「あまりにも悲惨な」山椒大夫 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
あまりにも悲惨な
誰でも筋書を知っている近代文学を代表する文豪の代表作なので映画として鑑賞する以前に筋を追ってしまいます。
溝口親分全盛四部作の中では雨月に次いで芸術路線です。ご存じのとおり、一応めでたしでおわるものの、あまりにも過酷、あまりにも悲惨、あまりにも惨めな幕切れは原作以上です。確かに映画評論的には格調高い作品ではありますが、気が滅入ります。
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誰でも筋書を知っている近代文学を代表する文豪の代表作なので映画として鑑賞する以前に筋を追ってしまいます。
溝口親分全盛四部作の中では雨月に次いで芸術路線です。ご存じのとおり、一応めでたしでおわるものの、あまりにも過酷、あまりにも悲惨、あまりにも惨めな幕切れは原作以上です。確かに映画評論的には格調高い作品ではありますが、気が滅入ります。