実験映画
劇場公開日:2000年4月21日
解説
一週間、廃墟の一室で謎の少女と彼女を撮影することになった青年の心の変化を、実際に一週間という撮影期間でとらえた実験的短篇。監督・脚本は「白痴」の手塚眞。撮影を藤井春日が担当している。主演は、「CANDY」の永瀬正敏と「白痴」の橋本麗香。
2000年製作/40分/日本
配給:メディアファクトリー
劇場公開日:2000年4月21日
ストーリー
ある日、青年は見知らぬ人から映画製作の依頼を受ける。それは、7日間、廃屋に暮らすひとりの少女を一台の16ミリカメラで撮影するというもの。早速、青年はカメラを回し始めるが、2日、3日と経つうちに撮る者と撮られる者であるふたりの心理は期待、拒絶、融合、再生へと変化していくのだった。それは、男と女の愛の醸成にも似た変化であった。そして7日目、それまで無表情だった少女の顔に、初めて笑顔が浮かんだ……。