男はつらいよ 寅次郎紅の花のレビュー・感想・評価
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このウマシカ息子はきちんと治療してもらおう。
民事訴訟でただ事で済まされないと思うけどなぁ。
津山の慣例は知らぬが、当然結納でお金は動いているわけだから、これだけの規模の結婚式となると、1千万以上の損害賠償を請求される。ましてや、道路の交通妨害等の刑事事件にもなる。しかも、女性から結婚合意も話してあるので、性的な事件になる。つまり、ストーカーになるし、まだ、働いてから2年、3年なので、有給休暇は5日くらい。つまり、欠勤になるし、たとえ、中小企業であっても、懲戒解雇になる。つまり、立派な犯罪者。
若けりゃ、こんな事しても許されるのか?
こんな奴らだったら自分の命を削ってまでも『若者の為』とは思いたくない。絶対にPLAN75
は阻止すべし。
インドネシアでイルカの群れにあった。しかし、昔の事なんか思い出せない。
とにかく、結婚する事が結末ではない。
最後の95年の災害に遭われた方に対する思いだけ。
何故なら、多いからね。この地区は。
よく組み立てられたストーリーでした
・泉ちゃんの花嫁姿はとてもキレイでした。 ・リリーさんは相変わらず活舌もよくテンポのいいセリフが素晴らしい ・柴又での団欒シーンでは寅さんらしい語りが聞けて良かった ・田中邦衛さんが渡し船の船頭として登場。満男(純)と同じ船に乗っているというニアミスがあったけど絡みが無くて、北の国からファンとしてはちょっと残念。 ・いつもはモブキャラのタクシードライバーさんが、最後の方のシーンでとてもいい味出していました。
あんだけ満男の世話になっておきながら別な野郎と婚約する愚行 笑っち...
あんだけ満男の世話になっておきながら別な野郎と婚約する愚行 笑っちゃうねぇ シナリオライターは首で良いよ わかっちゃいねえなぁ 馬鹿は映画等に首突っ込んじゃいけねえ
満男がたどり着いたのは奄美大島の加計呂麻島。 そこで偶然に浅丘ルリ子と出会う。 浅丘ルリ子の家にいたのは寅さんだった。 偶然過ぎる偶然が重なるのが山田洋次監督作品の常である。
BSテレビ東京で映画「男はつらいよ 寅次郎紅の花」を見た。 1995年製作/日本 配給:松竹 山田洋次監督73才 渥美清67才 倍賞千恵子54才 吉岡秀隆25才 後藤久美子21才 浅丘ルリ子55才 夏木マリ43才 満男が後藤久美子の結婚式を台無しにした。 満男は傷心の旅に出る。 満男がたどり着いたのは奄美大島の加計呂麻島。 そこで偶然に浅丘ルリ子と出会う。 浅丘ルリ子の家にいたのは寅さんだった。 偶然過ぎる偶然が重なるのが山田洋次監督作品の常である。 結局、満男は後藤久美子と交際することになり、 寅さんは浅丘ルリ子とよりを戻すことになる。 満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。 オリジナル作品としては「男はつらいよ 寅次郎紅の花」は 「男はつらいよ」シリーズの最終話である。 出演者の皆さん、スタッフの皆さん、 楽しいシリーズをありがとうございましたと言いたい。
愛は一本の紅の花の如く。
渥美清氏死去により、本作が「寅さん編」最終作となりますが、 やはり、寅さんの人生の旅路には、リリーさんが必要だったんだ。 たくさんの人々に愛情を注いできた寅さんも最終的にたったひとり、 愛を永遠に向けられる人は誰か。 その人こそがリリーさんだったんだと染々感じました。 その寅さんの魂は、正に、ひとりの人に一心に向けられた、一本の紅の花のようなものだと、想いました。 その寅さんの魂を引き継ぐように、甥の満男も泉に一心に紅の花を向けて、いよいよ、50作目に結実します。
啖呵に勢いは無くても台詞のひとつひとつ、その表情に深い味わいがある...
