おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!
劇場公開日:1986年8月23日
解説
人気グループ、おニャン子クラブのプライベート・ライフをドキュメントしながら、裏で進行する謎の陰謀を描く。脚本・監督は「PARIS-DAKAR 15 000 栄光への挑戦」の原田眞人、撮影は「ロングラン」の長谷川元吉がそれぞれ担当。主題歌は、おニャン子クラブ(「お先に失礼」)。
1986年製作/78分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1986年8月23日
ストーリー
4月1日。日本武道館でおニャン子クラブのコンサートが行なわれた。この日を最後にメンバーの河合その子と中島美春がやめていった。東北の高校生であるおニャン子ファン、マージャン・ボーイは同じ高校の陸上部のマラソン・ボーイと共に、7月に行なわれる横浜球場でのおニャン子のコンサートにマラソンして行くことに。一方、おニャン子たちは敏腕プロデューサー帆足のもとで、テレビ、ラジオ出演などで多忙な日々を送っていた。帆足の心配種は、おニャン子たちに密着してちょっかいを出す息子のユージンである。ある日、ユージンはおニャン子の私物を盗みだした男の後をつけた。そこでは隠れおニャン子ファンたちが、盗んだ物でオークションを行なっていた。捕えられたユージンは隠れおニャン子ファンのリーダー、スペードのエースが横浜球場のコンサートを破壊しようと計画しているのを知る。隠れおニャン子にとっては、武道館と同じようにやめていくおニャン子を見るのがつらいのだった。横浜球場コンサート当日。爆弾は時計の文字盤に仕掛けられた。超満員の観客にまじり、交通事故でリタイアしたマラソン・ボーイは入口でマージャン・ボーイを待つ。コンサートは進行していき、これを機にやめていくメンバーが発表されていく。疲労で苦しみながら完走したマージャン・ボーイが現れた。スペードのエースのもとを脱出したユージンは球場へ。そして、エースが文字盤の爆弾を狙うなかユージンは無事、爆弾のとりはずしに成功した。