劇場公開日 1983年3月12日

幻魔大戦のレビュー・感想・評価

全21件中、1~20件目を表示

4.080年代を代表するSFアニメーションの傑作!!

2025年7月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

平井和正さんと石ノ森章太郎さんの傑作同名小説を原作に、『銀河鉄道999』(1979)のりん たろう監督、そして本作の後に『AKIRA』(1988)を生み出す大友克洋監督がキャラクターデザイン、と最強の布陣で挑んだ今なおカルト的な人気を誇るSFアニメーション最高峰の1本

角川映画の手がけたアニメーション第一作めで、劇場公開時 私は中学生、初めて見る超能力バトルシーンの表現に大興奮したのをよく覚えています
ザコキャラは出てくるけど、幻魔自体は実体のないエネルギー体の様な描かれ方で少々分かりづらくはあった、でもラストバトルは壮絶で迫力の描写に引き込まれました

新宿をはじめ雑多な街などの映像は大友克洋監督って感じで見ているだけでエキサイティング、映像がとにかくカッコイイ

テクノポップな主人公たちエスパーのテーマ曲みたいなのや、ローズマリー・バトラーさんの主題歌など音楽もかなり印象的だった

ドラマパートのバックに流れる哀愁漂う音楽は『銀河鉄道999』を想起させ、主人公のエスパー達が揃って激闘を繰り広げるクライマックスは『サイボーグ009』を連想させるなど、子供の頃から心躍らせてきたSF要素がふんだんに盛り込まれ、それを当時 新たな表現で魅せる素晴らしい作品、今観ると当時のいろんな思い出も蘇り、何とも気持ちのいいノスタルジックな気分にさせてくれる大好きな作品です

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Jett

5.0オモチャに頼らないSFアニメの金字塔!再評価すべし!!

2025年7月14日
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鑑賞方法:TV地上波

怖い

興奮

難しい

原作の漫画・小説と違い過ぎる… との事で、不当に評価が低い
この作品…
原作の件は、後に明記する
まず、アニメ映画「幻魔大戦」が誕生した、いきさつからだが、
昭和中期からの「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」の
「空前のアニメブーム」が起き、それは同時に、これまでに無い
「空前のSFブーム」でもあった
…しかしながら「ヤマト」「ガンダム」共に、玩具を売る為の
企画であり、中でもプラモデル販売に重きを置いていた
そこで、玩具商品を原点としないSF作品である、この作品を
アニメ化するという、白羽の矢が刺さったのである
折しも、映画公開時期が「宇宙戦艦ヤマト・完結編」と、
かつて「ガンダム」を制作した日本サンライズの
「クラッシャージョウ」と重なり、これを「SF大作・三つ巴」と
呼ばれた!
言わずもがな「ヤマト」は多くのプラモを出しており
「クラッシャージョウ」は、登場するメカ全てをプラモ化…
対し「幻魔大戦」は、プラモ等の玩具展開を一切行わない
「完全な『映像作品』としての勝負!!」であった
よって、スポンサーが無いため、日本アニメ映画として初の
「製作委員会・制度」の発起ともなった
この点を、非常に今のアニメ業界は『重視』すべきである!!

そして原作との乖離だが、脚本家を3人起用など、かなり
内容がバラバラな感がある
よって、中盤のニューヨークに現れた怪物との戦い迄は
「超能力アクションのテッパン!」として楽しめるが、
それ以降が、どうしても「哲学的な抽象表現」という
嫌いがある…
これは想像だが、石ノ森章太郎氏は「子供に安心して
見せられる『勧善懲悪劇』を…」と依頼し、
対し平井和正氏は「ハルマゲドンを象徴する『壊滅的』な
ラストを…」という部分で衝突し、最終的には
「『愛』の為に戦う」という所で折り合いを付けたのだろう…
この時の「貸し」によって、平井和正氏は多くの書籍を角川から
発行できる様になる…
とにかく「不当な評価」が多過ぎ「再評価」は、
されるべき!!!

