「昔の鎌倉駅」狂った果実(1956) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
昔の鎌倉駅
前半はあの時代に青春を過ごした経験がないと理解できない価値観で話が進むので今観ると退屈で冗長ですが、後半話が動き出してからはサスペンスが好調で娯楽作品として秀逸です。裕次郎先輩は親の世代のスターですが、さすがにあれだけの人気を誇った片鱗がうかがえます。
元々津川先輩の役をやるはずだったらしいですが、確かにその方が合っていたかもしれません。しかし津川先輩も超難関な役をサラッと演じているような印象でした。
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