魚河岸の女石松

劇場公開日

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解説

直居欽哉と横山保朗の共同脚本を、「八荒流騎隊」の工藤栄一が監督したひばりの明朗編。撮影担当は「アマゾン無宿 世紀の大魔王」の西川庄衛。

1961年製作/89分/日本
配給:ニュー東映

ストーリー

「大藤」の加納佳子は魚河岸の仲買人藤太郎、滋子夫婦の一人娘。その心意気と気ッ腑のよさで魚河岸の人気者だ。トップ屋の喜多川は「魚河岸の娘達」の特集で佳子に逢ったとたん、佳子の胸のペンダントをみて驚いた。立花製缶社長立花から常日頃聞かされていた珊瑚のペンダントに間違いないからだ。二十年前、立花は竜奴という芸者に子供を生ませたのだが一緒になれず、このペンダントを竜奴に贈ったのだ。喜多川は佳子をむりやり立花に逢わせるが、父親は藤太郎一人と剣もホロロの佳子だった。立花製缶の海老原専務は、会社乗取りを策し腐った缶詰を作って立花製缶の失墜を計っていた。この結果、都内に中毒者が続出、ついに立花製缶は営業停止処分をうけ立花社長は病いに倒れてしまった。このことを新聞で知った藤太郎夫婦は、立花社長が実の父であることを佳子にうちあけた。実の父の苦境を知った佳子は、海老原専務の巣ポアソンドールに歌手としてもぐりこみ、彼等の悪計をテープ・レコーダーに収めた。一方喜多川は、海老原の娘令子の口から黒幕は関西の大財閥榊原善造であることを聞きだしてきた。そして無償で立花方に協力を申し出た。そんな頃に愈々株主総会が開かれた。その会場で、立花が社長辞任を余儀なくされようとした時、佳子、喜多川が飛びこんで来た。場内騒然とするうち、佳子の持ちこんだテープ・レコーダーが廻り出し、榊原、海老原一派の悪計がばれてしまった。一味は逮捕され、立花は会社を続けることができるようになった。佳子は相変らず魚河岸のセリ市で働いていた。喜多川もまた、トップ屋稼業から足を洗い、佳子の良きアシスタントとなる日も間近いようであった。

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