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777

5.0りんたろう監督が当時新進気鋭の大友克洋氏を起用したのは鋭い見識、『AKIRA』誕生のきっかけになったことは特筆すべきトピックスですね。

2025年6月16日
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鑑賞方法:映画館

興奮

斬新

ドキドキ

新文芸坐さんにて『日本映画変革の時代 角川映画の出現』と題した角川映画の特集上映開催中(25年6月11日~21日)。
本日は角川映画アニメーション第1作の記念大作『幻魔大戦』をりんたろう監督、映画史家・伊藤彰彦氏のトーク付きで鑑賞。

『幻魔大戦』(1983年/135分)
『宇宙戦艦ヤマト』(1977)がSFアニメブームの火付け役となり、りんたろう氏が監督した『銀河鉄道999』(1979)、『機動戦士ガンダム』(1981)、『伝説巨神イデオン』(1982)と次々に劇場公開され過熱、本作が公開された1983年春にひとつのピークを迎えましたね。

本作も角川映画の得意のメディアミックスでCMも大量投下、「ハルマゲドン(最終戦争)」というワードも認知、浸透していきました。

公開当初は製作・原作に石ノ森章太郎氏の名前が記載されていたので、サイキック版『サイボーグ009』の印象でしたが、キャラデザインが先生の描くタッチと異なるので不思議に思っていたのですが、りんたろう監督が当時新進気鋭の大友克洋氏を起用したのは鋭い見識、『AKIRA』誕生のきっかけになったことは特筆すべきトピックスですね。

映像表現も今ではすっかり定着した『超能力を発動した際、キャラクターの全身が光って強烈なオーラが立ち込める』も本作が最初でした。

音楽は英国のプログレッシブ・ロック・バンド「エマーソン・レイク・アンド・パーマー」のキース・エマーソンが担当。シンセサイザーを活用した雄大、荘厳な讃美歌のような劇伴、ローズマリー・バトラーが歌唱する主題歌『光の天使 / Children Of The Light』も含めて、今でも強烈な印象が残っております。
80年代は海外アーティストが映画主題歌を担当することが実に多かったですが、どの作品も壮大な大作感が醸し出されるのが良いですね。
アニメや邦画が世界に紹介されている昨今、言葉の壁を越えるため、もっと洋楽を活用すべきと思うのですがどうなのでしょうか。

日本アニメ史にとってもエポックメーキングな作品ですね。

本編終了後は貴重なりんたろう監督、映画史家・伊藤彰彦氏のトーク。
角川春樹氏との出会いや人となり、角川アニメ第1弾として既存の映画業界のシステム対する抗いや気概、公開前日深夜に長蛇の列が劇場を取り囲み急遽深夜に初回上映を行った話や、アニメはあくまでも『映像表現のツール』として捉え、一つひとつのショットにこだわり、王道のディズニーアニメと常に一線を画した表現を模索した話など貴重なエピソードが盛りだくさん。
さらにサイレンス映画時代のアルフレッド・ヒッチコック監督『下宿人』(1927)の映像表現の凄さや、特に影響を受けた1960年代後半の唐十郎氏や土方巽氏の新宿アングラ演劇や横尾忠則氏、俳句、建築、絵画の話などアニメ以外の文化芸術から情報感度を高め、絶えず自身の作品をアップデートさせているお話は実に勉強となりました。

今年84歳になられますが意気軒高、まだまだ創作意欲も衰えず新作に取り組んでいらっしゃるとのことで、次回作を楽しみしております。

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矢萩久登

4.5傑作と思う(さようなら丸の内TOEI)

2025年5月4日
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鑑賞方法:映画館

小か中学生時分に友達と見に行き、本日2度目の鑑賞。低評価が多いですが、私は好きな作品です。

丸の内TOEIが2025年7月27日に閉館となるのをニュースで知り、レビュアーさんから教えてもらった特集作品群に本作があったので行ってきました。
42年!の時を経て、劇場で再び見られるとは感無量。角川アニメ第1弾。(この後、第2弾少年ケニヤ*渡辺典子)