啖呵に勢いは無くても台詞のひとつひとつ、その表情に深い味わいがある。いつもならケンカ別れで終わるパターンだが今回はリリーと一緒にタクシーで走り去り、私も心の底から「お幸せに」と後ろ姿を見送った。
1年かけて観た全作品。私にとっては今日が寅さんとお別れの日となった。
見事な構成で惚れ惚れします
寅さんシリーズの実質的最終回 本当は後2作つくる予定だったそうです それでも本作のラストでの寅さんのご苦労様の台詞、そして復興しつつある神戸の被災地の光景をクレーンが高く上がって俯瞰しつつエンドマークがでるのはシリーズ最終回でも全くおかしく無いものです むしろこの回で終わって良かったのかもしれません 寅さんはそれからもフーテンを続けていく リリーさんともまたどこかでより戻したりケンカ別れしてるんだろうなあ・・・と遠い空の下から思える素晴らしいラストシーンだと思います 今回観ていろいろ気付きがありました 何故美作滝尾駅から始まり、津山が騒動舞台となるのでしょうか? タイトルバックのお祭りのある城下町は中国勝山のお祭りです でも寅さんが買った切符は勝田まででした その勝田と津山と中国勝山は、実は出雲街道沿いの町だったのです 出雲とはつまり縁結び、結婚への道だったのです 美作滝尾駅はその出雲街道へのイントロダクションとなっていたわけです そして津山から北北西に30キロ弱の山間部に奥津温泉と言うところがあります 映画「秋津温泉」の舞台です その映画の終盤には津山城の公園が登場します 津山城の石垣のセリフでその映画を思いだしました 何十年も一人の男を愛し続けてひたすら待つ女の映画です つまり監督は本作はそういう映画ですよと言っているのだと思いました 本作では泉ちゃん、そしてリリーさんです 二人とも煮え切らない、愛する男を待っているのです 泉ちゃんを柴又駅のホームで見送るさくら ハイビスカスの花でリリーさんがさくらと寅さんに見送られるシーンと瓜二つです 15年の時間差で同じことが再現されているのです 紅花の花言葉は 包容力、 特別な人、愛する力、だそうです リリーさんは何故、沖縄でなく奄美大島の加計呂麻島に住んでいたのでしょうか? この島の金持ちの年寄りと再婚して、死別後もこの島に残っているとの話をリリーさんがしますが何故そのような設定なのでしょうか? 奄美大島の西隣の島が加計呂麻島、その先には与論島 沖縄返還までは日本の最西端で有名でした つまり限り無く寅さんと暮らした沖縄に近づきたい しかし思い出には浸りたくない そんなリリーさんの心情を表現しての設定なのだと思います 寅さんがたまたまリリーさんを見かけて彼女の家に転がり込んだという説明が台詞であります 本当でしょうか? きっと前から互いに連絡を取り合っていたのだと思います ラストシーン また寅さんはリリーさんの家を飛び出していって神戸長田の被災地にいました 本作公開は1995年12月 このシーンはお正月ですから実は1996年の新年のこと 公開日では未来の話なのでした 本作は三階建ての構造です 阪神大震災からの復興の話 満男と泉ちゃんの話 寅さんとリリーさんの話 1段づつ上がって、また降りて最後は阪神大震災からの復興で終わらせています 見事な構成で惚れ惚れします 最後はリリーさんからの年賀状で籍入れましたと書いてあったら良かったのにとは思いますが、これで良かったのかも知れません
寅さん、お疲れ様でした。
"男はつらいよ" シリーズ第48作。
Huluで鑑賞(HDリマスター版)。
ついにこの時がやって来てしまった…
殆どの場面で、座っているか、寝ているか。声にも肌にも張りが無く、ふとした表情が本当に辛そうでした。
これが最後だと分かっているからこそ、セリフのひとつひとつにこみ上げるものがあって、何度も画面が滲みました。
俳優・渥美清、渾身の遺作。心に刻みました。
渥美氏の本作への出演は最早奇跡に近かったと云う。医師には「出演したら死ぬ」と言われていたそうな…。それほどまでに深刻な病体を圧してまで出演したのは、車寅次郎役への相当な思い入れと役者魂故だったのかなと想像しました。
