劇場公開日 1973年3月17日

「ゴジラとジャガーでパンチ!パンチ!パンチ!」ゴジラ対メガロ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ゴジラとジャガーでパンチ!パンチ!パンチ!

2019年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

 197X年、アリューシャン列島の小島で地下核爆発実験が行われ、その結果はるか南の怪獣島にまで影響が及んだ。伊吹の家が何者かに荒らされ、後輩の陣川が後を追う。ゴジラ映画にしては珍しくカーチェイスが始まるし、その後もカーアクション満載。何者かは家に海底3000キロにあるという砂を残していき、同じ砂はイースター島にあるという。そして完成したばかりのジェットジャガーが奪われてしまうのだった。

 300万年に渡って平和が守られてきたシートピア海底王国。地上人が核実験ばかりするものだから、昆虫怪獣メガロを使って地上人を攻撃することになったのだ。せっかく反核メッセージを入れたのに、その報復として東京を破壊するというのもいかがなものか。しかも、日本が核実験やってるとしか思えない展開だ。

 自分の意思で行動し始めた正義感の強いロボット・ジェットジャガー。巨大化するシーンはウルトラマン系列と同じか。てか、巨大化すうシステムまで作ってあったのか。メガロには優勢だったもののガイガンが現れてからはボコボコにされるジェットジャガー。もちろんゴジラが助っ人として登場するのだが、このゴジラ、なんだか楽しそうに見える。戦いぶりも子供のケンカみたいな雰囲気だ。もしかすると、イジメの構図だったのかもしれないなぁ・・・

 住民が逃げるシーンとか、本物の戦車とか、使いまわしは歴然。なんとガイガンとの戦いも再利用してる。ゴジラの目が大きくなって可愛くなってるし、メガロの羽もジェットジャガーの口が気味悪い。笑うつもりで見ればOKなゴジラ映画でした。

kossy
しゅうへいさんのコメント
2019年5月19日

本作のレビュー・タイトルに相応しいのはこれしかないでしょう!(笑)

しゅうへい