宇宙を消滅させる幻魔による地球滅亡の危機に、サイキック戦士たち(超能力を持った人間)が集って戦う話。ハルマゲドン…世界最終戦争を描く。(…だよね?最終な感じがあまりしないんだけど)
「ハルマゲドン」という言葉をこの作品で知り、後にブルース・ウィリスの「アルマゲドン」で「ハ」じゃないんだ…などと思った覚えがw

絵柄やBGM、サントラにキース・エマーソン&ローズマリー・バトラーという、今思うと大人っぽいアニメ。(人物の顔はあまり好みではない)ローズマリー・バトラーは草刈正雄の「汚れた英雄」でも起用、この時代の印象が強い。

原作漫画・小説は未読。きっと原作とだいぶ違うのだと思いますが、面白かったです。
サイキック戦士達が上空に向かう様等ところどころカッコよいと思うし、今回ものめり込んで見てしまった。
改めて見ると、幻魔一族が宇宙を消滅させてきた割にはやや ちゃちい感じがしないでもないが、この作品の世界観は好きです。

声優には原田知世さんも参加。
更に、子どもだった林泰文さんが声優を務めていたとは。芸歴長くてすごい!

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ふわり

1.0トラウマ級、絶望的にツマラヌ一本。

2025年1月24日
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83年、高校時代。
りんたろう、金田伊巧の名に煽られ、大いに期待し、
渋る友人を説得し一緒に観た。
結果、絶望的にツマラヌ凡作。
以後、映画は一人で観ると決めた。
映画は基本ツマラヌと覚悟して、
年に数本の快作の為に百本は観る今。
苦い思い出。

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きねまっきい

2.0アニメにおける時代のあだ花

2025年1月3日
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鑑賞方法:TV地上波

当時、大友克洋の斬新な人物やメカをキャラクターデザインに採用し、細密なモブシーンが画期的という評価を受けました。

手描きのセルアニメでは画期的な手法で、人海戦術の極致のような作品です。

しかし、今となってはそれも陳腐で、はるかに少ない予算でこのクオリティを超えてしまうアニメ作品が存在します。

いわば実験的エポックメイキングで、『AKIRA』につながる系譜のアニメーション映画です。

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うそつきかもめ

2.50220 お姉さんコンプレックスの丈の成長物語

2024年9月30日
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鑑賞方法:TV地上波

1983年公開
キースエマーソンのテーマ曲は大好き!
ローズマリー・バトラーの主題曲もいい。
もともと少年マガジン連載の石森章太郎画は毎号欠かさず
読破。
なんだけどりんたろうの絵は自分的にはフィットせず。
それだけ 50点

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NWFchamp1973

2.0終末的なSFなのに、メロドラマチックな・・・

2024年2月19日
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遠い昔、イカしたメロディーにのせて重々しく表示されるまさに“四字熟語”といった感のあるそのタイトルに、結構惹かれたものでした。劇場での観賞はかなわなかったものの、レンタルなどで念願の観賞を何度かしています。そして、ついにはBlu-rayなんぞ購入してしまいました。見る前は必ずといっていいほどに念願叶って感動!という夢想をするのですが、その後100%感じる残念感・・・かろうじて最後のエンディングテーマに救われるが、それも微々たるもの。何度見ても途中で飽きて、何度も止めたり、別のことを始めたり、とにかく内容に集中できなくて、だから作品の記憶も曖昧になって、で、外野の魅力に釣られて何度も見ちゃうといった─。
正直、つまんないんですよねー。ネタや設定なんか最高なのに・・・なんでこんなメロドラマチックになってんの!?と毎回思ってしまいます。もうなんか、いつの時代に見ても古くさいと思ってしまうんじゃないかと思ってしまうくらいに古さを感じてしまうし、キース・エマーソンのメロディーまでもがその古めかしさを助長している印象。何度「これは原作で読んだ方がいいなぁ」と思ったことだろう。でも、原作読んでないし・・・
最近Blu-rayで見て最も感じたのは、そんな台詞絶対誰も言わんだろう実際・・・という違和感と、画質が意外とよろしくないという致命的なところ。同時期とかもっと古いアニメでリマスターされているものはしっかりと質が高められているのにこの作品はなんかノイズみたいなものがちらついているいて、しかもぼやっとしているところもあるし、内容も映像も、結構惨たんたるものという印象。個人的にはエンディングからラストカットだけが唯一、見るに堪えられたかなという印象。
Blu-rayのメニュー画面はかなり気合い入れて作られていて、それを見る限り基本的なビジュアルはやっぱ結構いいんだと感じてしまうだけに、この映画は非常に残念と思わざるを得ません。