苦しそうな渥美氏の様子を見るにつけ、山田洋次監督は「もしかしたら本作が最後かもしれない」と考え、マドンナにリリーを選びました。リリー役の浅丘ルリ子も日頃から渥美氏の病状を聞き及んでいて、山田監督に「寅さんとリリーを結婚させて上げて欲しい」と直談判したそうです…
そんなこともあり、キャストやスタッフの本作にかける想いには相当なものがあったのではないかなと思いました。それを示すように、「ぼくの伯父さん」から語られていた満男と泉ちゃんの恋愛模様に一応の決着がつけられるなど、シリーズ集大成と言えるストーリーが展開されました。
寅さん自身の物語には、「叶うことならばシリーズを続けたい」と云う山田監督の意向があったからか、いつも通りの終わり方になってはいたものの、結果的には寅さんの永遠不変なイメージを維持することが可能になった素晴らしいシーンだと思いました。タクシーの中でリリーに言ったセリフに心震えました。一度はああ云うこと、言ってみたい…
私は兵庫県の出身です。今でも神戸の近くの市に住んでいます。阪神・淡路大震災当時、私はまだ0歳でした。記憶は全くありませんが、両親の話や学校の授業などを通して、どれほどの被害をもたらした災害だったのかを学んで来ました。
冒頭で寅さんが被災地でボランティアをしているシーンがあったり、神戸から寅さんを訪ねて来たパン屋の主人が寅さんへの感謝の気持ちを語ったり…。フィクションの中とは言え、最も被害の大きかった長田地区を寅さんが訪れていたと云うことに、なんだか嬉しくなってしまいました。
ラストシーンは実際に長田で撮影されていて驚きました。久しぶりに当地を訪れた寅さんに駆け寄って来た人々に向かって言った労いの言葉「本当に皆様ご苦労様でした」―これが寅さんの、渥美清氏の、最後のセリフとなりました…
渥美清の死去を受けてシリーズが終了しても尚、ここまでの人気を獲得し続けているのには、車寅次郎を見事に体現した渥美氏の功績が大きいと、改めて思いました。
全ての作品に、生きていく上で必要なことがぎっしりと詰まっている…。人生まだまだこれからですが、今の時期にこのシリーズと出会うことが出来て本当に良かった…
寅さん、ありがとう。
そして、お疲れ様でした。
※鑑賞記録
2020/08/11:Blu-ray(4Kデジタル修復版)
※修正(2022/08/06)
早まるな 考え直せ もう一度
岡山県津山に嫁ぐ泉。結婚式のジンクス「花嫁を乗せた車は1cmでもバックしちゃだめ」というのに、対向車が立ち往生。その車の運転手は満男だったのだ。おかげで結婚式は中止。警察でしぼられた満男はそのまま家に帰らず、自殺をしようと行き先もわからずブルートレインへと飛び乗り、いつの間にか奄美へと向かっていた。
いかにも自殺しそうな青年を見かけて気が気ではならないリリーは彼を車に乗せるが、満男は崖っぷちに立ち・・・小便をしてた。やがてリリーの家へ招待されたが、そこには寅さんが!満男に思い切り感情移入できるシーンでもあった。ビックリするシーンがとてもいい。
毎度おなじみのパターンで、泉は満男を追いかけ奄美へとやってくる。海岸で戯れる満男と泉を見ながらリリーの肩を抱こうとした寅さんはすんでのところで肩透かし。体力的に衰えている渥美清がありありと感じられるのに、やっぱり魅力を発揮してくれる。
みんな揃ったところでとらやへと帰る。リリーも一緒だ。リリーの寝床を心配する面々。正式の夫婦じゃないんだから別々に・・・一緒に寝てもいいのにとリリーが言うのに寅さんは拒否。やっぱりいつもの寅さんだ。そして奄美へ二人で帰るタクシーの中。寅さんの肩にもたれかかるリリーのなんと愛しい仕草かな・・・
最後は結婚・・・なんて期待もすれど、やっぱりリリーの元を去る寅さん。観客の心の中に残るのはいつも旅する寅さん。最終話だけあって、なぜか涙がこぼれてしまう。
見どころは最初と最後に登場するボランティア寅さん。
「男と女の間ってのは、どっかみっともないもんだ」byリリー
「男は引き際が肝心」by寅
