オネアミスの翼 王立宇宙軍のレビュー・感想・評価

オネアミスの翼 王立宇宙軍

劇場公開日 1987年3月14日
11件を表示 映画レビューを書く

思想の押し付け

バブル絶頂期に作られた本作
贅沢に作画と時間が使われており、色々考えさせられます。
作画は素晴らしく、圧巻です。
しかし、ストーリーと脚本は絶望的です。
ぼくのわたしの考えた、少し不思議な世界観を作画で表現するために作られたストーリー
かっこいい台詞をどうにか言わせようとする脚本
結局、この頃のアニメはモラトリアムとルサンチマンの思想から生まれた俗物に見える

セル画の美しさを見るだけならおススメです。

T O
T Oさん / 2018年6月6日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

良いものは良い

ここのところ
何で映画みるんだろ?
というくらい何だかシラケてしまっていて
そこに映画があるからさ、などとなーんか登山家のわかったようなわかんないようなセリフを当てはめてもなーんか乗れない。

こういうことは波があるから、いずれまた
ウヒョー♪みてえ映画ばかりで困ってしまうぜえ♪
という時期がくるかもしれないが

それでウヒョー♪映画サイコー!な時期にみた映画のひとつがこれだった。
無邪気にワクワクと劇場に行ってたわけです。無邪気言うても高校生だったけどもうわたくしは

今も劇場オリジナルアニメ映画では私のなかではかなり上位に食い込んでくるんですが、この映画はほんと評価の触れ幅が大きいみたい

酷評する人のなかにはイライラするほどつまらない、なんて言うのをきいたけど…そんなにダメかなあ。

森本レオの声についても、素晴らしいと思いますけどあと音楽ね。むかしは坂本龍一が全部書いたと勘違いしてたけど、でも良いね。
異世界という設定だが、例えば戦争というものについて
そのなかで生きてやりたいことをやりとげることについて
宗教に救いを求めることについて
結構深いと思いますが

というか理屈じゃないんだよな。シロツグたち宇宙軍の連中のやりとりも面白い
シロツグとリイクニがその後どうなったのか、それはご想像におまかせしますというところでしょうか、ラストの雪が降り始める場面でなぜか感動する。

むかしは映画館の音響が悪くて、日本映画はなにいってんだかよくききとれなかった。それでも二回続けてみた気がする。

守銭奴
守銭奴さん / 2018年2月13日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 楽しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD、映画館
  • コメントする
  • 共感した! (共感した人 0 件)

何年もの間。

この映画が何年もの間、愛され続けるのは世界観やキャラクター・ストーリー。小物類に至るまで、画面の端々から滲み出ているフレッシュさとこだわりのおかげだと思います。

メッセージからヒロインから何から何まで魅力的な映画です。

ねじまき鳥
ねじまき鳥さん / 2017年9月7日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

ガイナックス最高傑作

ガイナックス作品をすべて見ているわけでもないので悪しからず。それでも、最高と言い切れるのは、才能、活力、潜在能力、すべてを詰め込んだ作品だからだ。

山賀博之、岡田斗司夫、庵野秀明、赤井孝美、樋口真嗣、貞本義行ら、当時20代半ばだった彼らが、時代に一石を投じた作品。
作り込まれた世界観と狂気とも言えるラストシーン。

ストーリーとしては、静かに迎えるクライマックス、作画は手書きアニメーションの最高峰としてえげつないレベルに達している。破片1つひとつに演技させる庵野秀明のすごさ。

彼らの生き方と後の分裂を考えると、奇跡的な結集が生んだ稀有な作品といえるのではないか。そういった面も含めて、最大限の評価をしたい。

ちゃーはん
ちゃーはんさん / 2017年9月4日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

87年当時にこれが作られたというのはすごい

すごい作品で、作画や演出、構成、世界観に圧倒されます。
しかし、ストーリーが地味、キャラクターが弱いのとヒロインがあんまり可愛くないということもあり、面白いかといえば微妙でした。
深読みすれば宇宙軍という鼻つまみ者たちを山賀監督あるいはガイナックスの製作スタッフになぞらえ、そいつらがロケットを飛ばすという意欲的で野心的な物語にも見えて、以降のナディア・トップをねらえ・エヴァンゲリオンになっていったと考えると違った見え方ができて面白いと思いました。

まさくん
まさくんさん / 2017年6月2日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい 興奮
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

大いなる自虐

宇宙軍という世間から軽んじて見られる集団はアニメ業界のことであり、自分たちのことを期待していない社会でいかにアイデンティティーを証明するかの葛藤を描いているのでしょう。

作り方も細部に至るまで見事です。
BSアニメ夜話で知りましたが、登場している食器などの小物のデザインも、現実の身の回りのものは全て違う人がデザインしたものなんだから、アニメだからって統一感を出す必要がないから敢えてバラバラのデザインにしたんだとか。