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SH

3.0ダブル徹で昭和な

2022年8月17日
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角川映画祭第二弾
 超能力物で個人的に好物そうなのですが、未見でした。巨人の星みたいな主人公とお姉さん 地震や噴火が起こるので、終末論が流行ってた時代の世界観でしょうか 昔のアニメがいろいろ混ざってるって感じ サイキックなんちゃらマッサージとやらはAEDか? 赤多用なのもアキラみたい、呪術ももしや影響受けてる?とも思った

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ゆう

1.5サイキックウェーブマッサージ て👐🏼

2022年3月6日
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笑える

幼少時にこの大作アニメ映画を観逃した事がなんとなく心のどこかに(たぶん子供心にベカのデザインが)引っ掛かっており、
最近、栃木県は那須湯本温泉近くに存在する【殺生石】という、邪悪なる「九尾の狐」が封じ込められた伝説のある溶岩石が真っ二つに割れるという・・言う人が言うには “物凄〜く縁起の悪い” 事態が発生したらしく、その方がその件の説明に際して、この『幻魔大戦』を引き合いに出されていたので、私もまた急にこれが観たくなり、YouTubeに😬法にアップされてるらしき動画を観てしまいましたの🥴

出だしからなんか‥なんとも言えないムードで始まり、テンポもちょっと独特の遅さがあり、内容的にも付いて来れる人だけ付いて来な的な作品で(まあ私はスピ系にハマってた時期もあったので🥴ナントカカントカ)、
で、私も段々と慣れてきて、1人で途中👆🏼タイトルとか色々と突っ込みながら観てましたん❣️ 🗣~ヤネン!?👋🏼 ~ヤロ!👋🏼

して、AKIRAの大友さんとか、声優で江守徹さんとか、昔からブレない美輪明宏さんとか、大御所の往年の仕事ぶりを堪能す。

つまるところ、愛はエネルギーなのでつ💞

最後のテーマソングが何故かちょいヘタウマな感じに聴こえ、そこにまた時代を感じるノスタルジックな趣きがありました👂🏼

内容は出涸らした 善 VS 悪 の解り易〜いテーマの物語なのですが、現実世界の人々の心中においてもこの葛藤は常に繰り広げられており、また宇宙の永遠のテーマでもあるので、今現在も地球上で行われている蛮行(侵略戦争行為)を是非世界の皆で注視して👁、少しでも平和が取り戻せるような想念を抱きつつ見守ろうではありませんか🙏🏼 (ん~根っからのスピリチュアル😅)

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寝落ちマン(次男)

3.5「AKIRA」の革新は、いきなり突然変異的に起こったものではないのです 本作は、プレアキラと言うべき作品だったのです

2021年2月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

ハッキリ言ってつまりません
まともに内容を理解するのは生産的ではありません
新興宗教とか胡散臭い自己啓発セミナーに参加させられているように思えてくるでしょう
だって原作自体がそうなのですから仕方ありません