カッコイイと滑稽は紙一重。女にとっては無様でも自分の気持ちを伝えてくれるのが嬉しいものだと、耳の痛い話。男たちは常に反省。プロポーズするのかと思っても絶対にしない寅さんの一方で、満男は「愛してる」と叫ぶ潔さ。
もう一つの名言は「散々待たせてワンメータかよ!」。鹿児島まで行ったら料金はいくらになるんだろう?とドキドキしてしまった。byタクシー運転手
最期の時まで寅次郎
シリーズ48作目。 翌1996年に渥美清が死去した事により、事実上本作がシリーズ最終作となった。 本作は色々語りたい事が多いが、まずは主なあらすじから。 満男の下に、泉が結婚するとの報せが。ショックを受けた満男は泉の結婚式に突如乱入し、式をメチャメチャにしてしまう。 そのまま当てもない旅に出た満男は、奄美大島の小さな島行きの船に乗っていた。そこで、ある女性と知り合う。 実はその女性は、満男も幼い頃に会っている、あのリリー! リリーが今住んでいる家に招かれると、何とそこに、寅さんが! そして、満男を追って、泉もやって来て…。 リリーと泉。寅さんにとっても満男にとっても、我々ファンにとっても、これ以上ないくらいのWマドンナ。 特に、ずっと焦れったい関係だった満男と泉の恋の行方が、やっとやっと! 突然の形でシリーズに幕が下りたが、満男と泉の恋の成就、最後に寅さんもリリーと再び廻り合い、まるで映画の神様が微笑んでくれたような、有終の美となった。 何と言っても本作は、渥美清の遺作。 前作でもドクター・ストップを受けたが、本作出演前はさらに深刻。医師からは「映画に出たら死にますよ!」とまで。 が、役者・渥美清は出演した。 その撮影中… 『男はつらいよ』のロケ現場にはファンが押し寄せ、「寅さ~ん!」と声を掛けると、渥美清はいつもならにっこり笑顔でファンサービスに応えていたらしいが、 本作撮影中は一切ファンサービスどころか笑顔や手も振ったりせず、終始うつむき座ったままで、当時の週刊誌などにあれこれ書かれたという。 それくらい、もう体力が無かったのだ。 何を言われてもいい。余力は全て、演技に。 本作での渥美清は、辛く、苦しそうなのが見てても伝わってくる。 頬や首回りなど痩せこけ、声などかすれ声。 動く事もままならず、ほとんどが座ったままの演技。(動いたり歩いたりの演技は、一部過去映像からの合成) 命を削ってまで、最期の時まで寅さんとして。 決してその姿に心痛するばかりではない。 「無様だねぇ…」とボヤキつつ満男の恋を見守り、リリーとのラストシーンでは、「男が女を見送るって事は、その女の家の玄関の前まで送るって事だ」と、これぞ寅さんらしい名台詞。 役者人生の全てを捧げた“車寅次郎”という一心同体のハマり役を演じきり、それをずっと笑わせ泣かせ魅せてくれた事に対して、言葉では言い尽くせないくらいの、心からの感謝と敬愛をーーー。 公開された1995年の1月には阪神淡路大震災が発生。 冒頭で寅さんは被災地でボランティアをする。 本作を見ると、いつも思う。もしシリーズが今も続いていたら、東日本大震災などの被災地にもきっと訪れ、笑顔と人情と温かさを届けてくれただろう、と。 エンディングで再び被災地を訪れ、被災者たちを労う。 「皆様、本当にご苦労様でした」 これが、寅さん/渥美清の最期の台詞となった。 そこに、お馴染みのエンディングの曲が掛かる。 本作のエンディング・シーンを見ると、私はいつも堪らなく目頭が熱くなる。 だって、これで遂に終わり。もう寅さんには会えない…。 …しかし! もう二度と会えないと思っていた寅さんに、「お帰り!」と言う時がいよいよ近付いてきた! シリーズ50周年、通算50作目。 24年ぶりの新作。 『男はつらいよ お帰り寅さん』 公開まで後1ヶ月! 後もう少し! 今年一年かけて、念願だったシリーズ全作レビューも遂に達成! (旧シリーズは本作で締めにしたいので、“49作目”の『ハイビスカスの花 特別編』は申し訳ありませんが、割愛。ひょっこり書くかもしれませんが…) 週に一本のペースで見て、毎週のお楽しみとなり、やっぱり何度見ても、いいなぁ…。面白かったなぁ…。良かったなぁ…。 後は心置きなく、寅さんと再会するのを待つのみ!