とても20代前半の若者たちが作ったとは思えない出来です。

ジンクス
ジンクスさん / 2017年1月17日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

80年代アニメの到達点

表題通りの作品であり、日本のアニメ界が生んだ最高傑作の一つ。あのAKIRA の1年前の作品でありながら、作画レベル、ストーリ、演出、どれをとっても世代が一つ違う完成度を誇っている。王立宇宙軍以前と以降で分類できるほどのエポックメーキング的な作品なので、アニメ好きにはお勧めです。

カツカツ
カツカツさん / 2016年8月14日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

抑揚のない物語、達成感もカタルシスもない

2015/10/04、DVDで鑑賞。
この作品については全然知りませんでした。なぜ知ったかというと岡田斗司夫がレコーディングセックスを流出させ、話題になった時に彼について調べたから。そして堀江貴文と制作しようとしているアニメがこれの続編だというので、調べてみると評価が高い。なら観てみるかなと。
当方、アニメの技術には疎く、映像の凄さにおいても今基準でしか見れないのであしからず。

まず、主人公に魅力がない。終始ヌボーっとした感じで、なぜあの少女に惹かれてあそこまでやる気になったのかいまいち伝わってこない。変に宗教にはまってて可愛いとも言えず、心の綺麗さに触れたようなシーンもなかった。ロケット打ち上げ成功でもヌボーっとしててお祈りなんか始めるので、達成感やカタルシスをまるで感じず、感動も何もない。森本レオの声がどうも不自然。合っていないと思う。この声の影響もだいぶ大きいように思う。
宗教と科学技術の発展の対比や国家の陰謀に振り回される下々の人たちといったことをメッセージとして伝えたかったのかもしれないけど、それをするのに異次元の世界を舞台にする必要があったのかな?
これの続編の話、参加者に1万円払わせた声優オーディション以来、続報聞かないけど作る気あるのかね?興味ないけど。作らないならオーディション受けた人はムカつくわな。

月野沙漠
月野沙漠さん / 2015年10月4日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  寝られる
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

おそらく山賀の最高傑作。

話は若者がロケットを飛ばすというだけのストーリー。
直線的な話だが、この時代にあってはありえない位のクオリティで作られたと言っていいと思う。
庵野のやったロケットが飛ぶシーンに700枚だか使ったというのも素晴らしいクオリティだ。
そして今思えば、これはガイナックスの誕生劇なのだと感じる。
アニメを描くという事のめんどくささ、難しさ、そしてそれが完成するというその一部始終をロケットを飛ばすという形でメタ的に描いた。
途中で出てくるグノーム博士という人物は、宮崎駿だという話があるが、実際のところはよくわからない。
将軍は宮崎駿に見えないこともない。
色々考えると面白い作品だと思う。

最初に何も知らずビデオを買った。
私のアニメーションの入口と言っても過言ではない作品。

1988年ごろだろうか。

lotis1040
lotis1040さん / 2013年11月25日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 笑える 興奮
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

主人公の魅力と物語の素晴らしさと映像の良さ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

総合:95点
ストーリー: 90
キャスト: 95
演出: 90
ビジュアル: 95
音楽: 80

 けっこうネタバレしているので、まだ映画を見ていない人は注意してください。

 本来宇宙飛行士といえば、頭脳・体力・精神力の全てが高次元で要求されるエリート中のエリート、のはず。ところがこの世界で王立宇宙軍といえば、水軍に入れない二流どころが生活のために仕方なく選ぶ職業。一般市民からは「宇宙軍?宇宙人でも攻めてくるのかしら?」と嘲笑の対象でしかなく、制服を着て自分の所属を知られるのも恥ずかしいほどの組織でしかない。
 だからそこに集まった隊員が、首脳部以外はどいつもこいつも見事なまでに無気力でその日暮らしで自堕落な人間たち。不平を言いながら仕事をサボり、仕事が終われば町で賭博を楽しんで飲んで騒ぐだけ。有人宇宙船を打ち上げると聞いても、最初から墜落して失敗する以外の結果を想定すらしていなくて、「目障りにならないところまでは飛んでいってくれないだろうな」などという、その組織の状態を端的に表す素晴らしい名科白が登場する。彼らは既に仲間を前回の打ち上げの事故で失い、すっかり目標を見失っている。よくもこれだけ駄目組織に駄目人間だけを選んで揃えられたなというのがなんとも可笑しい。
 主人公シロツグもそのような隊員の一人でしかなかった。だが偶然知り合った疑うことを知らない女の前で、何か一生懸命やっている男を演じて格好付けたいというだけというくだらないきっかけで物語は動きはじめる。だがこんなにくだらない理由でも、きっかけはどうあれ取り組むのはとてつもなく大きな目標。だからそれにむかって本気で動き出す。そして宇宙に行く以上はやはり高い能力が必要とされ、駄目人間なりにだんだんとみんなと一緒に本気になっていく姿が実に頼もしい。彼はもう落ちこぼれの無気力な隊員ではない。