原作者は平井和正
SF作家の戦後の第一世代の古株です
黎明期のテレビSFアニメ「エイトマン」の原作や脚本は彼の仕事です
1960年代から1970年代の前半までは素晴らしい傑作SF小説を幾つも発表しておりファンも多かったものでした
しかし1970年代半ばから、神ががった宗教的な内容に傾斜しはじめてしまったのです
まともなSF読者は離れていったのですが、この路線は不思議なことに人気を集め、幻魔大戦の原作小説は1979年から本作前年の1983年までの間に角川だけで20巻も文庫本が発行されています
他にも徳間から似たような作品も何巻も発行されたのです
新宗教とかそんなものに火を点けた作品であったのかも知れません

ハルマドゲンという言葉はオウム真理教事件以前に本作で一般的になったのです

ならば観る価値は無い?
そんなことは有りません
アニメファンであるならば観ておくべき作品です

本作がなければ、アキラも攻殻機動隊もエヴァンゲリオンも誕生しなかったかも知れないのですから
重要な歴史的価値があると思います

白蛇伝、西遊記、アラビアンナイト・シンドバッドの冒険といった日本アニメの黎明期から、銀河鉄道999などを撮ってきた日本アニメ界の伝説の人、
つまり日本アニメの背骨の中心的人物と言うべき人物
そのりんたろうが監督を務めたのです

そして、その彼の指名で原画を大友克洋が担当したのです
当時、大友克洋は一部で注目を集めていただけの存在から、1981年の「気分はもう戦争」、1983年の「AKIRA 」で遂にブレイクしたばかり
彼の絵をアニメに引きずり出した
それだけでも日本アニメ界に及ぼした影響は計り知れない巨大なものです

ストーリーはともかく、作画と演出に集中してご覧頂きたいと思います
いかに後の日本アニメ界にどれほど巨大なインパクトを与えていたのか、その証拠を山のように発見できると思います
そこに本作を観る価値と意義があります

角川のアニメ進出の第一号であることも、アニメビジネスにとりエポックメーキングなことです

音楽もプログレッシブロックのシンセサイザー奏者として伝説の巨匠であったキース・エマーソンを起用したことも、考えてみれば現代のロックバンドのアニソンの源流であったのです

「AKIRA」の革新は、いきなり突然変異的に起こったものではないのです
本作は、プレアキラと言うべき作品だったのです
そこは正しく評価されなければなりません

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あき240

3.0前半部分は割と良かったのだけれど、全体のボリューム考えると尺の使い...

2021年1月16日
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前半部分は割と良かったのだけれど、全体のボリューム考えると尺の使い方が良くない。最初の奴に時間使い過ぎ。集まってからこその内容だと思うのだが。

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collectible

1.0時代性を鑑みても、擁護出来ないつまらなさ。

2020年3月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

単純

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たなかなかなか

2.0企画に無理がある

2019年8月31日
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鑑賞方法:映画館、TV地上波

幻魔大戦を2時間の映画一本にまとめる事に無理が有る。とてもこのスケールではない、企画が失敗。中途半端になってしまった残念な作品。

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ミネルバ250

3.0このころの漫画はよく読んだ

2019年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

 石森章太郎のコミックにはハマってしまったので、大友克洋のキャラクター・デザインがかっこよすぎてついていけなかった。しかも『AKIRA』の前である。今でこそ素直に観ることができたが、当時は違和感が・・・

 「トッカータとフーガ」をバックに心地よい宇宙空間の映像で始まり、サイオニクサーとして甦ったルナ。まずはサイボーグ戦士ベガとの対面。そして最初に見つけたサイオニクサー東丈。彼の描写に関しては、野球部レギュラーから外れ、ガールフレンドにも振られた喪失感や、新宿の町を彷徨い歩く描写、そして、念動力の使い手として覚醒して悪いことを考えるといったリアル感がすごくいい。ただ、物語全体からすれば時間を割きすぎ。

 次なる超能力者は黒人少年ソニーだが、その前に起こった世界の破滅映像がアニメじゃなくて静止画だ。ここはがっかり。最初の敵、幻魔のザメディとの戦いもなんだかおとなしく、キース・エマーソンの曲もピタリとこない。超能力者が集まるさまは「サイボーグ009」の雰囲気に似ているが、ここでも盛りあがらない。エログロの怪物たちは『超神伝説うろつき童子』にも影響を与えているのかもしれない・・・姉さんが危ない!