さびしい
寅さんにこれで会えないと思うと寂しい。お疲れさまでした。
阪神大震災の映像に登場する寅さんが面白い。
4回目の登場のリリーがすごい魅力的。出るたびに良くなる感じがする。セリフ回しのリズムが気持ちいい。
さくらが話しているのに、ずっと奥の人物にピントが合ったままだったり、ちょっと気になるところがあった。
ゴクミの顔が黒い。結婚すると満男に報告に行くのに、満男は変に自分を守るために狼狽えてその場を取り繕うだけだったにもかか割らず、いざ結婚式になると満男が現れて、結婚式をつぶしておきながら逃げっぱなし。泉ちゃんが報告に行ったときに「そんな結婚やめろ、僕と結婚しろ」と言えば大事にならなかった。満男はいつもギリギリかギリギリ以上にならないと行動しない。最終的にもゴクミが奄美大島を訪ねてやっと告白してくれた。泉ちゃんもよく、自分から全く行動しない満男なんかに好意を寄せているものだ。泉ちゃんからの目線に立つと、本当に満男にイライラする。物凄い美人が好いてやってんのに、どうしてお前はそうなんだ、と思う。
最終作。我が街にてエンディング、涙しかない。 寅さん、出演場面が少...
最終作。我が街にてエンディング、涙しかない。 寅さん、出演場面が少ない。辛かったんでしょうね。 満男が代わりを務めます。シャキッとしろ!(笑) ゴクミほか、オールキャストで盛り上げます。真打ちはリリーこと浅丘ルリ子。今作での結婚というプランもあったようですが、私は本作の通りで良かったのかなと感じています。 個人的にはやはりさくらが大好きでした。理想の妹であり、嫁でもありました。倍賞さん、素敵でした。 長年にわたって国民を楽しませてくれた本シリーズ、寅さんほんとにありがとう。 19.09.15 2回目追記 今回、終盤作品(「ゴクミはつらいよ」と私的に呼んでます 笑)を一連の流れで見てこの最終作の良さを改めて感じた。 女性には認めてもらえぬ寅さんの美学。そこを乗り越えたかに見える満男。寅さん自身も乗り越えたのか…と見せかけ、やはり寅さんだった(笑) にしてもどうして満男は泉と結婚してない?新作に俄然興味が湧いてきた。
48作をありがとう
満男と泉ちゃんを見ていてふと思い出した 30作目の三郎青年と蛍子を覚えていますか そう沢田研二と田中裕子です 田中裕子さんが好きでね〜 あの観覧車の中で螢子さんが言う言葉が忘れられない 蛍子さん「私を…好きなの?」 「口で言って…」 この時の裕子さんの絞り出すようなせつない言い方の真の意味を知るまでにかなりの人生経験が必要でした そしてまた今回泉ちゃんに(後藤久美子)こんな事を言わせる満男も情けない 泉「何であんな事したの!? 黙ってないで何とか言ってよ! どうしてなの? なぜなの? なぜ!?」 満男「それはね…」 泉「なあに?」 満男「あのね…」 泉「うん」 満男「あの……」 泉「言って!、訳を言って!」 満男「……」 満男「愛してるからだよ!!」 ここまで詰め寄られてしか言えない満男、情けないよ と寅さんも言ってだけど わかるよ、本当のことを言う時のあの怖さ 出来ればその場所から逃げ出したい気持ち 人を好きになるってこんなにも苦しくて胃が痛くて身体が今にもよじれてどうにかなりそうな気持ち 「好き」の一言がもっと軽く言えていたら、きっとあの時… また思い出しちまった 寅さんは今まで何度も何度もこんな経験をしてきたんだな〜って もう手放しで寅さんを笑って見れなくなっている自分は成長したのか不幸になったのかよく分からない 昔も今も女の人が一枚も二枚も上手なのだな〜〜 寅次郎様 ほんとにほんとにありがとうございます また迷ったり悩んだり寂しくなったら会いにきますね でわでわ
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