怪獣総進撃のレビュー・感想・評価
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『ファイナル・ウォーズ』は本作のリメイクでしょう
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シリーズ9作目。
登場怪獣はゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラ、ミニラ、アンギラス、クモンガ、ゴロザウルス、バラン、バラゴン、マンダの11体。
地球侵略を企むキラアク星人と人類の攻防という、『怪獣大戦争』の近未来版。
監督に本多猪四郎、音楽に伊福部昭が復帰し、さながら東宝特撮の集大成。
ストーリーは先に挙げたように、『怪獣大戦争』の近未来版といった感じなので、侵略SFとして見るのが正しい。
ムーンライトSYー3は東宝特撮のメカでも根強い人気を誇り、伊福部昭による“怪獣総進撃マーチ”も映画を盛り上げる。
怪獣たちが人類の管理下に置かれ、本来の怪獣としての本能のままの行動ではないのが少々残念だが、怪獣たちが初めて海外に上陸、4大怪獣による東京襲撃など、久々に都市破壊の醍醐味を堪能出来る。
ラストは富士を舞台に、地球怪獣10体対宇宙怪獣キングギドラ。
さすがに全ての怪獣に見せ場を設ける事は出来なかったが(マンダは東京襲撃があったが、バラゴンとバランは頭数揃え、特にバランに至っては鳴き声すら無い)、アンギラスとゴロザウルスは奮闘。
アンギラスは本作で株を上げ、以降ゴジラの良き相棒となる。
10大怪獣が相手ではさすがのキングギドラも劣勢、完全に息の根を止められるのだが、まるで10大怪獣の集団リンチを受けたようでちょっと可哀想…。
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