ時代に作られた雰囲気が色濃く出ていて、これはこれでとても良い、なぜか悲壮感が無いのが不思議

ストーリーはちょっとだけ釈然としない部分がありました
高倉健さん達3人はなぜ建設会社への恨みなのに新幹線大爆破を進めたのか?見逃したのかな?と思っちゃいました

本作は公開と共に海外に渡り、その後の世界で作られるアクション映画に多大な影響を与えたことで有名
特に近年の数あるアクション映画の中でも傑作の1つとして数えられる『スピード』(1994)の元ネタとしても知られる日本が世界に誇るパニックアクションの傑作中の傑作です

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Jett
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