 表面上は相変わらずの普段の生活や女相手の宇宙軍の隊員としての話がある一方で、裏では政治的な事情や国際的な陰謀が動いている。それがそれまでシロツグをはじめとする個人レベルの話でしかなった物語に大きな影響を与えていく。やはり宇宙船の打ち上げというのは、巨大な費用やたくさんの思惑の絡んだ国家計画なのだ。それが個人レベルの話を邪魔することなく、本筋に見事に絡んでいく脚本も見事。
 数々の困難を乗り越え、遂に発射の日が迫る。しかし陰謀による情報操作のため隣国が侵攻してきて発射台の近くで空中戦が始まって、宇宙船発射には危険極まりない状況の中で、「命を懸けてまでやるほどのことではない」と諦めの雰囲気が漂う。だが「これは教科書に載るくらいすごいことなんだ、俺は飛ぶんだ、飛ぶんだ」と叫び続けるシロツグの、命を懸けて大きなことを成し遂げようとする意気込みが全ての宇宙軍の関係者にも視聴者にも重く響いてくる。いったいどうなるのか。宇宙船は打ち上げられるのか、失敗するのか、それとも敵国に撃ち落されるのか。思わず手に汗握る緊迫の瞬間である。
 そして地球を離れて、国家の思惑・自分の生活や見栄などの全てのしがらみから解放され、人類として初めて宇宙から地球の姿を見て宇宙の神秘に触れた彼の、それまで用意していた取るに足らない原稿など思い出すことすらなく、心の底から自然に出てきた言葉がしんみりと染みた。また最後の、子供の泣き声、鍛冶屋の鉄を打つ音、そのような一見関係のない色々な事柄が流れる場面は、人類の歴史と営みを象徴し、新たな世界が切り開かれたことを示唆しているように思えた。

 登場人物もいい。一人で有人宇宙船に情熱を燃やして組織で浮いている将軍、シロツグと接点を持つものの、元々違う価値観の世界に生きる女性リイクニ、シロツグのやる気の無い同僚たちがみんないい味だしている。そしてもちろん、屈折しているけれども、紆余曲折を経て徐々に変わっていく主人公シロツグが非常に魅力的。彼の声を担当する森本レオの喋りが本当にはまり役で素晴らしく、彼の存在感を一層高めている。
 必見なものの一つは映像の良さ。風景など一つ一つの映像がかなり絵画的に綺麗に描かれている。また美しさだけでなく動画の動きも素晴らしい。特に飛行機の動画映像には相当にこだわっていて、かなり事前調査をしているのが見て取れる。重力の訓練のために海軍の飛行機に乗り、初めて大空を体験して雲の切れ間から青空が覗く爽快感。空中戦でGの影響を受けて曲線を描きながら飛んでいく銃弾や戦闘機。打ち落とされて慣性エネルギーのために水面に接触して吹き飛んでばらばらになっていく描写。相当に質感と現実感が高くて、従来のアニメとは一線を画す。

Cape God
Cape Godさん / 2013年3月17日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  興奮 難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする
  • 共感した! (共感した人 2 件)

落ちこぼれ軍団の青春群像劇 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

地球と似たような環境の星にある架空の国「オネアミス王国」。
その王国には【王立宇宙軍】という落ちこぼれ集団がありました。
その隊員の一人であるシロツグは、ある日、街中で神の教えを説く少女リイクニと出会います。この出会いによって、シロツグの中で変化が起こり、それが周りの人々に広がっていき・・・最後には国家をも巻き込んだ大事件へと発展していきます。

物語の舞台は架空の世界ではあるんですが、凄くリアリティがあって設定が本当に細かいです。
そして、描かれる物語はシロツグをはじめとする王立宇宙軍のメンバー達の青春群像劇。
シロツグとリイクニの関係は、最後まですれ違ったままで結末を迎えます。でも、シロツグは人類で初めて宇宙に行くことで、何か大切な物を見つけたんだと思います。

クライマックスのロケット打ち上げの場面以降の展開と映像は本当に素晴らしいです。

ただのアニメの枠に収まらない、名作だと思います。

だいすけ
だいすけさん / 2009年2月19日 / から投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

11件を表示

映画レビューを書く
このページの先頭へ

最近チェックした履歴

映画の検索履歴

他の映画を探す

映画館の検索履歴

他の映画館を探す

特別企画

Jobnavi