「落ちこぼれ軍団の青春群像劇」王立宇宙軍 オネアミスの翼 だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
落ちこぼれ軍団の青春群像劇
クリックして本文を読む
地球と似たような環境の星にある架空の国「オネアミス王国」。
その王国には【王立宇宙軍】という落ちこぼれ集団がありました。
その隊員の一人であるシロツグは、ある日、街中で神の教えを説く少女リイクニと出会います。この出会いによって、シロツグの中で変化が起こり、それが周りの人々に広がっていき・・・最後には国家をも巻き込んだ大事件へと発展していきます。
物語の舞台は架空の世界ではあるんですが、凄くリアリティがあって設定が本当に細かいです。
そして、描かれる物語はシロツグをはじめとする王立宇宙軍のメンバー達の青春群像劇。
シロツグとリイクニの関係は、最後まですれ違ったままで結末を迎えます。でも、シロツグは人類で初めて宇宙に行くことで、何か大切な物を見つけたんだと思います。
クライマックスのロケット打ち上げの場面以降の展開と映像は本当に素晴らしいです。
ただのアニメの枠に収まらない、名作だと思います。
コメントする