大阪の章二クン

劇場公開日:

解説

去年の夏に恋した男性を求めて旅に出たヒロインが真実の愛を見つけていく姿を描くドラマ。朝日新聞北海道支社″女性の小説″(現・らいらっく文学賞)に入選した斉藤ひとみの同名小説を原作に、「風の子どものように」の瀬藤祝が監督。脚本は瀬藤と園田英樹の共同、撮影は「風の子どものように」の須藤昭が担当。スーパー16ミリ。

1994年製作/90分/日本
配給:アスキー
劇場公開日:1994年2月19日

ストーリー

北海道に住む25才の元OLひとみは、去年の夏沖で出会い、恋した男のことが忘れられず、母親や友人のヤスコの反対を振り切って沖縄行きを決める。だが空港で彼女はふと占い師の言葉を思い出し、沖縄でバイト中に知り合った大阪に住む章二に連絡を入れ、まず大阪へ向かう。ひとみを歓迎する章二は、バイトを休んで彼女を大阪、京都、神戸に案内する。章二とともにあちこちを回り、彼の実家に泊めてもらううち、ひとみは徐々に章二に愛され、自分もまた彼のことを愛していることに気づいていった。観光に熱中する余り沖縄行きの船に乗りそこねたひとみと章二はその思いを遂に確信し、彼女は再会を約束していったん北海道に戻っていく。章二が彼女を見送っていった後、事故に遭ったことなど知らずに……。

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