風の中の子供

登場する全ての子どもたちの姿を見るだけで価値がある。
父が帰ったときの兄弟の様子と涙、弟の三ちゃんの、親に迷惑を掛けたくないという努力と、兄の善ちゃんの寂しさに耐える矜持、二人とも子どもには辛いことを強いられながらも、懸命だ。
他の子どもたちも皆、とても良いし可愛い。
なにかと走る子どもたち、なんと懐かしいことか。

なお、音がとても聞きにくいので、DVD鑑賞のときは、日本語字幕をオンにする方が良いかもしれません。

　とにかくワンパク小僧の弟三平。叔父さんの家に行っても高い木に登り、盥に乗って川下りしたり、見ていても楽しくなってくる。しかし内面では父親が大好きな純粋さを持っているのだ。　近所の子供たちも必ず集まってくる。なんだか、子どもの頃を思い出す。