 一枚絵で破壊された都会を描いていたけど、月の下にそびえる新宿ビル群がなかなかよかったでしょうか。原田知世の声でタオが言う「レッスン1終了」とかって、かなりはずしていると思う。

 劇場で観たのに、あまり記憶に残ってないのは、翌年の『風の谷のナウシカ』の衝撃のせいだろうなぁ・・・

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kossy

3.0おさまりきれてない・・・。

2019年4月7日
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壮大な物語、大迫力の超能力バトル!!
大友克洋キャラクターデザインと石ノ森章太郎原作という尋常じゃない豪華スタッフなので、面白くないわけがない!・・・のですが、物語が壮大すぎて、映画の尺の中に少々入りきっていないような気もしました・・・。

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ハワイアン映画道の弟子

2.5AKIRAに繋がる

2018年6月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

世界中の超能力者を集めて侵略者と戦う。ちと長かったな。

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mimiccu

3.0懐かしかった

2018年3月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

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吉泉知彦

5.0懐かしのアニメを…

2017年8月27日
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興奮

というかかなり遅くなってしまったが
キース・エマーソン追悼を込めて 合掌

とにかくこの映画が公開された時ほど日本アニメが盛り上がった時はないです。オールナイトニッポンで特番は組まれるわ、せんだみつおは「ハルマゲドン接近!」というまるでウケないネタで便乗するわ。

学校の担任も話題にしてたもんなあ。
さすがに
君の縄
とか
打ち上げ花火…どっちでもいいよ同じだよ?
なんてそこまでじゃないでしょーよ。どうだ、参ったか(笑)

とかオレが自慢することじゃないんだけど。
宇宙戦艦ヤマト
クラッシャージョウ
がほとんど同時公開でどれが勝つか?で盛り上がったというのもありました。

動員では幻魔大戦圧勝。

それがいまではほとんど忘れ去られてんだもんなあ。確かに今みるとストーリーがなんか…子供向けというか、陳腐というか
でもアクションは後のアニメにかなり影響与えてると思うけど
超能力者たちとわけわかんない宇宙妖怪みたいな連中の戦いだから、かなりメチャクチャだけどね
ニューヨークは火の海にするわ
富士山は噴火してしまうわで

しかしストーリーはおいといてとにかく音楽
サントラもよく聴いたなあ。キース・エマーソンは半分以上主題歌含めて曲を書いていてどれもよくて手を抜いてない。
あのエマーソン、レイク&パーマーのエマーソンさんがですよ?世界的なバンドの方が。
真面目な人だったんだなあとだからあんな…(泣)

ともあれ、海外アーティストの曲の素晴らしさを知ったのはこれが最初だった。エマーソン、レイク&パーマーというプログレバンドはあとから知りました。

本当は映画の内容としてはいまいちなんだけど、悲しい逝き方でこの世を去ってしまったキース・エマーソンの冥福を祈りつつ。

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守銭奴見習い

3.0素晴らしい主題歌につきる

2013年3月17日
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鑑賞方法:TV地上波

興奮

総合:55点
ストーリー: 45
キャスト: 60
演出: 40
ビジュアル: 65
音楽: 90

 超能力を持った人々が侵略者たちと戦う、という設定はまあ悪くない。だがどうもその後の展開が今ひとつすっきりしなくて、あまり内容として見る物はない。

 何がいいといえば、主題歌の「光の天使たち」。これが素晴らしい傑作。まだCDが普及していない時代でCDのサントラの発売がなかったみたいで、この主題歌を探すのに苦労した。ひどい録音だが、それでもこの曲があるだけでこの映画は偉いのである。

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Cape God